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表題作私がオジさんになっても

吉丸寛治、アシスタントカメラマン、19歳~44歳
三角尚、サラリーマン、19歳~44歳

その他の収録作品

  • 19歳
  • 24歳
  • 29歳
  • 34歳
  • 44歳(描き下ろし)

あらすじ

自分の可愛さに酔ってるナルシストの大学生・三角は、ある思いを抱いていた。
それは「男でも抱きたくなるほど可愛い」の実証!バイト仲間の童貞美大生・吉丸を
誘ってエッチに成功するが、2回目はなくそれきりに。
ところが5年後、社会人になった二人は再会するとつかず離れずのセフレの関係に…。20歳、30歳を過ぎても可愛いと言ってくれるのは一人だけ。
ボンヤリ系男子×ナルシスト君の20年愛。

作品情報

作品名
私がオジさんになっても
著者
村上キャンプ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大都社
レーベル
Daito Comics BLシリーズ
発売日
ISBN
9784864951531
4.3

(121)

(72)

萌々

(32)

(12)

中立

(3)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
15
得点
527
評価数
121
平均
4.3 / 5
神率
59.5%

レビュー投稿数15

気づいたら純愛

村上先生の単行本を出版順に読んできまして3冊目。
コマ、文字サイズが大きく、文字量少なくなり。年寄りには非常に読みやすくなりました。ありがたや〜。

自分が誰よりもかわいいと自信満々の三角。
教師と男子生徒の現場を見ちゃってショックを受けるのが「俺のほうが絶対にかわいいのに なんでーー‼︎」なの笑いました。

吉丸とは興味本位っぽく始まりますが、三角は吉丸のことを無意識に気に入ってたんでしょうね。
自分のかわゆさに反応しない吉丸に意識させたかった(斉○楠雄のヒロインぽい)

三角は何度か
「俺で勃つ男がいる」という状態がたまらなかった
と独白していますが、気持ち的には変化していますよね。

セフレ関係を続けるやりとりが淡々としすぎていて、おもしろがっていると。
2人の変化が見てとれて楽しくて。
気づいたら純愛でした。

なんとなくわかっていたけど、あっけらかんとしたハピエンが、あまり他では味わえないような感覚でおもしろかったです。

0

うわぁ〜名作!

うわぁぁぁ〜すっごく、良かったぁ〜!
19歳~44歳までのお話しなのね。

むちゃ、癒されたわ。

なおくんの勘違いヤローと、ぼやっとした吉丸くん、カップルがお似合いだわ。

いつ両思いになるんだろーと思ったら、吉丸くん結婚しちゃうし…

再会する時に、なおくんがダイエットしたり、パックしたり、かわいい〜。

いろいろあったけど、運命の2人だったのね。

ページ数、もうちょっと欲しかったけど、大満足でした。

初の作家さん買いでしたが、他の作品も読んでみたいと思います!これからも、応援してます!

0

パンタレイを愛せ!!!

20年以上の時を跨いだ、愛おしさと幸せが沢山詰まっています。

10年後、20年後に読み返すのがこんなに楽しみになる作品はそうそうないでしょう。

まず登場人物の可愛さ・・小さい頃から可愛い可愛いとチヤホヤされすぎた受、三角の現役時代のぶっ飛んだナルシストぶりが面白可愛いです!そして、歳を重ねてから、イタイけど可愛いかった過去の自分を客観視できるようになった大人三角も、いじらしくてとても可愛い。
攻の吉丸は三角の元バイト仲間。ぬぼーっとしてて何を考えているかいまいち分からないのに、確かな夢を持っていて着々と実現しています。ボンヤリ童貞君だったのに、出会う人の影響でどんどん匠になっていく様子…この成長ぶりがまた可愛い!油断させておいてガツンと決めるとこは決めてくる…侮れません。(大好き)

そんな2人がお互い最初に関係を持ってから、いきなり5年間会わない時間が流れたり、お互いにパートナーがいる期間は会わないセフレ関係を続けていたかと思えば、攻がさらっと結婚・離婚したり、知らないところで入院していたり、随所に人の人生を感じられるストーリーも斬新で面白いです。

長い間会っていない相手だからこそ気づく変化や、逆に昔からブレずに変わらない部分に改めて気づいたり、お話の中で時間が流れる事によって色々な角度から登場人物の人としての成長を感じられます。

そしてなによりも、おじさんの可愛さってこう言うとこだよね!!と言うのを見事に表現されているのは流石、キャンプ先生です。

始まる老眼、全然落ちなくなった体重、疲れたから添い寝だけして過ごす夜、少したるんだお腹も、過去を振り返って笑い、たまには贅沢なディナーをして、旅行先で少しだけ(あくまで少しだけ)はしゃぐ・・おじさん達が可愛い!!可愛い!!可愛い!!!!!

もちろんキャンプ先生の作品らしく、思い切り笑えるところも沢山ありつつ、ふと人生を振り返った時、誰の事を思い出すか。10年後、20年後、横にいて欲しい人は誰なのか。そんな長い目で見た幸せを考えさせてくれるようなとても素晴らしい作品です。

6

20年愛

受けのナオが最高に可愛いです。若い時から美少年ではあるけれどナルシストで自意識過剰で興味の対象にはガンガン突き進む。「可愛いだろ。俺。」そんなセリフを冗談じゃなく心から本気で言える男なんてマンガの中にしかいません。でもそんなナオ嫌いじゃないよ。吉丸と同じく。

攻めの吉丸は淡々として何を考えてるのかわからない男ですが、ナオとの初体験の時一方的に押されて流されてただけのように見えましたが最初からナオのことが好きだったようで良かったです。

吉丸と別れてた30代の時に少しぽっちゃり化してしまったナオですが、吉丸と再会したとたんにジムに通ったりしてまたキレイな自分に戻れるように努力するナオ。けなげで可愛いです。でもその時はまだそれが愛の力だとは知らず、40歳にしてやっとナオは悟ります。「吉丸が愛してくれるなら俺はいつまでだって可愛い」うん、間違えてないです。こんな可愛い40代は君の他にいないよ。40代になってもイチャイチャお盛んな二人。相性ピッタリで微笑ましいです。遠回りしたけどいつまでも幸せな二人でいてほしい。いくつになってもあのナオの性格も変わらないままで。

村上キャンプさん、絵はシンプルで可愛らしいのに結構エロいです。他の作品でも長い期間の恋愛を書いていらして、コミカルに見えてジーンとくる内容です。

2

萌え所が分からない…(汗)

初読み作家さんです。
きっかけは電子書籍サイトで1話目が無料になっていたからなのですが、ほのぼのとした絵柄はこの作品のストーリーに合っていると思います。
大学の時に知り合った2人が腐れ縁のようになって過ごした20年間のお話がゆっくり描かれています。
子供の時から周囲の人に「可愛い」と言われ続けてすっかりその点については傲慢になってしまった尚とぼんやりしていて掴みどころのない寛治。
絵柄の好みもあるかもしれませんが、私はこの2人の魅力が全く感じられなくて、前半は延々と愛情が伴わないセフレ状態で、この2人は一体何をしているんだろう?と思いながら読み進めるのがちょっと辛かったです。
3話の終わりになって(全部で5話+描き下ろし)やっと恋心のようなものがうっすらと出てくるのですが、そこからやっと普通のBLという気がしました。
後半は恋愛モノとしては面白くなりましたが、それでもこの2人の魅力というものが今一つ分からず…(汗)。
寛治がぼんやりすぎるのと尚のナルシストぶりが痛かったのが私の好みではなかったからかもしれません…(すみません)。

0

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