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表題作恋、或いは

阿津くん、美容院の客
千代原 啓、美容師

その他の収録作品

  • 番外編

あらすじ

熱を帯びた視線、 触れる唇、絡まる舌先
すべて捕らわれてしまうーーー
天然タラシのノンケx美形奥手ゲイの焦らし系ラブ

あんたは俺とセックスできんの?
俺、あなたと付き合いたい……あなたと、セックスしたい。

美容師の啓は、偶然担当した男前だけど人見知りな好青年・阿津にすっかり懐かれてしまう。
女の子と仲良くなるコツを教えるべく合コンに誘うも、阿津の天然タラシっぷりに啓自身が翻弄されーーー?

…ここ、今「2人だけの特別な空間」かな
焦った、勘違いさせんぞ あれ
ノンケの天然ってこえーーー…

作品情報

作品名
恋、或いは
著者
いさき李果 
媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックスDX
発売日
ISBN
9784866531151
3.6

(16)

(4)

萌々

(4)

(7)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
58
評価数
16
平均
3.6 / 5
神率
25%

レビュー投稿数3

優しく優しく 愛を育む

いさき先生の二人はいつも優しい。
もち、それなりに激しい事もありますが、やはり「優しさ」がベースにあり、読んでいるこちらが身構えなくてありがたい。
今回も起伏がいくつもありますが、胸が苦しくてどうしよう!なしんどさはなく、臆病な二人を見守って行くことが出来ました。
いやいや、臆病なのは受けだけで、恋愛経験ゼロ?女の子が苦手で、付き合ったことも無い??な攻めが、ここぞ!って時にガンガンせめてくれて、よぉやった!と褒めて上げたかった。
てなかったら、永遠にモダモダの二人だったかも知れないし。
そして単行本には本当に嬉しい描き下ろしが♡
これがまぢで良かった♡♡♡
こんな攻めが良く今まで何も知らずに育っていたよなぁとシミジミ(*´・∀・)♪
この描き下ろしだけでも単行本を買った甲斐が有るスグレモノ。ぐふふふふ(⑉^¯ーωー¯^⑉)ᐝ

0

大きな起伏はないけれど

1冊丸ごと表題作です。
ノンケにアプローチされてグルグルする、隠れゲイの美容師さんのお話。

…と言いつつ、読んでみるとこの「ノンケ」阿津くんはちっともノンケっぽくない。
はじめっから同性である啓に気があるように見えますね、
でも、日々接するお客様すべて異性愛という前提で接客している啓は、当然ながらお相手は女性という気持ちで阿津くんに色々アドバイスしたり、という状況です。
だけどこの「阿津くん」が意味深なので距離感を測りかねているんですね。
自分でも何となく期待する気持ち、同時に期待しちゃいけない、相手はノンケだ、と距離を置こうとする気持ちがせめぎ合う。そんな描写が続きます。
一方阿津くんの方は啓に対して特別な感情を持っていることはバレバレで。
ついに告白してくる阿津くんに、露悪的に男とセックスできるのか、なんて挑発する啓。
しかしやすやすとハードルを超えてくる阿津くんにオとされる啓です。
結局、ノンケなのにまっすぐグイグイきた阿津くんとノンケとの恋を怖がって逃げていた啓は無事CPとなります。
当て馬もなく、特に波乱もなくのハッピーエンド。優しく啓を慈しむ阿津くんなら、真面目な啓を任せられますね。

3

ほっこり甘い

始めは恋愛に不慣れな阿津が美容師の啓からアドバイスをもらって女慣れしていこう、ということだったけど
阿津は女の子より啓が気になる存在になっていて。
啓も阿津に惹かれているけど過去の出来事が引っかかりなかなか素直になれない…
そんなふたりの恋のお話でした。

啓はゲイとのことでしたが、これまで付き合った経験はなかったのかな?
恐らく阿津の前にお客様として来ていた人と恋愛関係になって、でもセックスは出来ないって言われてしまってそれがトラウマになっているんだと思うのですが。
恋愛経験なさそうには見えなかったし、バイだったんだろうか…と、ちょっと気になりました。

お話はあっさり、危うさはあまりなく途中から
ふたりがくっつく未来も読めたけれど
それでもラストの甘さにほっこりできる作品でした。

0

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