電子限定漫画付き
吸血鬼の みずき が吸血衝動を鎮める為に後輩の桜に協力してもらうお話です。
みずきが桜以外の男とフェラやセックスをしているので苦手な方はご注意下さい。
桜が風邪を引いていても構わずにフェラをしたり、桜以外の男としないと約束した後で未遂とはいえ他の男としようとする みずき にモヤモヤしてしまいました。
みずきが反省して桜としかしないと態度で示し、ちゃんと恋人同士になれて良かったです。
DMMは白抜き&白線くしゃくしゃ修正でした。
吸血鬼のみずきは、血液の代わりに精液を飲む事で飢えを癒やしている大学生。
毎回適当に相手を探して、飲ませてもらう生活をしてきたが、味は不味い。。。
そんなある日、大学の後輩桜の前で急に吸血衝動が抑えられなくなり、桜を襲ってしまう。
そのあまりに美味しさに、みずきは正体を打ち明けて。。。
吸血と言いながら、するのはフェラなので、エロエロなはずなのに、読んでいると段々それが食事と同じ感覚に見えてきてしまい、どんだけ美味しいの?!と思っちゃいましたw
桜は、順調にみずきに好意を寄せ、嫉妬までも。
何か可愛いんですよ桜。なんやかんやヤルことはやっているけど、やっぱり餌気分は抜けない桜。
そんな所が、物語のエッセンスになり、面白かったです。
う〜ん、最後は良かったんですけど…。
桜が良い子なのに都合のいい餌扱いで、いくら吸血鬼とはいえみずきが好きになれませんでした。
迫られて搾り取られてポイっとされて。それなのに桜はみずきを追いかけて。
なんでそんなにみずきが良いの?そこまで懐いて好きになるところが納得いきませんでした。
みずきが桜しかダメになって、ようやく自分の気持ちや反応に向き合って。
いや、桜の気持ちを先に考えようよ!同じ目に合ってやっとわかった?
ちゃんと恋人になれて良かったね。
先生の初単行本なんですね。
絵もお話も初々しい(偉そうにすみません)
血の代わりにアレを飲むという設定がエロいですね。
体の相性が良くて始まった関係が両思いになるというのは王道ですね。
ただ、吸血に関するやりとりが続いてなかなか恋愛が始まらない。
みずきが桜を意識したのは後半過ぎてから。
で、ようやく両思いになるわけですが、どうも萌えない。
桜がシンプルなキャラで意外性がないからか。
みずきがツンデレなのかもだけど、デレがいまいちかわいらしく見えないからか。
話としてはわかるし、そうなるよねぇという感じで。
悪くはないけど、特に刺さることもハマることもなく。
よかったね、という感じです。
血の代用が精液っていうちょっと不思議設定の吸血鬼です。
末広マチ先生の作品は不思議設定多いですよね。
でもどれも現代の話なので読みやすいです。
デビューコミックスとは思えないほど作画も綺麗なので安心して読めます。
攻めが受けのことを大好き感が溢れてます。。
攻めのわんこ感と受けの素直になれないツンデレが可愛いです。
最初は攻めの一方通行だったのに
どんどん受けがちゃんと攻めのことを考えるようになって
両想いになっていく王道展開でよかったです。