優しい鬼の封じ方

yasashii oni no fuujikata

優しい鬼の封じ方
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神3
  • 萌×211
  • 萌5
  • 中立0
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
6
得点
74
評価数
21
平均
3.6 / 5
神率
14.3%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
心交社
シリーズ
ショコラ文庫(小説・心交社)
発売日
価格
¥660(税抜)  ¥713(税込)
ISBN
9784778119140

あらすじ

高三の鬼塚真人は一学年下の真名井仁龍に興味を持たれ、一緒にお昼を食べるようになる。運動神経抜群で人気者の仁龍が地味な自分に構うのを不思議に思いつつも、彼の優しさに惹かれていったある日。仁龍が鬼を退治する鬼鎮めで、真人が鬼の血を引くことを知る。真人は鬼を憎む仁龍と距離を置くが、女子に告白される姿を見て鬼の力を暴走させてしまう。するとなぜか仁龍は真人を抱きしめキスしてきて……。

表題作優しい鬼の封じ方

真名井仁龍,高校2年生
鬼塚真人,高校3年生,18歳

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数6

キスシーンが印象的

人外が大好きで、鬼の血を引く高校生というのに惹かれました。
んー、悪くはないかと思いますが、攻めの性格があまり好みでなかったのと、受けの真人にあまり鬼の要素がなかったので“萌”止まりでした。
攻めの仁龍は部活とかやってるわりに、先輩である真人にタメ口であんた呼ばわりしたり、高圧的でいつも真人に怒鳴りちらしている印象です。あと、高2にして経験豊富そうなのも、私としては萎えてしまいました。
受けは父親の教えもあり、とても穏やかな性格ですが、ひとたび怒ってしまうとポルターガイスト現象を巻き起こしてしまいます。鬼がテーマの作品なので、真人にはもう少し鬼っぽい設定があればなぁ。

真人の両親がとても好きです。天堂さんの作った料理、私も食べたい。
息子に惜しみない愛情を注ぎ、同性でしかも鬼鎮めの恋人を連れて来られても、反対する事なかった二人に感動しました。あと晃龍さんも好き。

0

もう数冊読んでみたいな

楠田さん、初読み作家さんでした。
ずっと気にはなっていた作品でしたがなかなか手をつけられずにおりました。
カプは高校生同士ですのでエッチはひじょうに薄めとなっておりますが、キスシーンすんごい多くて補ってくれてますねえ(笑
ちなみに三人称受け視点です。

**********************
受けは両親に愛情いっぱいに育てられた、高校三年生の真人。
人付き合いも少なめで地味で穏やかな性格。

攻めの仁龍は空手部に所属する、高校二年生。
体格も良く目立つ容姿で、他学年でも有名人。
両親を就学前に亡くし、兄二人と三人暮らしです。
**********************

真人は鬼のハーフ、そして仁龍は鬼鎮めの一族です。
ロミジュリです。
真人の両親は父親が鬼で、母親が鬼鎮めの一族出身。
それゆえ家族から反対され駆け落ちし、母親が父親の鬼の力を封印し暮らしていました。
子供の頃から父親には腹が立ったら深呼吸と言われ続けたせいか、真人は滅多なことでは感情を荒げず穏やに暮らしていて、自分と両親の正体も知らず暮らしていたわけですが、仁龍の出現で真人の続き生活は一変することに…

高校三年生にしては真人はぽやぽやした感じで、『ぼく』受けです。
『ぼく』攻めが大好物なのですが、受けも良いですねー。可愛くて。
そしてカラー口絵は着衣にも関わらず色気たっぷり。
真人の表情にドキドキいたします。
極め付けに真人の両親が居酒屋を営んでいるからか、とにもかくにも美味しそうな料理てんこ盛りなんですよ!
夜に読むのはお勧めできません!
何か食べたくなりますよー(苦笑

最後に、読んでいて気になったのは時々挟まれる真人のモノローグが( )になっている点。
視点主は受けなので三人称とはいえ、別に使用しなくても良い気もしますが…
わたしは実はこれが苦手で、それが気になってまったく買わなくなってしまった作家さんもおりました。
ただ今でも思うのは、あそこで買うのをやめないで、もう数冊試して見ても良かったのかなあということです。
楠田さんがそういうスタイルでずっと書かれているのかは不明ですが、今度はもう数冊読んで見たいです。

1

全体的に薄味

受けが鬼っていいなぁと思って買いました。しかし、いまいち入り込めないまま読了。
鬼設定は、主人公(受け)が自分は鬼だと知り、攻めとはロミジュリ関係だとわかってショックを受けるというところがピーク。
その後は特に鬼設定に関する描写はなくて残念でした。

また受けの人間性も好きになれなかった。
自分が鬼だった、って結構ショッキングなことだと思うのに、自分のアイデンティティが揺らぐ不安や恐怖、葛藤よりも、鬼鎮めである攻めとは関わってはいけないことの方ばかり描かれるので、なんだか恋愛脳だなぁ、と。

攻めも、お弁当を一緒に食べる→受けが一人でしている文化祭の準備を手伝う→強引にキスしてくる→両家に反対されると俺を選べと迫る……と、すごい少女漫画のテンプレ的行動だなーと。
また、小さい時だったから親の記憶はないとはいえ、鬼に殺された親のことを「鬼たちに恨まれて殺されたらなんの意味もない」と言い切るのはどうかと思う。
そもそも最初は「鬼討つべし」ってスタンスだったわけで、それをあっさり手のひらを返す感じが好きになれませんでした。

2

高校生同士のキスシーン連発に萌えた

両親から、人を妬んではいけない、感情を荒げてはいけないと言い聞かされて育った真人(受け)。ある朝脇見運転の車に轢かれそうになり、思わずカッとなったところ、その車が直後に事故に遭う。その場に居合わせた一学年年下の仁龍(攻め)は、その事故が真人の力のせいであると疑い、行動を共にするようになって…。


鬼の血を引く受けと、鬼の力を鎮める家系に生まれた攻めの話です。どちらも高校生で年下攻めです。
鬼は祓わねばならないもの、と教えられて育った攻め。でも受けは、おっとりと優しい、両親から愛されて育ったぽややんな子で、鬼だと疑いを持って近づいたのに一緒にいると攻めは和んでしまう。ついにはやっぱり鬼じゃなかったんだ、という結論に至っちゃう。
一方受けは自分が鬼の血を引くなんて知らずに育ったので、そんな疑いを持たれているなんて気付かず、なんでこの下級生は自分にかまうんだろう、と疑問符飛ばしてます。
鬼と、それを狩る者なのにもかかわらず、和やかにお弁当食べたり仲良くしている2人が微笑ましかったです。

そして、せっかく穏やかだったのに、受けが鬼として覚醒してしまい、次のパートへ。
いが続きみ合ったりするのかと思いきや、もはや受けのことを悪いものとは思えなくなってた攻めは、鬼の力を鎮めるために頻繁にキスするようになります。キスやハグで鬼の力を鎮めることができるそうです。えっそれでいいんだ、とびっくりです。
でもこのあたりの、キスしまくりのパートがひたすら萌えました。なんだかんだ言いながら、お弁当食べるのも忘れてチュッチュしてるのがすごく可愛い。えー何これ、めっちゃ萌えるんですけど、と思いつつ読みました。

その後はお互いの家族や鬼の力の暴走やら絡んできて、アクション展開に。気持ちもすれ違ったりして、受けが悩んでぐるぐるしちゃったり、攻めがもやもやしちゃったり、ちょっと切ないかんじでした。くっつくまではヤキモキしました。

鬼の力を鎮める設定とか、ややご都合展開な感はありましたが、全体的に楽しんで読めました。
中でもチュッチュチュッチュしてるとこが群を抜いて良かった。エッチよりキスシーンのほうが萌えたかも。(エッチシーンはとにかくあっという間だった…)
ちょっと続編が読みたくなる作品でした。

3

鬼と鬼鎮めの優しい恋物語

あらすじ:
内気な高校3年生・真人(受け)は、ある日交通事故を目撃。その場に居合わせた1学年下の後輩・仁龍(攻め)に話しかけられ、それ以来彼と一緒にお昼を食べるように。
実は鬼を退治する鬼鎮めの家計に生まれた仁龍は、真人が鬼の血を引くことを見破り……

真人は地味で平凡な高校生ですが、実は鬼の子。
鬼である父親は、母親に鬼の力を封じられ人間として生きてきたため、真人も18年間自身の出自を知らず生きてきました。
しかし仁龍のことを好きになり、彼が女子に告白される姿を見て鬼の力を暴走させてしまう。
仁龍のため身を引こうとする姿勢が健気といえば健気ですが、仁龍の気持ちも聞かず何度も彼を拒絶するあたり、どちらかと言えば臆病でヘタレな印象です。

仁龍は、真人が鬼と知りつつも彼を愛し守ろうとする非常に硬派かつ男前な人物。
真人に拒絶され傷ついたような顔をしたり、それでも身を呈して彼を庇ったりと何かと不憫なので、ついつい応援したくなってしまいます。

作家さんもあとがきで書かれていますが、二人のラブ展開に鬼設定云々はあまり生かされていない気も?
自分に自身がない真人は、鬼続きでなくとも仁龍に引け目を感じ彼と距離をおきそうだし、
仁龍も、いったん真人を好きになれば辛抱強く彼にアプローチし続けそうなので。

地味で平凡な受けが、男前で包容力のある攻めに愛されて、攻めの兄に付き合いを反対されるも最後はラブラブに…という展開自体は非常にオーソドックスで、ちょっと少女漫画を連想させました。

切なくも温かな作風は悪くはないですが、もっと鬼設定を生かした展開も見てみたかった気がします。

6

思ったよりあっさりでした

深刻になりそうな題材の割に、意外とさっくりと重くなく読めます。
強いて言えばもっと鬼の設定を活かして謎めいた仕掛けがあったり、シリアスになっても良かったかなーと思います。
どストレートな印象でした。
2人が最初は鬼の力を抑えるため、という理由でキスしたりしてる様子はドキドキして萌えました。
ただ、2人の結びつきがイマイチ弱い気がして、あっさりとした感じも否めません。
いろいろ妄想してしまいそうな表紙が素敵でした。

0

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