るさいアイツと、素直になれない俺。先にルールを破ったのは…どっち!?

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表題作その恋、校則違反!

東海林秀治,普通科進学コースの高校2年,風紀委員長
櫻井大地,農業科のバカでやんちゃな高校1年生

その他の収録作品

  • 番外編(描き下ろし)
  • あとがき

あらすじ

普通科と農業科が対立している青葉学園。中でも農業科の生意気でやんちゃな櫻井と、普通科のお堅い風紀委員・東海林は犬猿の仲。ある日、東海林は櫻井が牛の出産を手伝っている場面を目撃する。普段ルール違反上等な彼の真剣な姿に驚いた東海林は以来、櫻井を意識し始める。一方、櫻井も何かと絡んでくる東海林のことが気になりだして…!? 28Pの大量描き下ろしも収録!

作品情報

作品名
その恋、校則違反!
著者
宮本リンダ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
発売日
ISBN
9784861348198
3.6

(19)

(4)

萌々

(7)

(6)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
4
得点
67
評価数
19
平均
3.6 / 5
神率
21.1%

レビュー投稿数4

ほのぼの時々爆笑

進学校と農業科が合併した某高校。普通科と農業科は仲が悪く、普通科の風紀委員の攻めに、農業科の素行不良の受けはいつも目の敵にされていた。日々いさかいを繰り返していたふたりだったが、あることがきっかけでお互いのことが気になりはじめ…。

秀才だけど天然なところのある攻めと、素行は悪いのに曲がったことはできない受けの、スローテンポの恋愛です。絵柄やタイトルから、あっという間にくっついて身体の関係もデキちゃうかんじのマンガかと予想していたのに(失礼)、いいほうに裏切られました。
1冊まるまる同じカプの話で、いろんなエピソードを越え、じっくりと恋愛感情が育ちます。想いを自覚するのも遅ければ、関係が進展するのもゆっくりです。
自覚したら自覚したで、妙に生真面目な攻めのせいでなかなかコトも進まない。このあたりのウダウダがすごく面白く、学食でのエピソードには爆笑してしまいました。
受けが農業科だという設定も新鮮で楽しかった。でもこのカプ、実家の牧場を継ぐであろう受けと秀才の攻めで、今後どうなるのかちょっと心配。

2

二人とも可愛い!ほのぼのカップル

二人とも可愛いし微笑ましいカップルです。
宮本リンダさんの作品を読むのは2作目で、前回の方がケンカップル要素が強かったかな?
今回も最初は反発し合っていますがわりと早い段階で可愛い二人になります。
二人が恋愛感情を自覚していくのが自然に描かれているので微笑ましい気持ちで見守っていました。 男同士ゆえの葛藤はあまりないですがあまり気にならなかったです。(受けの櫻井は少し気にしてたけど攻めは意外に天然で悩んでなさそう)
受けは農業科の一年生、ちょっとヤンチャですがまじめに酪農と向き合い曲がった事がキライですごくイイ子。
攻めは進学クラスの風紀委員で成績もトップ。農業科に対してちゃんと公平な見方ができるイイ子。

受けが初めて攻めを意識した寮のお風呂シーンも好きです! 受けが真っ赤になっちゃって可愛い。 攻めも意外にガッシリした身体でメガネをはずした所もカッコよかったです。

宮本さんの絵はあまり好きではなかったのですが(少女漫画の絵に慣れているせいかな?)二人ともちゃんと男の子でカッコイイのに可愛いのが魅力的だなと思いました。

普段高校生ものを読まない方にもぜひ読んでほしいです。
この二人の今後がもっと見たかったです。

1

面白かった!

キンドルアンリミで拝読しました。
表紙がとっても可愛いです。中の絵はあっさり目、デッサン狂いもなく安定して読みやすかったです。ちょっとお顔の描き方が個人の好みからするとシンプル過ぎるかな。
ストーリーは最初、よくある優等生攻めと不良受けのテンプレっぽいやつかな?という印象だったのですが、進学校と農業高校が合併した学校という設定が上手く活かされており、生徒会長選挙を経て対立してた双方が纏まっていったりと、二人の恋愛だけではない学校生活の要素がいい具合に盛り込まれていて、全編通して楽しく読めました。面白かったです!

1

マジメな風紀委員長(攻)の天然ぶりがいい

1冊丸ごと1CPのお話で、微笑ましい高校生モノです♪

少子化で生徒数が減ったせいで、
名門進学校と農業高校が合併したという全寮制の男子校が舞台。

2年で、ザ・風紀委員長!という、
真面目でキツイ性格の進学クラスの攻め(表紙左)と、
校則破りまくりのやんちゃな農業クラスの1年生(受け・表紙右)が、
最初はギャーギャー喧嘩しながらも、
相手のちょっとした意外な一面を見て、キュンときて…惹かれあって…
というお話でした。

話の大筋はとても王道ですが、
学校がちょっと特殊で、進学クラスと農業クラスが敵対してて~とか、
(農業というより、酪農って感じですが)
受けがお世話している牛のホルスタインがいい味出していたりとか、
この本ならではの個性がしっかり見られるのが楽しいです♪

それに、攻めは秀才・受けはおバカでタイプは真逆だけれど、
ふたりとも根が素直で真っ直ぐで、そこに惹かれ合っているのが、
とても自然だったし微笑ましくてよかったな。

攻めに憧れているために受けに意地悪をする脇役の見ためが、
受けに似ていて、あれ…なんで?見分けが付きづらい…と思ったり、
途中からケンカップルぽさがなくなって少し寂しかったですが、
その分、後半特に攻めの天然ぶりが爆発していて、
プラマイ、プラスが多い感じかな☆

勉強を教えてあげると部屋に呼んで、受けが勉強している横で、
攻めは大真面目な顔でゲイビ見てエッチの勉強をしてたり、
エッチを上手くやる為の計算をしていたり、
ドライオーガズムについて体育の先生に質問しに行こうとしたり…w
(まだまだ色々あって、その度にクスッとなりました~♪)

クソ真面目だからこその天然って、すごい可愛いですね!
そこはリンダさんも拘ったところらしく、
あとがきでも、その天然ぶりが炸裂してましたよ~
サクッと読める感じの本ですが、楽しくて読めてよかったです、
萌え×2寄りです☆

5

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