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チ●ポついてるよ……見る? 気持ちいいのに男も女も関係ないよね
ロン毛のハーフアップが好きです。
トップノットも捨てがたい。
海外のイケメンモデルが無造作にまとめた髪って、何であんなに萌えるのか…。
というわけでこの作品。
主人公・ロミオ店長がツーブロックのポニーテールスタイルです。
惜しいー!襟足ー!!伸ばしてー!!
と思ってたら、後半に出てくる若かりし頃の店長はハーフアップでした。
なぜ刈り上げた…。なぜ…。
わたしの好みの通りのビジュアルで描いていただけるわけもなく、ツーブロ店長と天使の出会いを見守ることにしました。
大槻さんの描く受けは総じて天使ビジュアルですが、浅彦もしっかり天使でした。
友人のお願いでゲイバーにやってきたロミオ店長が出会ったのは、同じく友人の付き添いで来たという浅彦。
浅彦の家で飲み直すうちに、「男もアリかも?」と思ったロミオ店長は…。
というわけで、浅彦と致してしまいますが、朝チュン後に壮大なネタバレが。
ロミオ店長が経営するカフェの女性店員がこぞって色めき立つイケメン常連客こそが浅彦だったわけです。天使モードとイケメンモードのギャップすごい。
何度も会って抱き合いはするものの、浅彦が頑なにガードするクローゼットの秘密。
秘密があれば疑いが生じるわけで、体だけでなくこころも浅彦に持っていかれつつあるロミオ店長は、浅彦に隠し事がある、嘘をついている、遊び!?とどんどん疑いが大きくなっていきます。
ストーリー的には想定内、タイトルとのオチもきれいについています。
読者的には気になる「ロミオ」というキラキラネームの由来は特に触れられません。ハーフ設定とかでもなく。
浅彦がロミオ店長を最初に認識したときの回想シーンでの痴話げんかの内容が分かりにくいとか、若干どうでもいい脇道で引っかかる点はあるものの、男相手に初めて感じる気持ちに戸惑うロミオ店長も、過去のいろいろがあって今にたどり着いた浅彦の事情も過不足なく描かれているので読み応えはありました。
切なさやジリジリ感とは無縁ながら、楽しく読める作品です。
ただ…、ツーブロ…。チョビヒゲ…。
レビューも粗筋も読まずに読みはじめました。
ゲイバーで出会った儚げ美人が、カフェの常連の美形+メガネ+スーツ男だというのはすぐに分かりましたが、彼が隠しているクローゼットの中身や、男は初めてという言葉の真偽について、私には全く予想もしてない展開でした〜。勘悪すぎかなぁ?
確かにアノ顔で、アノ性癖……だから浅彦も必死に隠してたんだよね。
でも、それを知ってもロミオは離れていかなかった。
男x男だけでなくても、男x女でもただの友人同士でも、自分一人の劣等感とかで隠し事したりってある事だと思うんですよ。でも人からしたら別に大した事じゃなかったりとかってあるでしょう?
浅彦の「秘密」はハードル高めだけどね。
後半は、スーツ姿の時と私服姿の時であからさまに表情が違うロミオに傷付く浅彦。
『…この…俺じゃ…やだ…?』
うーん、気持ちはわかるけど、ちょっと面倒くさい子、かも。Hで誤解は解けたけど。(ここの野外Hシーンは12pにわたり、エロい。)
つまりは、隠し事なく自然体でいられる恋人、というのが一番。
ストーリーは「萌x2」でもいい位良いけど、ノンケ同士なのに余りにもあっさりHに流れるので「萌」で。
とにかく絵が好きな作家さんです。
黒髪でワイルドな雰囲気のロミオも、ハーフっぽくて、髪の毛の色素が薄くて、睫毛とかにも透明感のある超絶美少年の浅彦も物凄くタイプなので、ストーリーそのものの前に萌え萌えでした。
いつも綺麗にしている部屋とか、開けちゃダメと言うクローゼットとか、私は完全に勘違いしてました。ロミオとの小さいときの写真とか出てくるのかと思ってました。そしたら、まさかの、性癖。ビジュアルが透明感あるだけにかなりのギャップでしたね。
ロミオが女の人に二股かけられていたのにかばってあげて、陰で泣いていたエピソードが良かったなぁ。それと、浅彦が好きすぎて、もう浅彦になら遊ばれてもいいとか思っちゃうとこも、ロミオの人の良さが出まくっててじーんと来ました。
こんなイケメンの常連とカッコいい店長のいる喫茶店、私もいってみたいです。
女好きのカフェ店長・ロミオ(攻め)は、ゲイの友人に頼まれ付き添ったゲイバーで、やたらと顔が好みな浅彦(受け)と知り合う。同じくノンケだという浅彦になぜか心惹かれるロミオ。そのまま意気投合して浅彦の家に行き、本当に男なのか確かめているうちに成り行きで寝てしまうが、実は浅彦がカフェの常連客だということが判明し…。
攻めがロミオと名乗ってるんですが、本名なのかな? キラキラネーム甚だしいですけど。
それはさて置き、女好きノンケのカフェ店長攻め、カフェの常連客のキラキラエリートサラリーマンが受けです。顔が好みなあまり、酔った勢いで本当に男なのか確かめているうち、「ち○ぽついてるよ、…見てみる?」的な流れになり、お互い男は初めてだったのにあっさり初体験。
でも、初めてという割にあっさり挿ったのはなぜ? もしや男が初めてって嘘だったの? 俺遊ばれてるの? と攻めが面倒くさいことを言い出し、すれ違いモードに。
面倒くさい攻めにも萌えなかったし、あっさり挿った理由もすごくありがちな理由だったし、攻めが女好きすぎて生暖かい気持ちになっちゃったしで、あまり読んでてテンション上がりませんでした。意外性も萌えもなかった気がします。
でも受けは可愛いし、キラキラしてるし、そういう点では楽しめました。1冊まるまる同じカプの割には読みごたえもなく、さらっと読めちゃう感じです。
お話はふんわりしていて甘々です。始まりがあっという間だったので、あとからお互いにもやっとするエピソードは入りますが、それすらもいちゃラブなので安心して甘さを堪能できました。
登場人物がみんなやさしいしひどい奴が出てこないのでくたびれたときの癒しには最適です。
残念だったのは最近大槻さんの絵が変わってきているのか、デッサンの狂いが1冊通して気になってしまいました。顔でかくね?とか。もともと絵が好きな作家さんなので、余計にそう思ってしまったのかもしれません。
「バニラリゾート」くらいの絵で見たかったなぁ。