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付き合ってくれるの? 僕のしたいことに
わわわ!!!これまたすごい作品に出会ってしまった!
義兄弟になった弟光と兄春樹のお話。美しくて天使のような光は、親の再婚後自分だけには懐いてくれるようになった。10歳離れた弟を可愛いがっていた春樹ですが、両親の旅行中に光から気持ちをぶつけられ…
1巻、かなり強引でとても合意とは思えない行為が続きます。兄弟愛…というよりは一方的な弟の気持ちを如何に"心を殺して"受け流すかにシフトしていき、どんどん疲弊していく春樹の姿が痛々しいです。
光も学校でその見目麗しい姿から特別視されていて友達と呼べる存在が居ない、孤独な中に生きているのが伝わります。(本人辛いとは思ってなさそうですが)そんな中起きる告白事件。
光にとっては唯一甘えられる存在が春樹なのかな…?と。
春樹の先輩が今後どのような存在になるのか…。2巻読みます!
世の中に”メリバ”という言葉があるのは知っていましたが、いまいちピンと来なかったわたし。この作品を読んで「なるほど!」となりました。
年下攻め、義弟・光に犯され続ける義兄・春樹。光には過去、性的虐待を受けた経験があり、優しい兄に心を寄せます。春樹も光をかわいがるのですが。
10歳年下の光の執着攻め地獄。これでもかと執拗に追い回し、同情を誘い、時には被害者面して春樹の弱みにつけ込み続け⋯⋯。
と書くと、光ばかりが悪者のように思えますが、わたしは光より罪深いのは母親だったのではないかと思いました。
虐待を受けていた我が子を連れての再婚。優しい義理の息子に光を預けっぱなし。もし、母親の愛がもっと光に向いていたら、春樹も光も不幸な目に遭わなくてもよかったんじゃないでしょうか? 自分勝手な母親、最後は自滅しますが、それでも春樹と光に強いトラウマを植え付けて、どこまでふたりを不幸のどん底に落とすつもりなのか、と思いました。
そして期待の英さん。みんなの期待を一身に背負っていたにも関わらず、クリスマスイブの1本の電話でキレてお終い。お前の愛はその程度のものなのかー、とわたしがキレました(笑)。訳ありな恋人が泣きながら電話をしてきたのに、話も満足に聞いてあげないなんて⋯⋯。がっかりです。
結局、この話では普通に見える人たちが傷つける者たちで、異常に見える人たちは傷つけられ続けてるのかもしれない。
春樹から、光への連絡。
どこかで春樹は光を求めるようにねじれてしまったんでしょうね。そもそも春樹はいつでも光を拒みきれずにいたわけですし。でももしもこの先、光が自分のしたことの罪深さに気づいて、春樹を手放そうとしたら――と思うと怖いばかりです。
恐怖と呼べる執着攻め。それに耐えられる方にオススメです。闇の中の病みの物語です。
まず間違いなく人を選ぶ作品です。
義兄弟同士、性へのトラウマ、様々な偏見、親子関係の捻れetc…
そのどれもが不思議と間近に感じ、ストーリーに引き込まれます。
重たく決して幸せな話ではないですが、それでもこの作品を知ってほしいと思いレビューしました。
触れるタイミングや積み上げてきた人生経験によっても共感する部分や感想が大きく変わると思います。
勢いを増しながら嵐のように展開する物語。
最後まで読んで、これは愛の話だったんだと思えました。
兄弟ものウェーイ(ノ´∀`*)
そんなノリで読み始めてしまったから
思いの外重くて殺伐としてて
ぐふぅな展開にショボボンです。
義兄弟かよ、なんの問題もないじゃん、ヒャフー
なんて読み始めた私に腹パン。
親の再婚で10歳下の弟ができた
見た目もさることながら、他に懐かないコが
自分だけに懐いてくれるとか可愛さマンパワー
そんなふうに思ってた
数年の時がながれて、少し大人になった天使は。。。
他人からしたら好意
でもそれを向けられる側からも好意として映るかは
向けられた側にしかわからんよね。
たしかにねと
幼い頃からさらされてきた無意識の好意は
不快、嫌悪という気持ちを増長させる
ただ唯一を除いて
思春期だからてのもあるんだろうけど
気持ちのやり場がわからなくて
暴走してる感もあるなーと思いつつ
わけのわからんまま、その暴走に巻き込まれる兄も
なかなかにメンタルを削られていく
ポケポケBL読みすぎて
こういうハード系の感情あるの忘れてた
最後にハピエンなら問題ないなと思いつつ
やっぱりしんどいよなぁ
試しに買って読んだら大ヒットで、一気に全巻読んでしまいました。
義理のお兄さんに劣情を抱く義弟…一見人見知り風の可愛い高校生美少年演じてますが、その心は真っ黒だったりします。
そんな彼の一筋の光が義理のお兄さんでして、
本当にお兄さんにたいしては異常なくらいの執着を示すんですよね。
義兄と義弟の防波堤が決壊するともうなしくずしで
義弟の攻めに翻弄される義兄…
義兄の心が静かに壊れていく様子が描かれています。
そんな義兄には憧れの先輩がいて、彼の心のよりどころになっていたんです。
三角関係と静かに壊れていく心の描写がとても上手く描かれていると思います。
とりあえず一巻読んでみてください。
重たいストーリー好きなら刺さると思います。