魔性の男と言われています

mahou no otoko to iwareteimasu

魔性の男と言われています
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×23
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
17
評価数
4
平均
4.3 / 5
神率
25%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
徳間書店
シリーズ
キャラ文庫(小説・徳間書店)
発売日
価格
¥600(税抜)  
ISBN
9784199008948

あらすじ

幼稚園では園児を惑わせ、小学校では教師を狂わせる──男に惚れられるフェロモンの呪いで、平凡な地味顔なのに恋愛沙汰が絶えない名波。住む場所を失くして身投げする寸前を救ったのは、漆喰職人の比嘉だ。「俺は呪われた血なんて信じねえぞ?」曲者揃いの職人達から男惚れされる比嘉の力強い言葉――今度こそ平穏な人間関係が築けるかも…?名波は比嘉の下で職人見習いをすることに!?

表題作魔性の男と言われています

比嘉丈太朗、漆喰職人で名波を拾ってくれた社長
名波蒼司、地味なのに何故か男にモテてトラブルの絶えない青年、27

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数2

誰もが男惚れしてしまいそう!

“魔性の男”、えらく顔の綺麗な男というわけでもないのに
同性を惹き付けてしまう蒼司は
一方的に好意を押しつけられるばかりか、
人生を狂わせてしまう程の何かがあるらしく
そんな血筋に絶望し身投げをしようとしたところを
漆喰職人・比嘉に助けられ…。

おおー…、漆喰の壁、以前何かの番組で見たことがあったので
非常にイメージしやすく読ませていただきました!
なんというか、センスも勿論物をいうのですが
職人の人生をそのまま表すような、
繊細かつダイナミックな壁に思わず目を奪われたのです。
テレビですらそうですから、
実際作業している姿や、完成した壁を見たら
惚れないわけがないなと思ってしまいました。

まして比嘉社長の懐の広さは
かつてワケありだった従業員の皆も感服するほどで
いい人に巡り合えて良かったね蒼司…!と母のような心境になりましたww

蒼司は、痩せていたのもありますが
もっとなよなよしたタイプなのかと
私も比嘉社長のように先入観があったのですが
非常に頑張り屋さんで、年下の上司にも素直で
あんな体質でさえなければ、もっと楽しい人生を歩んでこられたでしょうに…。
でも、過去があるから現在がある!
比嘉社長はもちろん、仕事の仲間とも出会えたのは、
望まぬ苦労があってからこそ、なのかもしれませんね。

何も知らない蒼司が、百戦錬磨の比嘉に身も心も委ね、
快感の坩堝に落とされていくシーンは
相変わらずの中原節でとてもエッチでしたよ!!
言葉責めもいいですけど、喘ぎ声がね、たまらんのです…。

中原さんの作品に草間さんのイラストは意外な気がしてしまいましたが
蒼司は頼りなさげだけど可愛らしく、
比嘉社長は汗さえフェロモン!のようなカッコよさで素敵でした♪

1

オヤジの魅力に溢れてます‼

個人的に、中原先生の書かれるオヤジが大好きなのです。
懐が深くて人情味があり、そしてエロい。今回も、そんな魅力溢れるオヤジが堪能出来ます。オマケに作品の大部分を占めているお仕事パートが左官職と言う事で、こちらも個性に溢れたオヤジだらけ。オヤジ好きとしては大変楽しく読めました。


内容ですが、平凡な地味顔なのに何故か男にモテて、恋愛沙汰でのトラブルが絶えない名波。打ちのめされて身投げしようとしていた所を、たまたま行き逢った漆喰職人の比嘉に救われます。名波の事情を聞いた比嘉は、自分の会社で雇ってくれると言い出し-・・・というものです。

名波は自分が男に惚れられるフェロモンの、呪いのようなものにかかっていると思っています。この設定でいつものアホエロ話を連想される方が多いと思われますが、今回はごくごくマトモ(?)な深みのあるお話です。
そもそも名波が何故、それ程男を惑わしてしまうかと言うと、生来ののんびりした性格に、焦点が合いづらい目線。本人は素直で頑張り屋なのに、そんな醸し出す雰囲気で支配欲が強い男の悪戯心をくすぐっちゃうんですね。端的に言うと、無知なアホの子に見えるのです。

そんな彼に嗜虐心を刺激された男とのトラブルが絶えず、男不信気味になっていた名波。比嘉の会社でも最初は怯えが先に立っていますが、そこに居たのは個性豊かな面々。強面のオヤジ率高しです!

この脇役達が大変魅力的で、オカン系の世話焼きオヤジから、下ネタ好きのお調子者系。お菓子をいつもくれる和み系から様々。お約束のヤンキー系もおります。皆から温かく受け入れられて、名波がなついていくのが可愛くてほのぼのするんですね。また、皆でワイワイ騒いでいるシーンが多いのですが、この会話が面白くてプッとさせてくれます。

そして、そんな個性の強い面々をまとめる社長の比嘉。中原先生らしく、人情に溢れた懐の広い男前なオヤジです。いつも男どもを惚れさせています。ちょっとネガティブ気味な名波を、その大きな心でどーんと受け止めるのが格好良すぎる・・・!!いやもう、器のデカいオヤジを書かせたら、中原先生の右に出るものは居ないんじゃないでしょうか。
帯に書かれている、無防備な名波に対する「ーあんまり信用されても傷つくぞ」のセリフにはホント萌えました。これぞオヤジの余裕と渋さをストレートに感じさせてくれるセリフじゃないでしょうか。


名波の前の職場のストーカーが現れ、刃傷沙汰とちょっとバイオレンス部分はありますが、笑えて温かい気持ちになれてと、深みのある素敵なストーリーだと思います。

4

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