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  • リンクス 2017年7月号(雑誌著者等複数)

リンクス 2017年7月号(雑誌著者等複数)

lynx

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その他の収録作品

  • 丹下道「差形怜司の解答」
  • 猫野まりこ「黒き災いと結びの神子」
  • でん蔵「ぼくらの青い夏休み」
  • 木下けい子「愛ってなんだ?」
  • 大槻ミゥ「Pet」
  • 束原さき「REPLAY」
  • 友江ふみ「星とメルヘン」
  • 春野アヒル「竜の王子さま」
  • 藍間千眞「言わぬが花とは言うなれど」
  • 九重シャム「おすわりサノバビッチ」
  • 霧壬ゆうや「薔薇と眷属」
  • 絵歩「My dear fairy」
  • 香坂透「お金がないっ」
  • 小池マルミ「俺の愛するオヤジ殿!」
  • リオナ「その恋、成立なるか」
  • 宝井さき「デスペル×ブラザーズ」
  • 上川きち「発情獣の躾け方」
  • 不破慎理「どうぞ美味しく召し上がれ」
  • 倉橋蝶子「発情ポルノグラフィー」/フジマコ「俺、悪魔と仮契約中」/上田にく「アンタなんて大嫌い」/楢崎ねねこ「縁も縁もございません」/山野でこ「ちょっと黙って」
  • シロヒト梨太「花を召しませ」/鈴本ノンキ「こじらせ男子は恋愛中」/蒼宮カラ「子兎ちゃんに抱かれたい」/座裏屋蘭丸「リカー&シガレット」

あらすじ

表紙:木下けい子

著者インタビュー&4コマを掲載!!
「キミと以心伝心っ!」(山野でこ)
「お隣さんちの双子くん](アベコ)

丹下道「官僚シリーズ」W企画START!
【1】2号連続! 描き下ろしQUOカード応募者全員サービス!!
【2】5号連続! 描き下ろしレアCPペーパー応募者全員プレゼント!!

「差形怜司の解答」丹下道
「黒き災いと結びの神子」猫野まりこ
「ぼくらの青い夏休み」でん蔵
「愛ってなんだ?」木下けい子
「Pet」大槻ミゥ
「REPLAY」束原さき
「星とメルヘン」友江ふみ
「竜の王子さま」春野アヒル
「言わぬが花とは言うなれど」藍間千眞
「おすわりサノバビッチ」九重シャム
「薔薇と眷属」霧壬ゆうや
「My dear fairy」絵歩
「お金がないっ」香坂透
「俺の愛するオヤジ殿!」小池マルミ
「その恋、成立なるか」リオナ
「デスペル×ブラザーズ」宝井さき
「発情獣の躾け方」上川きち
「どうぞ美味しく召し上がれ」不破慎理
「発情ポルノグラフィー」倉橋蝶子
「花を召しませ」シロヒト梨太
「こじらせ男子は恋愛中」鈴本ノンキ
「子兎ちゃんに抱かれたい」蒼宮カラ
「リカー&シガレット」座裏屋蘭丸
「俺、悪魔と仮契約中」フジマコ
「アンタなんて大嫌い」上田にく
「縁も縁もございません」楢崎ねねこ
「ちょっと黙って」山野でこ

作品情報

作品名
リンクス 2017年7月号(雑誌著者等複数)
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
発売日
4

(3)

(1)

萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
12
評価数
3
平均
4 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数2

満を持しての差形課長編!

『恋するインテリジェンス』今回は待ちに待った差形課長編の続編(前回は2016年5月号掲載)。
土門&円は今回出てきませんでしたが、外務省や法務省の思わぬメンバーが続々登場。
本編はシリアスですが、賑やかでニヤニヤもできる内容となっています。

■丹下道「差形怜司の解答2 前編」34P
財務省関税局に勤める差形課長の恋人は、財務省主計局の課長・古賀親園。
19年来の付き合いで、同棲もしている二人ですが、
実は一度もセックスしたことがないという超プラトニックな関係。
ストレートの古賀が差形相手に勃たず、セックスに二度失敗したことで没交渉に。
愛し合ってはいるものの、性欲は他で発散するという哀しいルールで付き合っています。
一週間ぶりに会って、今夜はもしかしたら…と下着選びに迷う差形ですが、その夜も何もなく。
同じベッドで、古賀の隣でムラっとしている姿が切な可愛いです。

場面は変わり、外務省の蔵本(!)が脱税絡みの案件で財務省へ。
本当は鶏楽が来る予定だったのが、何やら人生最大の不幸(!)が訪れ、急遽蔵本が駆り出されたんだとか。
鶏楽の事情も気になりますが、若手の身で交渉を任されしどろもどろな蔵本も良いキャラで、本当外務省は人材揃ってるなという感じですv

その後、差形が法務省の楚和(!)と話していると、そこへ鷹見が合流!
鷹見と差形はプリスクール時代からの付き合いとのことで、お互いにタメ口です(鷹見は34歳ですが、差形課長は何歳なのか…)

その夜、バーで差形課長が一緒に飲んでいるのは、外務省TCの牛通堂!(前号で初めて出てきた、いい感じの眼鏡攻めですv)
差形と牛通堂と鷹見は共通の友人のようですが、
二人に恋愛相談する気満々っぽいw鷹見と違い、差形と牛通堂は互いに秘密主義?
差形に恋人はいるか聞かれ曖昧な答えを返す牛通堂ですが、BCの千散とはどんな関係なのか?
そのへんも追々分かるといいなと思います。
牛通堂のある発言にイラッときた差形は、
牛通堂の手首にキスして痕を残すという悪戯を。
それを、迎えに来た古賀に見られてしまいます。

何も言わず笑顔で対応する古賀を見て、気にしているのは自分だけかと落ち込む差形ですが…
古賀の意味深な表情のアップで次号に続きます!

温厚でいつもニコニコしている古賀ですが、実はなかなか嫉妬深い??
古賀に見つめられた牛通堂の狼狽えたリアクションから察するに、差形課長の見ていないところでは、普段とは別人の鬼の形相になっていたりするのかもしれませんw

嫉妬するくらいならプラトニックな関係を脱する努力をすればいいのにという感じですが、
きっと古賀には古賀なりの事情や想いがあって、それが今後明かされるんだろうなと思います。

クールビューティーでいつも飄々としている差形課長が、古賀に対してだけは思ったことを言えずひっそり傷ついている姿が相変わらず切なく、早く幸せになってほしいと願わずにはいられない引きでした。
ここからどうハッピーエンドに繋げるのか予想し辛いですが、シリアスな大人エロでも一転してラブコメ化してもどちらも美味しくいただけそうで、次号が早くも待ち遠しいですv


ちなみに今号はQUOカードとレアカプペーパーの全サがあり、
ペーパーの方は厚労省の国重×宝生とのこと。
次号のレアカプペーパーは、シルエット的に(頭の飾り的にw)聖前&桃散かと思います。
こちらの二人も前号出てきたばかりで関係性が全く想像できないので楽しみです☆

11

ボリューム満点

『恋イン』については先にレビューされている方が詳しく説明されているので
私は他の気になった作品についてレビューしたいと思います

『REPLAY(前編)』
高校の野球部で投手と捕手の関係だった真篠と水原
「バッテリーがきっかけで、以来俺たちは夫婦関係」とあったので
恋人同士だと思いながら読み進んだのですがキスすら描写が無く
付き合っているかもよく分からず
何を読まされているんだろうかと思いましたが
絵は背景もきちんと描かれていて読み易かったので後編に期待しています

『星とメルヘン』
地域密着の氏神様・咲宮が別の地域の氏神様・星成に恋をし、めでたく結ばれる
しかし幸せな時間は長くは続かず突然星成が倒れる
「氏子を失った氏神はこの世から消滅する」という事で
咲宮の地元の町一丸となり星成の氏子を探そうとする
功を奏して眠ったままの星成の許に一緒に写った写真を持って少女が訪ねてくる
少女が声を掛けると星成の目が開き、咲宮は涙を流しながら星成に抱き付く
で、時間軸がわからないのですがエンディングで
縁結びの神として有名になった咲宮神社に二人組の女の子が訪れる
訪れた二人が赤面してるんですが、何で赤面するのも意味が分からなかったし
(ページをめくると二柱が何かしてるのかと思ったら、神社の風景だけだった)
ラストページのナレーション?で
「仲睦まじい二柱は最期の時まで一緒だったそうな」とあるのですが
咲宮の氏子は多いので星成と一緒に最期を迎えるのは無理だと思うのですが
どうやって最期を迎えたか分からずじまいでモヤモヤの残る作品でした

『俺の愛するオヤジ殿!(2話)』
1話でヤクザの組長にヤラれちゃった水坂は天涯孤独もあって
組長の世話係となって組長宅に住み込む
そんな時に組長が殺人容疑で逮捕され組員総出で真犯人を探そうとするが
他の組員に「お前はここにいろ」と言われているのに言いつけを守らず
警察署に行ったり、被害者が入院している病院に行ったりするが
結果その事で組長の無罪が証言され無事釈放される
二人きりになり組長に触れられ発情したかのように盛る水坂
組長を助けたのもヤリたいからにしか見えず
全体的に単に掘られる事に目覚めたヤンデレビッチといった印象を受けました

『おすわりサノバビッチ』
今号で一番腹が立った作品です。
子供が出来ず離婚した過去を持つ宇賀那は現在売れっ子モデルの杷と恋人同士
そんな宇賀那の前に別れた妻が身重の身体で現れた
「ずっと謝りたかった」と言う元妻に「幸せになれたんだね」と返す宇賀那
宇賀那の姉の店に揃って行くと、杷が自分の写真集を持って訪ねて来ていた
宇賀那の姉に元妻が
「子供が出来なくて別れることになったのにうまくいかないものですね」
「宇賀那とお姉さんと元に戻れた気がして嬉しい、また来ていいですか」
と話し掛けるのを耳にした杷が「幸せ自慢とか気持ち悪」と呟く
「初対面の人言う事じゃないだろ」と宇賀那がつっかかるがそれによって杷は
“俺はもう…恋人じゃないんだね”と冷めた顔で店を出る
“離婚の事ちゃんと言っておくべきだった”と思いつつ宇賀那は追いかけもしない
宇賀那は万人に優しい人なんだろうと思うけど今号は八方美人なだけだと感じた
男同士はただでさえ不安を抱えているだろうから
(宇賀那は結婚してて元はノーマルだろうから杷にとっては余計に)
信頼関係が崩れると終わりってお互い分かってるだろうに
イケメンでない奴がイイ男ぶってんのも“なんだかなぁ”という感じでした

『恋するインテリジェンス』はコミックス派だったのですが
『リンクス』で全プレ企画が始まったので全プレ目的で購入です
買った以上もったいないのでその他もとりあえず読むのですが
なかなか自分に合う作品が少なくアンケートを書くのも結構苦行だったのですが
今号は読む作品が多くて良かったです(分厚くて読むのは大変ですが)

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