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表題作少年と薬売り

キサラギ
金髪に片目だけ紅い瞳の旅の薬売り
アマネ
肌に触れると心の声を聞く事ができる少年

その他の収録作品

  • 薬種問屋は恋敵?(描きおろし)
  • あとがき
  • カバー下:初期キャララフ・キャラ説明

あらすじ

肌に触れると心の声を聞く事ができる力のせいで、
幼い頃に村を追われた少年・アマネ。
ある日、怪我をしたアマネは、
紅い瞳の薬売り・キサラギに助けられる。
親代わりの山犬リクと暮らしてきたアマネにとって、
それは久しぶりに触れる人の温もりだった。
そして、生まれて初めて人の心を知りたいと思ってしまい――?

新鋭・吉田実加のデビューコミックス!

作品情報

作品名
少年と薬売り
著者
吉田実加 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
レーベル
フルールコミックス
発売日
ISBN
9784040680538
3.7

(88)

(22)

萌々

(32)

(26)

中立

(6)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
11
得点
322
評価数
88
平均
3.7 / 5
神率
25%

レビュー投稿数11

装丁が素敵


表紙めくったところのイラストと色使いが可愛いです。
めっちゃ素敵です。

キサラギが薬売りなのに薬売りっぽいことあまりしてなくて残念な感じがします。
(勝手に某アニメみたいなの想像してて病気で苦しんでる村人たちに薬売ったりしてるのかなとか思ってました)

アマネを嫌ってる村の人たちも、勝手過ぎます。

幼い頃のキサラギが可愛い。
出来ればその頃のキサラギの話がもうちょいあっても良かったと思います。

あと、二人にそんなに好きになる要素なかった気がします。
似たような境遇で可哀想に思えたんだろうか。

リクは可愛くて好きです。

0

アマネの着物と山の家の生活

少し昔の日本を舞台にした、和風コスチューム物。
心が読めちゃうという不思議な力のせいで村を追われたアマネと母だったが、病で母はとうに亡くなり、アマネは山犬のリクに助けられつつ成長していった。
そんなある日、アマネは山で金髪赤目のキサラギと出会い…。

絵もきれいだし、お話の大枠はなかなかいいと思う。
ただ、一人で成長しているはずのアマネの姿がきれいに整いすぎていて、読んでいても、その辺がどうしても気になって、気になって、、、
ファンタジーでも譲れないリアリティって言ったらいいのかな、その辺が納得できたらもっとプラス評価できるのに、残念。

1

今後に期待

絵はとても綺麗です。アマネもとても可愛いらしいのですが、ストーリーがちょっと薄めかな、と。
能力ゆえに迫害を受け続けた悲しい過去を持つ二人が惹かれ合うのは、素敵ですがありがちな展開かな?
アマネも可愛いけど、私的にわんちゃんが可愛かった☆

1

はぐれ者たちの恋

人に触れるとその人の心が読める能力を持つアマネ(受け)。その力を忌避されて村を追い出され、山奥で1人暮らしていたが、そこに旅の途中の薬売り・キサラギ(攻め)が現れる。
しばらく滞在することになったキサラギだが、誰もが怖がるアマネの力を知っても態度が変わらない。キサラギにもまた、瞳の色が違うことで迫害されてきた過去があった。やがて惹かれ合うふたりだったが、アマネが村人たちに生贄として連れ去られ…。


鬼と呼ばれ迫害されてきた薬売りと、人の心が読めることで虐げられてきた少年の話です。
時代物で新鮮なのですが、ストーリー自体はあまり目新しいかんじではなかったです。でも受けが健気だし、攻めが現れるまでは受けの唯一の友人だった山犬のリクか可愛くて、楽しく読めました。

作者さんのデビュー作だそうです。
絵は上手いのですが、表情のある絵はそうでもなかったです。ただスチルがすごく美しくて、今後に超期待。
現代物のイラストも描けるのならぜひBL小説の挿絵などもされてほしいなと思います。

1

アマネとキサラギ

特殊な能力ゆえにひっそりと生きる少年・アマネの孤独な日々が、変わった風貌を持つ薬売り・キサラギに出会ったことから少しずつ変化していくお話です。舞台は江戸時代のようにも見えますが、髪型や言葉など、少しファンタジーっぽい雰囲気があります。

丁寧に描かれた優しい物語でした。美しい表紙の中に漂うシズル感から秘められた濃厚なエロティシズムが描かれているのかと思ったのですが、そんなことはなく、BL初心者の方も読みやすい可愛らしい作品になっています。アマネに寄り添う動物たちに癒やされました。

2

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