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いさか十五郎先生の作るストーリーが大好きです。
この作品も、いさか節が炸裂してる。
王道なんだけど、主人公達と周りの脇役達の〜セリスのチョイスが本当に面白くて。
隅々まで、読みたくなる。
タイトルも、納得。
全てのシナリオをレンゲさんに読まれて、手のひらで転がされていた〜篁くんだけど。
レンゲさんも、いつしか篁くんに夢中になる所が萌え。
そぉーかぁ〜、篁くんは五代目に似てたんだ。レンゲさんも、そりゃ〜情がわくよね。
ミサキとレンゲは親友で、ミサキの父親(五代目)の愛人だったんだ。
五代目とレンゲさんのやり取りが読みたかったな。
年上受けのレンゲさんと、年下攻めの篁くん〜とても良かった。
これ、続編希望します〜。
もう少し、読みたい。
こんなにステキな話でしたか!?
BL読み始めの頃(遅咲きです)にいさかさんの作品を集中的に読んだ時期があって、この作品もそのときに読んだはずなのですがなぜか印象に残っていませんでした。
何しろ虫のせいで自然恐怖症なくらい虫が苦手なので流し読みをしてしまったのかも。
それともその後にたくさんのBLを読んだことでいろいろな耐性がついて、余計なことを考えずに読めたのが良かったのか。
とにかくステキでした。
18才にしてヤクザの手下。手練手管の色恋師。
この設定がすでに浮世離れしているのですが、篁(ルークを付け足したくなってしまう)の人畜無害そうなルックスで狙った獲物は全部落とすというのが逆に真実味がありました。
爽やか系草食風の仮面を被った肉食腹黒系、油断させて懐に入り込んで食う。
男女問わず怖いタイプです。
対するバーのマスター、恋夏(れんげ)、32才。
この人がもう色っぽい。色気だだ漏れ。色気の宝箱やー状態。
名前もすごいですね、恋夏と書いてレンゲ。
キラキラネームに負けないビジュアルです。
敵対する組の組長のオンナを陥して情報を得よという指令のもと、恋夏に近付く篁ですが、果たして陥されたのはどっちか、という話ですが、1冊に知りたいこと(篁の幼少期のトラウマ、恋夏の過去など)がすっきり収まっています。
ヤクザが絡んでくるとネタが溢れてしまうのか、散りばめられた小ネタの収拾がつかずに「え、中途半端にするならそのネタは捨てた方が良かったのに」と消化不良になる作品も多々ありますが、この作品ではヤクザに焦点を当てるのではなく「便宜上」ヤクザ、軸は篁と恋夏なのでちょうど良い感じにまとまっていました。
そして。
「えろすはなくてもいい」派ですが、この作品…。ふう…。
何ですかね、篁が恋夏の内股にキスしている場面があるのですが、シンプルな線なのに恋夏の肌の質感まで伝わってきて震えがきました。
えろすなシーンがとても良い。
痺れました。
ヤクザものだけどヤクザっぽくないのでヤクザはちょっと…という方にも楽しめる作品です。
虫だけは本当に無理!という方は、ところどころ薄目でページをめくってでも読んでほしい。
萌2評価ですが神よりの萌2です。
今まで読んでなかったわ、という方はぜひに読んでいただきたい。
そして恋夏の内股の質感について語り合いたい。
そんな作品でした。
物足りなさを感じつつ読了。
色っぽい感じとエロっぽい感じが好みで手にとるんだけど、毎度どーにもこーにもお話がツボにハマらない。
趣味じゃなくないけど萌えには至らない…みたいな。
でも絵が綺麗だからつい目に止まって買っちゃう。
高校生ヤクザ×30代組長のオンナという年の差カプ。
こんなおままごとみたいな生ぬるいヤクザあるかいな、という感じなのでヤクザ萌えは期待せず、ヤクザといっても所詮は高校生な篁の恋愛に初々しい感に重きを置いて読もうとするも、エッチになるとやたら場慣れしているテクニシャン感出してくるので、なんかちがーう!ってなるフラストレーション。
違うんだ…そうじゃないんだ…
描き方によってはそれがギャップ萌えにもなり得そうなのに、この篁くんの場合はキャラがブレてるように感じてしまうのが残念でした。
【電子】booklive版:修正○、カバー下なし、裏表紙なし
893ものということですが、全然肩の力を抜いて読めるものだと思います。組織の怖さとか特有のホモホモ感も薄く、ファッション893の集団みたいでした笑
攻めの篁君はとても可愛らしかったです。年上のレンゲさんを堕とすために頑張るんですが、結局は全部レンゲ、さらには周囲の人にもバレてるっていう笑 でも、若いだけあって絶倫なようでしたので、おじさん受けは大変そうでした。
個人的には死んだ5代目とレンゲの過去のせつない恋愛ももっと織り交ぜてこれば、全然内容の濃さが変わったと思います。尺が足りなかったのではないかと思いました。これが残念なポイントです。
書き下ろしで3年後のお話が少しありましたが、篁が成人してより男らしくなっていて、それがとてもかっこよかったです。 背もだいぶ大きくなって、やっとまともな攻めっぽくなっていました。笑
なんにせよ、楽しくは読めました。が、内容が少し薄かったのが残念かな!
ヤクザ組織で働く高校生の篁(攻め)は、敵対組織の組長の情婦であるバーのマスター、レンゲ(受け)を落とし、情報を得るよう命令される。ワンコでレンゲに片想いしているキャラクターを装ってレンゲに近づくが、なかなか一筋縄ではいかない。やっと落とせたと思った時、正体がバレていることが判明して…。
高校生なのにヤクザの構成員というのが引っかかりました。設定として嘘くさく思えてしまう。せめて大学生くらいならよかったな。
全体的には面白かったのですが、篁の上司である組長の正体がわかったとき、なんで篁にこういう仕事をさせていたのかやや納得いかないものを感じました。高校生の部下を危険にさらしてまで情報を取って来いって、簡単に自分で情報集められるじゃん、と思ってしまった。
でも、自分ではどんな相手でも落とせる工作員として自信を持っていた攻めの青さとか、仕事で近づいた相手に本気になってしまいそうでうろたえているのとか、年下攻めの可愛げがなかなか萌えました。