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ネオンサイン・アンバー

neon sign amber

琥珀色的霓虹灯

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表題作ネオンサイン・アンバー

緒方勇介
クラブの黒服
佐矢真崎
ギャル男

その他の収録作品

  • Honey Honey(描き下ろし)
  • あとがき

あらすじ

クラブのスタッフ・緒方は、店の客で女好きのギャル男・サヤと出会う。
ある日サヤに金を貸し、お礼にサヤの手料理を振る舞ってもらうが……。

作品情報

作品名
ネオンサイン・アンバー
著者
おげれつたなか 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784403665493
4.3

(852)

(511)

萌々

(196)

(93)

中立

(29)

趣味じゃない

(23)

レビュー数
76
得点
3647
評価数
852
平均
4.3 / 5
神率
60%

レビュー投稿数76

No Title

サヤが若くてお洒落でキラキラしてて、いかにもクラブに通ってる男の子という感じ。

サヤとの初めてのセックスで女の子とは違うんだというのを実感して勃たないというところがリアルで共感しました。

0

なぜ二度目は

他の方も言ってるけど
どうして?二度目が成功できたのかなぁ
リアルなストーリーだったので
そこが自己消化できずにハッピーエンドを飲み込めませんでした。。
2人とも素敵なキャラだったんですけどね…
一度目失敗も萌えたので、
そこからどうして2回目は成功できたのか
心情の変化、過程を見せて欲しかったです。
絵もストーリーもよかったので
なんだかそこがもったいないなぁと思ってしまいました。
おげれつ先生な痛い描写が得意だなぁと
常々感じますね。

0

ビッシャビシャに泣いた作品です!!

おげれつたなか先生の大ファンです!
こちらは涙無しには読めない作品…。本当に先生はキャラ一人一人の表情の喜怒哀楽を繊細に描かれているのが1コマ1コマから伝わってきます。

クラブ店員の緒方と毎回違う女の子を連れては毎回振られているギャル男のサヤ。偶然サヤにお金を貸した緒方はそのお礼と言って仕事帰りの緒方に毎回朝食を作ってくれる事に。見た目の派手さと違う温かく繊細な料理に緒方はサヤに惹かれていきます。しかしサヤには隠していたことがあり…。

この作品が描かれたのが約10年前。その時代背景を考えると登場人物の気持ちにより深く入って行けると思います。当時は同性同士の付き合いに今ほど柔軟ではなかったでしょう。作品にも色濃く出ているような気がします。
男が好きな自分はダメ、気持ち悪い、誰にも言えない、こんな思いを抱えながら明るく振る舞うサヤの姿が痛々しくも愛しく思えてきます。

ラストシーン、とても大好きなセリフがあるのですがもう、ここだけ切り取って神棚に飾って置きたい泣泣泣
また、表情に乏しかった緒方が笑顔になって来るんですよね…。その変化も素晴らしい。
とことんどん底まで落としてからの、あっま甘Hが最高です!!先生は夜明け腐女子の神です、GODです(あ、同じだわ)

先生の作品には珍しく1冊完結で読めるので気軽に??(気軽なきもちで読むとティッシュ足りなくなります)手に取って欲しい作品です!!

1

ノンケ×ゲイのリアル感

サヤと緒方、それぞれの内面が丁寧に描写されていて最初から物語の世界に引き込まれます。
明るくチャラチャラして見えたサヤの過去や内面を知るうちに、自身はノンケであるにも関わらずサヤに惹かれていく緒方。だけどいざ身体に向き合ってみると…というシーンはあまりにリアルで衝撃的で。日頃BLばかり読んでるとこういう感覚を忘れてしまっていたのかも。今まで異性としか付き合ってこなかったのだから当然起こり得る話ですよね。それでももう緒方の心の中にはサヤの存在が大きなものになっていて。そこからラストまで夢中で読みました。すごく良かった〜!
健気に生きてきたサヤが報われて本当に良かった!大好きな一冊です。

1

簡単ではないことっていっぱいある

"クラブに居る感"が伝わってくるキラッキラな表紙が本当に好きです。
爆音なクラブの中にいるのに、サヤの視線だけは静かな空気を感じるのもたまらん。
そんな表紙も素敵なこちらの作品、久しぶりに読み返しました。

「女好きのチャラいギャル男」という鎧をまとったサヤの心の内側はめちゃくちゃ繊細で、少しずつ素が見えてくるごとにそのギャップが切なく刺さります。
ゲイである自分自身のことをキモいと思い込もうとしたり、緒方が傷付けた時だって自分のせいだから気にするなと笑ったり。
無邪気に笑う姿がものすごく可愛いだけに切なさを含んだ笑顔が余計に悲しく見えて、本当に胸が締め付けられました。

サヤの笑顔と自分を理解してくれたサヤの優しさに惹かれたけれど、彼の裸を見て急に怖気づいてしまう緒方。
その行動は自分勝手だと言ってしまえばそれに変わりはないのですが、ただただ彼を責めることもできない気もして。
それがノンケとの恋のツラいところなんですよね…。

かつてサヤが好きだった先輩のように否定したり馬鹿にする奴は論外ですが、自分と違うことを無条件で受け止められる人もいれば、覚悟がなければそれをできない人もいるのはある程度仕方のないことで。
その辺のすれ違いが苦しかったけれど、その壁をふたりは一緒に越えて幸せなところに着地してくれたのが素敵でした。

おげたな先生の作品って時間を置いて何度も読み返したくなる魅力があるんですよね。
なので何度目かわからないこの作品の世界も、また新鮮に楽しめました!

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