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表題作官能リマインダー

町田ルカス,ハーフ,メイクアップアーティスト志望
橘 宗平,カメラマン志望の大学生

その他の収録作品

  • 描き下ろし番外編

あらすじ

過去のトラウマから、縛られないとイけない性癖を持つ宗平。親友への恋心を断ち切るために訪れたフランスで、美貌の男と一夜を共にする。
ところがなんとその男・ルカスと、大学の同級生としてまさかの再会!?派手な見た目や軽薄そうな口ぶりとは裏腹に、望み通り縛って抱いてくれるその手は優しい――
ルカスとの身体の関係から抜け出せずにいたある日、腕に残る情事の痕を親友に見られてしまい…!?

作品情報

作品名
官能リマインダー
著者
ウノハナ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
ISBN
9784199607301
4

(207)

(92)

萌々

(58)

(43)

中立

(12)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
21
得点
833
評価数
207
平均
4 / 5
神率
44.4%

レビュー投稿数21

身長差

ウノハナさんは作家買いしております。
こちらはしばらく寝かせていましたが、今週はキャラコミックスを読みあさる週(なんだそれ)で手に取りました。

タイトルから、どういうお話かな?と思いましたが、官能を思い出す、というニュアンスでしょうかね。
異国の地でばったりと出会ったイケメンとアバンチュール、しかし帰国してみると何と同じ大学の同級生で。。という実際にはなさそうな設定。でもそこがリマインダーなのかな?

メーキャップアーティストとして修行中のルカス。イケメン高身長優しいとないものはないというぐらいの攻めさま。
一方の宗平は、写真課をめざす寡黙な青年。
ウノハナさんの漫画は、お仕事設定が非常にしっかりしていてすごく好みですね。今回は学生さんのためまだまだ修行中という感じですが、目標に向けてそれぞれが自分のやり方で努力をしている、という姿が素晴らしいです。

さて、宗平は同じ写真部の同級生に恋をしているのですが、クローゼットゲイのため煩悶する日々。でもそんな宗平を優しくルカスが包んでくれる。
おとなしそうに見えてすごく宗平がHなのと、緊縛がテーマなので確かにタイトルに恥じず官能的。
ルカスが大切にするのも分かる気がする。

イケメンが説得力を持ってイケメンな絵力もよいです :-)

0

ルカス完璧な男では

フランスの田舎で出会った相手が日本で同じ大学に通っていたって、都合良すぎて笑ってしまったんですが、ここで引っかかってはお話が始まらないので流すしかないですがw

性癖から性格から全てを知った上で受け入れてくれて満足させてくれて、愛してくれるってこれ以上のことはないですよね。あんなイケメンに。
イケメンだからこそ劣等感を持つのはわかるけど、それでも愛される喜びの方が勝つわけで。

縛られてないとイケなかった宗平が、呪縛から解放されてよかったよかった。

彰大は何かを企んで邪魔してくるのかと思ったら、ぷすぷす自己完結したんですかね。
ま、ルカスの啖呵が効いたんでしょうけど。

しかし、非の打ち所がないルカスにあんなに愛されて宗平よかったね、というのが感想です(お粗末なことしか言えずすみません)

0

溺愛攻めにクール受け!キュンとします!!

密かに恋していた親友に彼女ができてしまい、失恋した宗介が傷心1人旅先のフランスで出会ったイケメンハーフのルカス。一夜限りの思い出のつもりだったのですが、なんとルカスは同じ大学の生徒で!?というお話でした。

攻めも受けもキャラが良くて面白かったです。
ルカスの溺愛に、クールな宗介が段々陥落していく様子が可愛くてキュンキュンしました。当て馬くんに対してルカスの愛情が強すぎて勝負にならなかった。

溺愛攻め良いですね。何度読んでもドキドキします。

0

思ったより重めでした

合う合わないでいうなら、この作品は自分には合いませんでした。

受け様がネガで常に↓↓↓みたいな方で。事情は理解できるし、親友に恋して〜云々は切ない気持ちでいっぱいになると思いますが!それにしても終始低空飛行です。
反面、攻め様は良かった!太陽みたいなイケメンで、ずっと救われてました。
ワンコ攻め感はとても良かったです。攻め様のキャラのおかげで最後まで読ませてくれました。台詞も甘くて良き!

親友のクソっぷりが鼻につきましたが、まぁ解決したから良いとして!
あんまりにも受けが臆病すぎて、もうマジでズルいなーってすら思えてきて、読んでいてい"〜〜!!ってしてきたので、程々がいいなと思っていました。

縛るプレイについても、光属性の攻め様の特殊プレイはあまり自分には合わないなぁと改めて自身の地雷を知りました。
この趣味嗜好の理由が理由だけに、この緊縛がなくなった時、二人は心から結ばれるんだという目安にはなるんですけどね(-_-;)それはわかってはいるんですが、
もう独特の距離感を多々感じてました。
ラストまでその距離感はあまり変わりませんでした。
作者様の狙いがそこならばお見事です。

もっと心強く惹かれ合う二人の描写とか、過去をふっ飛ばすくらいの激情が見たかったためこの評価になりました。

1

もう少し描いて欲しかった

今更ですが、やっと読みました^^;
すっごく面白いのですが、最後の方駆け足すぎませんか?
まだ続きそうな感じで終わってしまったので、少しだけ物足りなく感じてしまいました。

トラウマを抱え、縛られないとセックス出来ない宗平が出会ったのは、美しくも優しいルカス。
この二人の交流を通し、ルカスが宗平の心を開いていく……縛られた心を解放していく様を丁寧に描いています。
ルカスが、そのままの宗平でいいのだということを誠実に伝えていくところがとても良かったと思う。

過去の男に〝石〟扱いされた宗平は、きっと好きな人に大切に抱きしめられたかったんだと思います。
だって、縛られたいって、そういうことでしょ?
縄で抱きしめられると感じるのが、本当のSMじゃないかと思うんです。
縛られなくても離さないでいてくれるルカスに惹かれていくのは、当然ですよね。

そして、彰大も宗平のことが好きだったんだろうね。
でも、男を好きな自分を承認出来なかったんだと思う。
間違った縛り方をすれば、そりゃ逃げられるよ。
この二人の本音のぶつかり合いがもっと見たかったなぁ……

2

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