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表題作父と息子と煩悩

倉山映一,両親を亡くし受に育てられた高校2年生
明慶,貧乏寺の僧侶,攻の養父

同時収録作品無自覚な指先

一宮桃真,ドジな事務員
高住ソウシ,ウリをしている花屋のオーナー

同時収録作品Bunny Trap

芝川,捜査一課の刑事,受の友人
二宮,バニーボーイの格好の探偵

同時収録作品Bunny Trap

モブ
二宮,バニーボーイの格好の探偵

同時収録作品路地裏ストレイキャット / ストレイキャットはアトリエに

邑楽京,路地裏で会った女の子に見えるアーティスト
しの,家業のラブホ手伝い

同時収録作品路地裏ストレイキャット / ストレイキャットはアトリエに

夕貴,コーヒーショップのオーナー
しの,家業のラブホ手伝い

その他の収録作品

  • 煩悩抱えた日々知れず
  • 煩悩抱えたその先に
  • 煩悩抱えたその先は
  • 煩悩抱えてこれからも(描き下ろし)
  • あとがき

あらすじ

"アンタが好きすぎて我慢の限界!"

飲んべえでスケベな生臭坊主。存在だけでも不謹慎なのに、オレはその上をいくバチ当り。
好きと性欲が暴走する思春期男子×茶化しながらも乗せられるダメオヤジ


【あらすじ】
高校生の映一は、ガサツでデリカシーのない住職・明慶に恋をしている。
しかし明慶は映一の義父。
同性であること、家族であること、二重苦を背負い映一は自らの片想いを悲観する毎日。
叶わぬ想いならせめて、ずっと隣にいたい——、映一は寺の跡を継ぐことを選ぶ。
そんな映一の気持ちとは裏腹に明慶は映一が寺に縛られることを危惧していた。
お互いへの思いやりがすれ違った時…映一の我慢の糸がブチ切れる!
煩悩大爆発のラブコメディで走り抜ける、むないたデビュー作。
その他、バニー姿の探偵とスリリングなHや女装男子との3Pなど、
色気たっぷりな短編も収録!

作品情報

作品名
父と息子と煩悩
著者
むないた 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS Baby comic
発売日
ISBN
9784865893120
3.1

(22)

(3)

萌々

(4)

(10)

中立

(3)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
4
得点
64
評価数
22
平均
3.1 / 5
神率
13.6%

レビュー投稿数4

黒髪短髪ガチムチ受は大・大・大好物だけれども

すごいインパクトのある表紙が気になり、購入してみました。この作者様のデビュー作品だったんですね。

とにかく、黒髪短髪のガチムチ受って、私にとっては1番ぶっ刺さる受で、もう大好物中の大好物。そして、それが男前であったなら、もう最強。私にとっては至高の受様です。

レビューは表題作と2作目のみレビューします。3作目、4作目は、全然刺さらなくて、話の展開にも無理を感じ、レビューできませんでした。このようなこと言って申し訳ないのですが…。

評価は総合的に見て中立寄りの萌です。萌にしたのは、2作目の受がめちゃくちゃ色っぽくて、お話としてもとても面白かったためです。

まずは、表題作から。
まず、ビジュアルは申し分ない。
表題作の受・明慶さんは年齢よりもずっと若く見えるし、黒髪短髪、筋肉ありで素晴らしい。

明慶さんは、煩悩だらけの僧侶だけど(笑)、本当に優しくて、慈愛があって、引き取った血のつながらない子供である映一のことをとても愛している。周りの誰からも愛されて、人としての魅力が半端ない人です。

一方で攻の映一はまだ高校生なので、思春期真っ只中。子供っぽいけど一途で、優しくて、ブレない芯の通った、本当にいい子なんです。やっぱり歳の差もあるし、映一の子供っぽさというか、空回り感というか、そういうのは仕方ないのかなと。でも一途で養父への性的な意味での愛情だけではなく、自分を育ててくれたことへの感謝や、明慶さんと一緒にいるために僧侶の道に進もうと考え、自分の意志に責任を持ち、ブレないところなんかは、本当にかっこいいんです。

でも、さすがに、明慶さんが映一に告白されて、初めて映一が感情を顕にし、真正面から真摯に自分にぶつかってきたことを受け入れてやりたかった、と言ってもですよ?いきなりセックスしちゃうのかーい、という感じは否めない。明慶さん、確かにわかりにくい人といえばそーなんですけど。

その後エピソードが続き、嫉妬心を認識したりして、明慶さんも自分の気持ちに気づいていくんですけど、なんか息子だと思って育ててきたのに、いつからそんな『男』として好きになったの…?と思ってしまい、明慶さんに全然ついていけませんでした。なんというのか、映一は一途でいいんです、明慶さんの心の機微みたいのが非常にわかりずらく、読んでる私は、えー…?みたいな感じになってしまいました。

でも、明慶さん、キャラクターとしてはほんとーに男前でかっこいいんですよね。
あとは、修行を終えたあとの映一のかっこよさ爆アゲ感たらない!!煩悩だらけの養父と息子ですが、それが2人らしくて、最後は良かったです。

2作目の無自覚な指先は、私はこの本の中では表題作より面白かったです。

受の高住さんは、昼間は花屋のオーナーだけど、夜はウリ専をやっている。
もう、この高住さんが究極に色っぽい!!黒髪短髪でガタイもがっちり。優しくてイケメンで物腰柔らか。とても大人なんですよね、ウリも割り切ってやってるし、対応がとにかくスマート。

攻のヘタレDTである桃真は仕事がまったくできなくて、陰キャで引っ込み思案で、全然イケてない男。もう、こんなに萌えないビジュアルもないかな、というくらい、ほんとにイケてない(笑)

ひょんなことから知り合いになり、桃真にわんこのごとく懐かれる高住さん。とある日、罰ゲームとは言え、桃真が同僚からの嫌がらせでデリヘルを頼まれ、ホテルで待ってるとそこに来たのは高住さん、という展開。

この時の一瞬垣間見せる雄の高住さんが超かっこいい!そして、桃真からの懇願もあり、リードしながら相手をしていくんですよね。

この時、桃真が指サックをしていて(笑)感じてしまう高住さん。この一連の指サックプレイで見せる高住さんの色っぽさがもう…!!最後に高住さん自身も我慢できなくなり、誘導しながらセックスし、桃真からの熱烈な告白に絆されるところで終わり。

あくまで個人的な感想ですが…。
デビュー作ということもあるのかもしれませんが、表題作はキャラクターは良いとしても、全体的に収録されている短編(とくに3作目)も含め、話の中で何が1番訴求したいところなのかがよくわかりませんでした。さらに、3作目、4作目は核心の心情の掘り下げもなく、設定の無理やり感にもついていけなくて、全然ハマれませんでした…。評価も中立かなーと思っていたのですが、2作目の高住さんの色っぽさとエロティックさがすごかったので、萌評価にしました。

黒髪短髪のガチムチ受が大好きではあるけれど、物語の奥行きとか、感情描写の丁寧さとかがあるともっと良いなと思いました。

0

潔いほどに黒髪受け詰め☆

ジャケがとても印象的で、
住職の義父を…!?そんな罰当たり読んでみたい!と購入させていただきましたが
住職自身がなかなかのあけっぴろげな性格で驚きました。
酔ってるからといって義理の息子の息子扱いちゃうか!?ww
冒頭からこんな調子ですが、
お互いを思いやる気持ちが各話で伝わってきて
楽しませていただきました。
修行明けの映一がかっこいい!!!
しかし……住職は顎鬚だしいいガタイしてるしで
他でも狙われてると思わずにいられませんでした…。
煩悩だらけの親子、とてもお似合いです!

『無自覚な指先』
花屋の開店資金の為にデリヘルを始め、
店が軌道に乗ってからも続ける高住は
いつも怒鳴られて気の毒な司書の事務員・桃真に依頼を受けます。
ブーケの出来を褒められ、
それからは事あるごとに店に来てくれますが…。

昼と夜のギャップ、いいです!!
ヘタレDT攻めも好きなのでニヤニヤしちゃいましたが
まさかの指サックを使うとは!!
でも飲み会あったんだからさすがに外してたのでは…と
またもや細かい事を気にしてしまいましたが
高住が気持ちよさそうだったので大丈夫です!

『Bunny Trap』
ゲイバーでバニーボーイをしながら探偵の仕事もこなす二宮は
被疑者を誘惑し逮捕の手助けをしていますが…。

これは好き嫌い別れるかもしれませんね。
ビッチ好きさんであれば「むしろもっとどうぞ!」でしょうけど
ビッチは無理…という方はお好きじゃないかも…。
でも、刑事・芝山のお手柄になればと思っているし
“そばに居たいだけ”という本音を言えないので
(快楽に弱い面も否めませんがw)
これはこれでラブストーリーだと私は思いました。
いつか想いを伝えられる日が来るといいなぁ。

『裏路地ストレイキャット』
実家がラブホテルを経営していて掃除を手伝わされるしのは
それが理由で彼女にフラれいまだにDT。
元カノが他の男と来たのを目撃してしまい
夜の街に飛び出すと、好みの可愛い自称美大生の邑楽と出会いますが
実はそのコは女装男子で…!?

露出度が多少高めの服でしたが
脱ぐとしっかりした体格だったので
しの、気づけよ!!ってなりましたが
ネコの素質を開花させられたのでいいんじゃないかな!

アトリエの下のコーヒーショップ店員さんまでもが中性的な美人で
3P展開になってしまうのは個人的に楽しかったです♪
でも苦手な御方には(以下略)

全員タイプの違う受けキャラで、
黒髪受け好きさんにはおススメしたいです!
が、設定は好みがあると思うので、
地雷の無いタイプの御方がいいかもしれません。

むないたさん、初コミックスおめでとうございました!

3

ふわふわな絵柄♪♪

タイトル通りではありますが、ふんわりとした絵柄と自分の好きな年下攻め・オヤジ受けが表題作だったので買いました♪♪

3、4作目の【Bunny Trap】と【路地裏ストレイキャット / ストレイキャットはアトリエに】は個人的にいただけませんでした(;;)が、2作目の【無自覚な指先】は攻めの純情で可愛いところと受けの大人な対応が見事に合わさりよかったです☆☆

表題作は上記の通り、年下攻め・オヤジ受けだったので本当に美味しくいただきました♡♡♡♡♡映一自身も寺の僧侶かつ養父を恋してるだけでも煩悩強いけど、酒と女好きでかつ同性恋愛に無自覚なオヤジこと明慶もかなり煩悩強いなぁと思いました(^皿^)しかも、明慶が自覚したのは映一の修行明けとかwwww
表題作の1、2話目は攻め視点のものですが、3,4話目は受け視点だったので1、2話目の時に比べて明慶が可愛くエロく、映一はカッコよく描かれていたのでその時から萌え♡♡萌え♡♡となっていました♡♡♡♡最後に映一が明慶を抱きしめるシーンには超が付くほど萌えました♡♡♡♡♡

0

黒髪ガチムチ受け祭w

表題作『父と息子と煩悩』は高校生×攻めの義父で僧侶で、年下攻めのオヤジ受け。
 受けはお酒とお祭りと野球が好き、さらにおねえちゃんも好きなオヤジでヒゲが生えています。
 でも見た目は若々しくて筋肉質なガチムチで、短い黒髪の総髪な生臭坊主というキャラ。
 法衣に袈裟をつけて僧侶としてお経を唱えて働いているシーンは、文句なしにカッコいいです。
 また義理の息子である攻めのことを親として心配しつつも、甘くて包容力のある性格が最高です!
 攻めは受けの義理の息子ですが、自分の性的嗜好や進路に悩むところが思春期な高校生らしい。
 自分を育ててくれた受けに感謝しているけど、そんな相手に欲情して葛藤する姿に好感が持てました。

 コミックスの半分を占める4話完結で、エッチシーンも描写は激しく無いですが各話あります。
 筋肉がよく描かれた絵柄で受けが露出するシーンが多いので、ガチムチ受け好きは楽しめると思います。
 ストーリーは攻めの高校生時代→大人になった後日談が描かれていて、バランスがいいです。


『無自覚な指先』は、小柄で眼鏡な童貞事務員×昼間は花屋で夜はウリ専のおにいさん。
 一話完結で短いですが、エッチシーンのプレイが意外に楽しめました。
 最初は可愛らしい攻めを、色っぽい黒髪のガチムチ受けがリードする展開と思いきや…
 童貞にエッチのプロな筈のウリ専が、異物挿入や乳首責めなどで弄ばれてしまうところが面白かったです。


『Bunny Trap』は、刑事×バニーボーイの探偵。
 これも一話完結で、エッチシーンは黒髪ガチムチおにいさんのウサ耳コスチュームプレイが楽しめます。
 ただしストーリーの関係上、モブ×受けのみでメインの攻めとは致してません。
 でもお互い好き合っているようなので、刑事×バニーボーイの探偵の今後をみたい話でした。


『路地裏ストレイキャット』は、絵描きで女装している攻め×家業のラブホを手伝う眼鏡青年。
 続きの『ストレイキャットはアトリエに』は、『路地裏ストレイキャット』のカプに女っぽい見た目のカフェ店長攻めが加わった3P。
 貞操観念ゆるゆるな黒髪ガチムチ童貞が、女っぽい見た目のバリタチ攻め達に簡単に食べられちゃうの話でした。
エッチシーンは激しくなくてプレイもありませんが、受けの空回り具合が面白かったです。
 

3

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