スティグマタ─聖痕捜査─ 1

スティグマタ─聖痕捜査─ 1
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神8
  • 萌×22
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
48
評価数
10
平均
4.8 / 5
神率
80%
著者
高橋秀武 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
集英社
レーベル
ヤングジャンプコミックス
発売日
価格
¥655(税抜)  
ISBN
9784088901251

あらすじ

事件は、“殉職"より始まる…。
警視庁特命捜査対策室第六係の黒岩警視と朝子巡査。被害者の残留思念に“感応"する特異な捜査方法で、不可解な事件の真実に迫る! 鬼才が描く“異能"刑事ドラマ!!

表題作スティグマタ─聖痕捜査─ 1

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数3

特殊な設定の刑事もの

『雪と松』が発売になったのに合わせて再読。ドラマ化されたこともあって『トクボウ』の方が有名かな?でも個人的にこの作品、超が付くほど好きです。

という事で感想を。ネタバレ含んでいます。ご注意を。




高橋さんらしい、と言っていいのかこの作品も刑事もの。

主人公は朝子。
朝子、はファーストネームではなくラストネーム。「朝子南」がフルネームの男性です。

朝子くんは、亡くなった人の残留思念を感知し、亡くなったときの状況を「スティグマ=聖痕」として彼の肉体が再現してしまうという特殊能力を持つ。
その能力を生かし、未解決の事件の捜査を行う警視庁第6係の署員。

そして朝子くんのパートナーが6係のリーダーであり警視でもある黒岩さん。
朝子くんは死にゆく人の体験をしているので、その様を見て犯人を推理し追いかけるのが黒岩さんの役目でもある。

という、ちょっと特殊な設定。

彼らは刑事という事で、追いかけるのはもちろん殺人事件。なのでちょっとショッキングな描写はそれなりに、というかかなり出てきます。苦手な方もいらっしゃるんじゃないかな。

が、朝子くんにしても黒岩警視にしても、熱血刑事ではなく淡々とした青年たち。なのでストーリーも暑苦しくなく、粛々と進んでいく感じなので読みやすい。

黒岩さんは自身でも他人の気持ちが分からない、と評していますが、あまり感情を表に出すタイプではなく飄々としている。のだけれど、決して冷たい人ではない。むしろ、朝子くんは彼がいなければそこで生きていくことすらできないのではないか、という「割れ鍋に綴じ蓋」な二人なんです。

被害者の痕跡を感じるたびにスティグマが現れ流血するという特異体質。
それゆえに友達もおらず家族からも疎まれ続けた子ども時代。
被害者に感情移入しすぎてしまうために精神的にも追い詰められる。

そういった朝子くんのすべてを理解し、的確に接することができる、いわば「取扱説明書」の面を兼ね備えている。朝子くんが出血しすぎて危ないときは止める強さもあるし、朝子くんの気持ちを慮った行動もとる。

そして、とある事件に巻き込まれ出血が止まらない朝子くんのお世話をする黒岩さんが…!かいがいしくてナイスすぎる…。

そしてその時の朝子くんの姿も、キタコレ!
もう君たち付き合っちゃえよ!的な。
BL作品ではないのですが、匂い系に分類されるんじゃないでしょうか。

残酷な事件が多く流血し放題な朝子くんのシーンが目立つ中、最後の朝子くんの笑顔とセリフに救われます。

タイトルに(1)と付いてるので続き物だと思うのですが、これ続編の情報が全くないんですよね…。『雪と松』が連載されてるからかなあ。落ち着いたらぜひとも続きを描いていただきたいと切望しています。

絵柄がちょっと独特なこと、流血が多く殺人事件を取り扱っていること、など読み手を選ぶ作品かもしれませんが、間の取り方、画力、そしてストーリー展開。どれをとっても神評価しかつけられない。
主要キャラの二人以外の脇キャラもいい味出してます。6係の綺子さんはナイスアシストしてるし、一緒に捜査する所轄の刑事さんたちも素敵でした。

萌えという点での評価ではありませんが、一つの作品としては文句なく神作品です。

8

この表紙で非BLとか嘘でしょ

「この捜査は殉愛」とデカデカ書かれた帯を巻いて、この表紙で青年漫画だと言われましても。説得力…w
中身もたいへん腐女子が楽しめる内容です( ´艸`)
ただ、少々血描写が多いのでそこは注意。

刑事のバディもの。
「警視庁特命捜査対策室第六係」という異能を捜査に活用する試みで設置された部署に所属する〔朝子巡査〕が、死者の残留思念に感応してその者の「死の記憶」を追体験することが出来る、という自身の特異能力を活かして上司の〔黒岩警視〕と一緒に不可解な事件を解決していくお話です。
ストーリー自体は青年漫画らしい明快な刑事モノで、腐女子目線で読まなくとも純粋に面白い作品です。
ドラマ化されてもきっと楽しい感じのノリ。
高橋さんの作家力でぐいぐい引き込んでくださいます!

が、ここはちるちるなので^^
腐的に堪らなかったポイントをシンプルにひとつ書き残したい。

あのね、
黒岩警視の役割を簡潔にお伝えするとですね、
“朝子くんにとっていなくてはならない人”です!ただの上司ではありません!!(鼻息)

死者に感応すると朝子くんの身体には聖痕(スティグマ)が現れるんですね。で、そこから吹き出るように大量の血が流れ出すんです。そんなに出たら死ぬだろってなもんですが、まぁそこはマンガなのでさておき、ここで黒岩警視の出番です!
黒岩警視は朝子くんがスティグマから血を流すたび、朝子くんの身体に優しく触れて出血を止めてあげてるんです( ´艸`)
黒岩警視じゃなくとも止めることは出来るんですが、そこはね、読者的にはやはりいつも黒岩警視でないと。
めっちゃイチャイチャしてます!!!!!
「その設定青年漫画で要る???」「それ青年が読んで楽しいのか?」などという無粋なツッコミをしてはいけません。

最終的には、手を離すと血が止まらなくなってしまった朝子くんのためにずっと手を繋いであげてます。
もちろん仕事が終わったあとも離すわけにいかないので自分のお家に連れて帰って、家の中でもずっと自分にくっ付かせて、寝る時は一緒のベッドで手繋いで寝てたり。(その時の朝子くんはブリーフ一丁。スーツで寝る訳にはいかないもんね!)
「このシーン青年漫画で要る???」「これ青年が読んで楽しいのか?」「黒岩、朝子くんにパジャマくらい貸したれよ」などという無粋なツッコミをしてはいけません。

表紙の構図から抱く期待を裏切ることないイチャイチャっぷりで軽く死ねました。

完結してないんですけど、打ち切りっぽいんですよね…青年漫画誌は世知辛いね。。
「雪と松」連載誌の『.Bloom』とは同じ集英社グループなんですし、誌面を移して再開の機会が出来たりとかしないかな。
もっと読みたいです。

お話的にも、萌度的にも、文句なしの神です!

6

バディもの

「雪と松」から入ったクチですが、こちら非BLといっても作者さんが腐女子と言っておられるだけあって、そんな雰囲気がじわじわと感じられる良作です。

スティグマとは、殺された人の魂に感応する特異体質で、これを活かした特殊捜査班のコンビが主人公。特異体質を持つ朝木(美人の方)と、感情がないというクールな黒岩。特殊捜査班で、トクボウを彷彿とさせる設定ですが、お話運びのテイストは全然違っていて、あちらが少年誌だとすると、こちらは女性誌でもいいかなという感じで、サスペンスとバディものがどことなく不気味にミックスした不思議な雰囲気です。

まだまだこれからというところで1巻は終わりますが、なんとBL誌で続編再開ということで、ご本家があれこれHなこともさせてくれるおつもりみたいで楽しみ!

1

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