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表題作Gene(8) 心の扉

ヤンアーチェ・チャンシャン/チャンシャン王国国王
イリ・イン・ラーチョオ/ラーチョオ王朝の末裔

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  • あとがき

あらすじ

真・天空帝国に潜入したサリアが語る、王太子・ラカの人道を逸した人体実験の脅威。
その恐怖と激しい怒りからヤンアーチェは帝国との決別を決意する。
世界が激変する不安の中で、イリもまた頑なな心の扉を開き、ヤンアーチェに不器用な愛を告白。
12年の間、擦れ違っていた二人の想いが、ようやく重なり合おうとしていたが…。
激動のドラマチック・ファンタジー、ついに佳境へ。

作品情報

作品名
Gene(8) 心の扉
著者
五百香ノエル 
イラスト
金ひかる 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
シリーズ
Gene 天使は裂かれる
発売日
ISBN
9784199002380
3.7

(7)

(2)

萌々

(2)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
25
評価数
7
平均
3.7 / 5
神率
28.6%

レビュー投稿数1

せっかくいいところで……

 なんというか……
 いきなり時間がサリヤが帰ったところまで飛んだので、一瞬迷子になりましたが、ちゃんとその間のことも、後々ちゃんと振り返ってくれているので、迷子から無事、復帰できました。
 なので、時間軸がわからなくなることはないかな、と思います。

 今も昔も、政治に対して全く興味はないが、実はこれからの政局?(と言っていいのかしら?)で一番重要なところを担ってたイリ。
 そんなイリが、ついに自分の気持ちを正直に、ヤンアーチェに伝える……
 なんというビッグイベント!

 まさか、最終回前にして、こんなシーンが見れると思いませんでした。
 まるで、中学生みたいな告白シーンのやり取りは、かわいらしくて、素敵だったと思います。


 なんですが、神様(この場合は作者様?)は、イジワルで二人に更なる試練を与えます。
 この状況を読んだとき、思わず心の中で「おおおおおおおおおおおお」と叫びました。
 ネタバレになるので、言いませんが。

 そんな感じで、ますます目が離せない8巻でした。
 後はもう、完結へ向かうしかないんですが、それが少しもったいなく感じるくらいです。

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