一人の教師と、二人の生徒が奏でる "恋"と"欲"と"愛憎"の三重奏。

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表題作三角オペラ

山口翔太 高校生・17歳
貞木薫 高校の音楽教師・26歳

同時収録作品三角オペラ

大河内明幸 高校生・17歳
貞木薫 高校の音楽教師・26歳

その他の収録作品

  • recess time
  • after school 1
  • after school 2(描き下ろし)
  • あとがき

あらすじ

貞木 薫(さだき かおる)は、由緒正しい学園の真面目な音楽教師。
彼には心に秘めた片想いの相手がいた。
その相手、大河内 明幸(おおこうち あきゆき)は清く正しい"学園の王子様"と呼ばれている。
ある日、不良の"情報屋のショウ"に目を付けられた貞木は
秘密をバラさない代わりに飽きるまでセックスするようにと命令されてーー…。

【収録作品】
第1話
第2話
第3話
第4話
第5話
番外編 recess time
後日談 after school 1
後日談 after school 2 (描きおろし)

作品情報

作品名
三角オペラ
著者
冥花すゐ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
茜新社
レーベル
EDGE COMIX
発売日
ISBN
9784863496217
3.6

(88)

(31)

萌々

(24)

(15)

中立

(9)

趣味じゃない

(9)

レビュー数
8
得点
305
評価数
88
平均
3.6 / 5
神率
35.2%

レビュー投稿数8

本当に好きなの?本当に?

3Pモノとか三角関係って好き。
ドロドロとした感情が三者三様あるのが面白い。

この作品はよくわかんなかった。
山口は、結局先生が好きなのか大河内に執着してるのか、どっちなんだよ。これだけ大河内を意識してるって深層心理では大河内を好きなのでは?

先生は、立場上一度離れるものの結局2人とも好きってこの人が1番よくわからん。
強い刺激、背徳感、快楽に流されて単に自分に酔ってるだけにしか思えない。同級生3人のお話ならまだ良かったけど、先生10歳くらい年上なのにこの流されっぷりには呆れる。

大河内だけは先生の事が好きなんだと思う。
でも、良家の跡取りって肩書きから逃れられないおぼっちゃまはこの先どうすんだろ。
結婚して子どもができても先生との関係続けるつもりなんかな?うん、コイツはそうしそうだな。ただの不倫やん。

お好みのキャラクターではなかったです。3人とも。

シーモアで購入。
白抜き修正。

1

愛憎と執着が奏でる三角関係

冥花すゐ先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
執着 4
仄暗い 3
エロ 3
複数プレイ 2
な感じだと思います。

大河内くん、山口くん×貞木先生の三角関係です。

真面目な音楽教師の貞木先生は、学園の王子様と呼ばれる大河内くんに片想いしていた。しかしそのことを学園内で情報屋をしている不良の山口くんにバレてしまい…。

真面目で儚げな貞木先生が、無理矢理されたり、山口くんの命令に従ったりする姿が少し不憫だけど背徳的でとてもエロいです。

貞木先生に対して、情報を掴み無理矢理身体を繋げる山口くん。だけど徐々に貞木先生への執着が愛着に変わっていくのにニヤニヤしました。個人的に、山口くんの一人称がボクなのが萌えます。

優等生な大河内くんが、山口くんと貞木先生の絡みを見せ付けられてから心が掻き乱されて、貞木先生への純粋な想いが徐々に歪んだ執着に変わっていくのがゾクゾクして堪らなかったです。

貞木先生が2人を受け入れるので、3P描写もありますが、大河内くんと山口くんがお互いを嫌っているからか、それぞれが貞木先生と絡んでいる描写の方が多いと思います。
だからそこ、3Pカプと言うより三角関係カプって感じが歪さがあって個人的に好きなので、是非とも読んでほしいです。

0

あるがままの愛のカタチ

『三角オペラ』というタイトルから想像はしていましたが、
やはり三角関係のお話でした。

常に正しくあろうとする音楽教師・貞木をめぐる
男子高校生・山口と大河内。
タイプの全く違う2人が同じ人を好きになります。

自由奔放な山口と王子である大河内。
2人とも先生を好きになりましたが、
その理由は全く別のものだったと思います。

先生が本当はどちらを好きなのか分かりませんが、
単純に大河内は家を捨てられないんだろうなと思います。
もし山口がずっと先生を好きでいる事ができたらその時は……
そうなんじゃないかな……と思います。

ハッキリしない関係にモヤモヤする部分もありますが、
これが先生のあるがままの姿であり愛し方なんですよね。
だって、恋ってキレイなものじゃないから……

0

不自然なドラマチックさ

 読み始めた頃は三角関係ものだし、学園だし、教師と生徒だし、といろいろ萌え要素が詰まっていてハマれそうな予感がしました。が、読み進める内に脈絡がないなぁと感じる点がいくつかあり、物語に集中できなくなってしまいました。冥花先生のタッチとこの題材はよく合っていると思いますが、登場人物の言動が浮いているように感じるというか。途中からご都合展開っぽく感じてしまったので、中立評価に落ち着きました。

 貞木を陵辱していた山口は、割とあっさり貞木への好意を認めるので、もう少し彼について掘り下げが必要だったかと思います。あれだけのことをしておいて、好意を伝えたら簡単に受け入れられたのには少し引っかかってしまう。一方の大河内も、せっかく抑圧されていた気持ちを爆発させたのに、貞木の想いを知ってあっさり爪を引っ込めるのは、山口の言う通り自分に都合が良いし面白味がないですね。

 そして、2人の間に挟まれる貞木。最終的に3人で上手くまとまる三角関係は好きなんですが、この作品では違和感があったかも。山口と大河内はお互いが大嫌いなのになぜ相手を受け入れられるのかよく分かりませんし、貞木も自分に好意を持っている2人をただ弄んでいるかのようで、受けとして魅力を感じませんでした。

0

期待し過ぎたのかも…

タイトルから分かるように、学園を舞台にした三角関係のお話です。表紙とタイトルに惹かれ、試し読みもして、すごく好みだと思い購入しました。期待が大きかったせいか、その分ちょっと残念でした…。

まず「学園の王子様」とか「情報屋」と言う呼び方が今の時代には合わないと思いました。また、仕方がないとは思いますが、序盤の登場人物のセリフが説明的で違和感がありました。

せっかくの三角関係なので三人の登場人物の描写をバランス良くして欲しかったです。私の感想ですが、ショウの印象が強く残り、大河内と貞木はほぼ空気に感じてしまいました。

攻め二人と結ばれる終わり方は嫌いではないんですが、この作品の場合、ショウの印象が強かったせいか、貞木がショウにほだされて、ショウ×貞木で終わった方がしっくりきたような気がします…。

ですが、すごく綺麗な絵柄と迫力のある3Pシーンが見れて良かったです。なので中間の【萌】にさせて頂きました。

1

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