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先生なんて嫌いです。

sensei nante kiraidesu

老师什么的最讨厌了

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表題作先生なんて嫌いです。

志津,社会科教師
生田碧,高校生

その他の収録作品

  • ご褒美の休日

あらすじ

生田碧はある日、告白しようとして相手を怒らせてしまう。
しかも、社会科教師の志津に聞かれた上に、好きな子が志津を好きだと知り失恋…
大人の余裕があって女子にモテる志津に反抗してしまう。
でも、志津の後押しで改めて告白できた碧はしぶしぶ志津に謝った。
それで終わるはずだったのに、罰として雑用係を任命されて!?

作品情報

作品名
先生なんて嫌いです。
著者
ひなこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
発売日
ISBN
9784813031208
3.9

(251)

(97)

萌々

(94)

(32)

中立

(15)

趣味じゃない

(13)

レビュー数
22
得点
972
評価数
251
平均
3.9 / 5
神率
38.6%

レビュー投稿数22

ふたりの距離

教師×生徒のお話。
告白しようと女の子を呼び出すも告白の前に余計なことを言ってしまい、好きだ伝える前に相手を怒らせてしまった生田。
そんなカッコ悪い場面を社会科教師の志津に見られ、更には告白相手が志津のことを好きだということが判明。
失恋した生田にアドバイスしたり雑用係を任命したり…ここからふたりのお話は始まっていきます。

志津先生ほんとにカッコいいな~!と惚れ惚れ。大人の余裕とかスマートな仕草とか、好きにならない人はいるのか!?と(笑)
でもあまり素直になれない生田も可愛くて好きでした。
どんどん距離が近くなっていくふたりにドキドキ!
ずっと見ていたいと思えるふたりでした。

0

こんな先生がいたら…


先生×生徒で、攻めの先生がとにかくカッコイイ。
余裕があるけど強引でイケメン、少女漫画に出てきそう!
現実でこんなズルい大人がいたら、大変なことになっちゃう(笑)

少女漫画ではよくあるのですが、BLで読みたい…。
そんな願いを叶えてくれた先生、本当ありがとうございます…!!

受けの生徒も先生がからかいたくなるのも分かるくらい、純情で真っ直ぐスレてない男の子で可愛らしい!
そんなことされたら照れるよねー!!と、思わず共感してキュンキュンしてしまいました。

雰囲気が明るめで本も分厚く、読みごたえバツグン。
あとがきの後日談も甘々ですごく良かったです。

「神」に近い、「萌え×2」です!

0

負けるな、碧!

大人になって、子供だった頃の感情を思い出すと「青かったなあ」と思いますね。
「自分は何を成し遂げるために生まれて来たのか…」なんて相当厨二な悩みで頭をいっぱいにしていた中学時代とか恥ずかしくて思い出したくもないレベルです。

さて、こちらの作品の主人公の碧くんは高校生です。
「なに、この子!?」という衝撃とともに登場するこの子が、小っ恥ずかしすぎて出来たら思い返したくない、初めてひとを意識する(性的に)感覚を思い出させてくれます。

思春期男子特有の「伝わらない回りくどさ」で初めて告白しようとした相手を怒らせてしまった碧。
それを世界史の志津に聞かれていた上に、告白(予定)の相手は先生のデモンストレーションに「先生がずっと好きでした!」と告白!
完全に逆恨みモードに入った碧に志津はちょっかいを出してきて…。

という始まりです。
もーう、恥ずかしい!
大人の余裕に振り回されて、いいように遊ばれる碧がお釈迦さまの掌の上で踊らされる孫悟空に見えてきます。
対抗しようにもレベルが違いすぎる。
それに気付きながらも向かっていってしまう。
そんな碧を見ていると、「もうやめておきなさいよ…」と憐みの情が芽生えて来ます。

スルーすればいいのにできない。
気になって仕方ない気持ちが優って、無意識に準備室へ向かってしまう。
ナイスキャラな親友くんまで懐柔した志津に勝てるわけもないのに、足掻く足掻く。
でもそんな青さが大人には眩しいものなのですよ。
ふつうはめんどくさいから遠巻きにしていたいものだけれど、面白いように反応を返してくる碧にどんどんハマってしまうんだなあ、志津の方も。
キャンキャン吠えながらも意識しまくって、避ければいい障害物に自分からぶつかっていくようなキャラは共感できなくて苦手なのですが、この作品に関しては志津目線で面白がって読めました。

ただラストはいかがなものでしょうか。
学期途中っぽいのに、あの展開ってありですか?
公立では100%ありえない展開だし、私立高校でもさすがにないんじゃないかと。
問題のある教員が学期途中から休職→臨時採用講師が代用で来るのはあるけど…。
しかも学校が変わったからと言って、淫行には変わりないよ、志津先生!
というツッコミを入れてしまいたくなるわたしは元高校教諭。
付け足すなら、社会科や理科のように教科の中でも専門が細分化されている分野や、定員1名の養護教諭や家庭科の教員は、本当に異動が難しい。
BLではよく出てくる美術にいたっては、ほぼ非常勤講師の枠しかない。
といういらぬ豆知識を置いて去りたいと思います。

自分に言い聞かせよう。
BLはファンタジー!

2

先生なんて、大好きです!

女子生徒だって、もれなくメロメロになってしまう、志津先生のクールなイケメンさ。
多感な10代の檻にこんな美しいイケメン放り込んだらアカンやろっ!

言葉が上手く出ないばかりに、初めての告白も失敗してしまった碧は、それを志津先生に見られてしまった。恥ずかしいのに、冷やかされたと逆恨みをしてしまう。
そんな碧をどういうわけかロックオンしてしまう志津先生。
何かと構い倒し、キスをかまし。ウブな碧は感じまくってしまう。
いつか、碧は告白に失敗して失恋した事なんてどうでもよくなって。気付けば志津先生のことばかり考えてしまっている。嫌な筈なのに。
そんな何とも言えない表情を見せる碧に実は煽られまくっていて。翻弄されているのは、実は志津先生の方。ジタバタするツンデレの煽り受け、碧の可愛さに堪らなくなって、遂に手を出してしまうんですよね〜。
よくよく考えて見れば。同じ校内に変態が居て、痴漢されそうになったりと、碧は怖い目に遭っているのですが、先生から手を出されるのは、最初っからOKなんです。
不穏なんです。そこに違和感が無きにしも、なんですが。
結構スルリとかわされてしまった気もするけど。志津先生は、碧のことだけを大切に想っているし、夢中なのだと、後に判るので。そこはそれ、良しとします。

扉絵のチューリップの花の越しの、志津先生と碧が可愛くて。碧にこんな表情をされたら。
こりゃ堪らん‼︎
そして、何と言っても描き下ろしの「ご褒美の休日」が好き。
志津先生が本当に甘くて、優しくて。碧の事を大好きなんだっていうのが分かる。
読み返してみれば、物語の最初っから、志津先生は碧にだけメロメロなんだよね。

エチは、いくら先生が手練れだと言っても。初めての碧に色々やり過ぎでは⁉︎ タガが外れたとの事なんですが、大人の筈の志津先生の余裕の無い様子もまた良き。

0

エロがよき

表題作は先生×生徒のカップリングです。

生田くんはある日、同級生の女の子に告白しようとしたつもりが相手を怒らせてしまいます。

しかも、社会科教師の志津先生に聞かれた上に、好きな子が志津先生を好きだと知り失恋してしまいます。

そんな経緯もあり、つい、大人の余裕があって女子にモテる志津先生に生田くんはツンツンと反抗してしまいます。

でも、そんな志津先生の後押しのおかげで改めてちゃんと好きな女の子に告白できた生田くんはしぶしぶ志津先生に謝ります。

それで終わるはずだったのに、罰として雑用係を任命されてしまうのです。

エッチなことを身体に教えこまされて、思春期でむっつりスケベな生田くんは先生の手管の虜になってしまいます。

身体から落ちて、心まで奪われてしまうだなんて、bl界だからあるあるで済みますが、学校で生徒に手を出すだなんて普通に考えてめちゃくちゃリスキーですよね。

志津先生は誰にでも手を出すタイプにも見えないですし、それだけ志津先生は生田くんのことが特別になっていたということなのですね。

意地悪メガネな志津先生ですが、Sっ気+美形+メガネだなんてズルすぎます。まさに、女の子の好きを詰め込んだようなキャラクターです。

生田くんは不器用で素直なお馬鹿さんなところがとても愛らしくて、萌えました(笑)

同時収録作品のご褒美の休日では、先生と付き合いはじめて初夜以降はじめてのお家デートのお話でした。先生に会いたくてつい、早く着いちゃった生田くんがかわいすぎました(笑)
一生懸命に恋をしている感じがすごく伝わってくる生田くん。かわええのう、、。

著者のひなこさん、流石の画力でエッチシーンとキスシーンはいい意味でちゃんとネチャネチャ感があります。

ストーリーを楽しみながらも濃密なエロが読みたい方にオススメな、いいとこ取りの素晴らしい一冊です。

4

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