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表題作氷の魔物の物語外伝

氷の魔物・ブラッド
人間・イシュカ

その他の収録作品

  • カーイールの魔女(ライの若かりし頃の義母との話)
  • 百年舞台、人形劇。(ネイの『ウキウキ☆頭領ストーカー日記とはコレです)
  • 死人ら、森にて(ヴィルドの過去とラプンツェルとの語らい)

あらすじ

堂々完結の「氷の魔物の物語」に外伝登場。ブラッドとネイの出会いを描いた『百年舞台、人形劇。』(別名・ネイの『ウキウキ☆頭領ストーカー日記』by作者)他2編(ラウグル編、ヴィルト編)を収録。知られざる物語が今、紐解かれる…。

作品情報

作品名
氷の魔物の物語外伝
著者
杉浦志保 
媒体
漫画(コミック)
出版社
冬水社
レーベル
いち好き・コミックス
シリーズ
氷の魔物の物語
発売日
ISBN
9784887415683
4

(2)

(1)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
8
評価数
2
平均
4 / 5
神率
50%

レビュー投稿数1

BLマニアとしては悩めるところ

絵はすごく好き。作中に漂う、作家さんとして才能溢れる感じも素晴らしいと思う。
でも根本的にオカシイレベルでいい人オンパレード、毒のない人たち、おめでたい人たち、善人過ぎなキャラクターたちが嫌い。オメデタイ頭で説教臭い展開が嫌い。
読んでるとどんどんこっちが黒くなってくる。「ケッ!」って気分になってくる。

そう思いながら「氷の魔物の物語」外伝を含め全巻、「シルバーダイアモンド」全巻、「終点」全巻買ってます。

本が好きでどんどん本を買うので、読み終わった本は片っ端から売り払っているのですが、「氷の魔物」「シルバーダイアモンド」だけは未だに全巻揃えて時々読み返しています。
そしてその度にイシュカやラカンのせいで、こっちが毒々モンスターになっています。
イラつく。真っ黒な毒がグツグツ生産される。
そしてネイは作中、陰キャな位置づけになっていますが、一般的な線では十二分に優しくめでたいイイ人ホワイト属性のキャラだと思う。
でも陰キャ、キツイ美人、Sキャラという設定にも頷ける。作品の中でのみ。

また分からないのは、これは「少女漫画」なんですよね?内容は明らかBLだけどジャンルは「少女漫画」
他の作家さんでも少女漫画ジャンルだけど、ハッキリとBL内容や、男しか登場しない世界で男同士ヤっちゃってるけど、ジャンル「少女漫画」なものもあり、いまいち線引きが分かりません。
以前はこの「氷の魔物」のようにヤってないものを「少女漫画」くくりにしてるのかと思っていましたが、男同士ヤっていても「少女漫画」もある。
表現が肉肉していなければ「少女漫画」になるのかな?
でもヤってないし優しいしきれいな世界のBLジャンルもありますよね。

今まで少女漫画は一律対象外にしてたけど、どうやったら大海の中からBLだけ抽出できるんだろう。

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