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表題作宵山恋歌

高林,青年実業家
市原真生,道具屋跡取りの高校二年生

あらすじ

京の老舗の道具屋の養子、市原真生は高校2年。
店の跡取り問題で悩みながらも、日本画家になる夢を捨てきれずにいる。
そんなとき、店の上客としてやってきた東京の青年実業家・高林から、京都の案内を頼まれた。
さまざまな名所を一緒に巡るうち、真生は大人の優しさと包容力を持つ高林に惹かれてゆくが…。

作品情報

作品名
宵山恋歌
著者
小川いら 
イラスト
椎名咲月 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫
発売日
ISBN
9784592874065
2.7

(4)

(1)

萌々

(0)

(0)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
8
評価数
4
平均
2.7 / 5
神率
25%

レビュー投稿数3

京都を舞台としたしっとりとした話です。

純愛:☆☆☆☆
H度:☆
オススメ:☆☆☆☆
登場人物 市原真生(高2道具や長男)高林(青年実業家)
静かなトーンの話です。個人的には好きです。
京都の老舗道具やの養子の真生が、好きな道を進むか、道具やを継ぐか人生の選択をするときに青年実業家の高林に会います。
とても控えめな真生が、高林に惹かれていくところが情緒的でとてもよかったです。
舞台が京都というところもかなりポイントが高い作品でした。

1

雰囲気だけ

よくある設定を、よくあるキャラで、雰囲気だけで書き上げちゃったという印象。わたしは合いませんでした。残念。

0

京都ものの良さがあまり感じられませんでした。

小川さん、初読みです。
あ、読んですぐにこの方は関西の人じゃないなと分かりました。あとがきまでたどり着いて、やっぱり思った通り(笑)自分と同じ京都好きな横浜市民でした。こういうのってドラマやアニメはすぐ発音で分かりますが、小説でも分かるものなんですね。

内容も、うーん。
十年前に出版されたものなので現在はどうかわからないですが、かなり拙いというか。ちょっと古っぽい少女漫画な挿絵も相俟って、若い子が描いた少女漫画な雰囲気でした。
書きたいものは分かるし、これくらい明快な筋立てでいいと思うんですよ。しかし京都ものを求めている大人としては、京都らしさが足りないのでとても物足りなかったです。
京都もの特有の街の描写や会話で感じられる、独特な空気がないのですよ。
だからといって登場人物の心情が掘り下げられている訳でもないので、何でいきなりセレブの攻めが高校生の受けに入れ込んだのか全く分かりませんでした。可愛かったからだけ??
あと、微妙に受けの性格が可愛くないかも。これは好みの問題ですかね。
色々と惜しいなあ。

0

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