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表題作最大音量で、

秋人,26歳,作詞作曲・ベース担当
四辻聡,高校生(17歳),魅力的な声の持ち主

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下:あとがき、人物紹介

あらすじ

音楽なんて、もうやらない。
そう思っていた秋人の前に現われたハスキーボイスの少年・聡。
彼の声につき動かされるように秋人は再び、曲を書いていた。
線が細く人懐こい犬のような聡は、面倒見のいい秋人にどんどん懐いていく。
そんなある日、大量の荷物を両手に持った聡が現われ、
秋人の家に泊めて欲しいと言い出し…

作品情報

作品名
最大音量で、
著者
灰田ナナコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
ISBN
9784758076500
3.4

(39)

(6)

萌々

(9)

(21)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
132
評価数
39
平均
3.4 / 5
神率
15.4%

レビュー投稿数6

バンド男子はいいぞ

個人的に萌の原点ともいえるバンド男子物。
バンド男子物には評価が甘いです。

「バンド」から一度離れて今は貸し音楽スタジオの男が、一人で訪れた男子高校生の歌声に惹かれ、また音楽を始める気になって…、なお話。
いろんな所が、いろいろフワッとしてたり、絵も時々不安定だったりもするけど、悪い人が全然出てこないし、コミックス1冊でしっかりお話はまとまっているので充分に萌えられたわ。
サトちゃんの行方不明になったお兄さんの件も、バンド解散の原因も、まったく不幸方面じゃないところも好ましかった。
ただ、聡の兄と秋人が似ているように見えなかった所がちょっと残念。

3

悪い大人たちだね

ずいぶん顎がとんがった人たちだなと言うのが第一印象でした。でも、一昔前の顎のとんがりとは違うんですよね。こういうテイスト?

さて、ストーリーは高校生と社会人のバンドのお話。社会人の秋人さんは昔バンドを組んでいたけど、仲間と揉めて抜けてしまった人。今は貸しスタジオをやっていて、そこにやって来たのが綺麗なウィスパーボイスのさとちゃん。この高校生のさとちゃんに大人の秋人さんが手を出しちゃうんですねー。悪い大人ですねー。

エッチも少な目だし、高校生相手だから初々しいし、何よりも男の子らしいバンドのお話と言うだけでかなり楽しめました。

ただ、さとちゃんが秋人と一緒に寝ているときに「おにいちゃん」とすりすりと抱きついてきたので、もしや兄と禁断の恋でもしてた?!とか、その兄が行方不明でやっと再会したときはもしかして、弟との禁断の恋に耐えきれなくて逃げ出したと告白か?!とか思っていたら、全然普通に「久しぶり~」と帰ってきたからひっくり返りました。

4

話の流れが...


灰田ナナコ先生の前に読んだ違う作品も最初はとてもイイ!萌える!だったのですが後半になるに連れて転結を急いだのか、ん??というラストで不完全燃焼でした。でも絵が本当に好みだったので違う作品を、とこちらに辿り着きました。

結論、やはり絵はとてもイイかなり好み ですが最後がえ??終わり??とこちらの作品もなってしまいました。。
2巻発売するの?と思うくらいで1冊読みきり作品にするには話が急展開しすぎかな、と思いました。
兄を喫茶店?で見かけた時の感じからして兄はかなりの重要人物だ!!と確信したのですが最後は少し意味のわからない理由でした。兄を登場させる意味はあったのか?受が攻に好感を持ったのは結局、探していた兄に似ていたから??
攻と決裂した友人も最後まで復縁することはなく友人の登場もあそこまで濃く必要だったのか?となりました。

しつこいようですが絵は本当に綺麗でキャラのビジュアルも好みで時折ある胸キュンポイントはとてもいいのですが話の流れがイマイチでした。。。

3

もうちょっと先まで見たかった

素晴らしい声を持った少年と音楽に絶望した青年が出会ってバンドを組むのですが…。
いろいろもっと解決すべきことって言うか、あったと思うのです。
ページ数の問題だとは思うのですが、物足りなさが胸を去来してます。

メンバーの嫉妬から前のバンドを辞めたのに、元メンバーはプロデビューするために抜けたと思ってるわけで、せっかく途中で風間(嫉妬した張本人)を登場させたなら、実はライブに来てましたー、みたいなのでもいいから、もう一回会って…、いや、ないか。
そこの誤解はいくら解けたとしても、じゃあまたバンド組もうぜ!とはならないだろうし無意味なのか…。

ということで、わたしの物足りなさを検証してみると
・秋人以外の人間がサトちゃんの歌声をどう感じるか、もっと反応が見たかった→BE○K読めば良し
・秋人にまだ集客力があって、トリプルアンコールするほどのバンドが1日限りとかもったいない。→B○CK読めば良し
解決しました。

秋人に声をかけてもらえたことでサトちゃんが前へ踏み出せた。
サトちゃんの声のおかげで秋人がまた曲を作って音楽を楽しめるようになった。
それで良い話なんですよね、きっと。

それとわたしにもお兄ちゃんと秋人がドッペルゲンガー並みに似ているようには見えませんでしたし、あれはない方が良い情報だった気がします。
それくらいそっくりに見えていたら、「え、性的にお兄ちゃんが好き?秋人は身代わり?」と別の展開になってサトちゃんに引くところだったので、逆にそっくりに描けていなくて良かったです。

ただ、これからふたりがどんな風に付き合っていくのかは少しは見たかったなあ。

2

ナナコ先生らしい甘々展開!

作家買い中でナナコ先生の作品読み始めました!2016年がデビューみたいなのでこの作品もわりかしデビュー当初なのだと思いますが、ナナコ先生の作品はダンサーだったり、バンドマンだったり、カメラマンだったり、、表現をするクリエイティブ寄りのキャラクターが多いですね。先生自身がお好きなのか、それともそう言う男の子がお好きなのかどうなんでしょう。

今作も健気さがたまらないワンコ受け可愛かったです◌̥*⃝̣ ナナコ先生の描く受けちゃんの笑顔が大好きなんですよね。めちゃくちゃ贔屓してる作家さんです♡

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