電子限定描き下ろしペーパー付き
「あなたさえ良ければずっとそばにいたいと思っています」
上巻レビューで書いた通り、結構「抉られる」系…あらすじの言葉を借りるならダークファンタジー、、、
ファンタジー部分がダークというより、現実世界の方がかなり生き辛くって受けの優弥が不憫で不憫でツライ。。。(尚、本人に卑屈さが無いんです…)
今更ですがお話しのおさらいと注意事項などをつらつらと書いてみようと思います
様々な理由で不眠に悩む現代人
そんな人間が最終手段として?1周回ってヒツジを数えるそんな時、、、1000匹目まで辿り着くと「ヒツジの睡眠推進委員会」から派遣された「ヒツジ」がやって来ます
まぁ、もぉそんなに(4桁まで羊を数えちゃう位‼)までしても眠れない人間を手助けしてやろう…!というスタンスなのが通称ヒツミンの考え
そしてヒツミンもヒツジ達が人間に奉仕をする事でヒツジが人間に転生できるチャンスを得られる、という仕組み
そんな設定の中、不眠に苦しむお人好し過ぎるお人好しの大学生の優弥の1000匹目のヒツジとして現れたのがジアくんですᏊ*´ꈊ`*Ꮚメェ~~~
寝かしつけを手伝ってくれるヒツジ達はそれぞれ得意な寝かしつけスタイルがあるのですが、、、ジアの得意技は「えっち」ですw
上巻の始まりでこんな感じでだいぶ勢いで始まるからエロエロかと思ってたら、、、アラ…!ビックリ…!
この始まりが全ての歯車を狂わして行こうとは、、、・・・
ジアはそのちょっとやんちゃなスタイルをヒツミンの偉いヒツジさんに咎められ、優弥に対して「えっち」以外での睡眠をサポートするよう命じられて2人の関係性が始まります
この過程でジアは優弥の優しさを知り、優弥は誰かが側に居て自分を気遣ってくれる温かさに触れて惹かれ合っていきます
だけど優弥にはお酒の為にお金の無心をし続ける毒親の存在があり、ジアにも過去の恋人の存在や、そもそも天界?の掟もあって、、、2人の恋愛はそう簡単には行きません。。。
というのが上巻~下巻のさわりのお話しです
地雷要素は「毒親」ですね。。。(あと一つあるのですが、これはレビューで書くには悩む内容なのでコメント欄に書いておきますので必要な方は自己判断でご参照下さい)
かなり痛い描写で結構辛かったです。。。
しかも優弥がそれでもそんな母親を見限れないっていうのがまた苦しい。。。
そんな優弥が選んだのが自分がこの世から居なくなる、、、という衝撃の終わりが上巻でした、、、
結果、そんな優弥を救ったジアが今度は茨の道を進む訳ですが、、、
その選択をしたジアの想いが泣けてしまって仕方ない
そうしてジアの願い通り天寿を全うし切る優弥
ここもね、、、時間経過の描写が穏やかに切なく描かれていて、、、
今、思い返してみるだけでも胸がきゅーーーっとなって胸が締め付けられます
それでも!!
最後まで読み切る事で夜明けを確実に感じます!!
最終的には夜明けのお話しだと思うのですが、やっぱりココに至る迄の道筋がだいぶ息苦しい事もあるので、、、上巻の時点で夜明けさん向けですよ!とはなかなか言えない作品かと思います
頻繁に読み返す作品ではないと思います(多分私は出来ない…( ;∀;)…)
だけど、深い深い愛のカタチを欲した時にはまたジアと優弥にきっと会いたくなると思います(*˘︶˘*).。.:*♡
シギ乃先生の次回作にもまたまた期待しております…!
修正と濡れ場|上巻より関係性が変わった2人なので濡れ場は増えますが多くはないかな?と思います だけど、やっぱり濡れ場描写が上手な先生だな~と改めて思う湿度のある濡れ場でした ※上巻で変態性を魅せ付けたクロ×ユキのえっちはナシですが、CP感は増していて、、、彼らの存在が救いでもありました
尚、修正は引き続き白抜き
今回Renta!が有償描き下ろし付きだったのでRenta!で購入しましたが、この描き下ろし内容は「エロではありません」でした!
完全に「エモ」な描き下ろしでした(ღ˘͈︶˘͈ღ)
上巻のラストで、まさかの優弥の選んだ選択にびっくりしましたが、下巻では無事に生きています。
いや、正しくはジアが人間へ転生できるはずだった未来を捨て、禁忌を犯して優弥を助けます。
そうとは知らず、目を覚ます優弥。
このときに、ジアが優弥へ掛けた言葉がじわります。
そうして、優弥を脅かしていた母が亡くなり、ジアは着ぐるみをバイトを始め、その給料でペアリングを買い、一緒に仲良く過ごします。
ジアの仲間であるヒツジたちには、陰でアイツはバカだなんだ、と言われますが、ジアは優弥と一緒で幸せそうでした。
やがて老いを迎え、優弥の天寿を全うします。
ジアは、優弥を助けたときに取引をしていた通り、行くとすぐにおかしくなると呼ばれている無の淵へ向かう覚悟を上に伝えます。
が、、、??
ジアは長い年月優弥と添い遂げたことで、過去の自分の過ちを反省し、最後には人へ感謝の気持ちを抱けるようなヒツジへと成長していました。
それは上のものたちも感じたようで、禊は終わったようでした。
ダークファンタジーと銘打ってはいますが、最後は普通に後味のよいハピエンBLだったように思います。
じっくり重いストーリーを楽しみたい方には、眠れない夜にぜひ、読み応えたっぷりなヒツジと人間の救済BLをオススメします!!
不眠に悩む大学生の優弥はある日友人に勧められヒツジを数えてみる事に。眠れないまま1000匹を越えたところで現れたのは角の生えたヒツジ男のジアで、そのままセッしてしまい…。人の頼みを断れない優弥と問題ヒツジのジア。2人が惹かれ合っていったのはお互い寂しさを抱えていたからなのかな。
心の傷に沁み入っていく温かさ…。
悲しすぎる現実から優弥を救うため、自分を犠牲にしても一緒にいる事を選んだジア。共に過ごす限りある時間の愛おしさに涙…。
2人が健気で可愛いくて、とても優しい気持ちになれる大人のファンタジー。
泣けちゃうけど胸があったかくなるハピエンなので、安心して読んで欲しい!ジアがぴょーんとするところは可愛すぎて悶えます(笑)
くぅ〜胸に染み渡る幸福感と温かさ…。
黒白の上下巻表紙+ダークファンタジーの言葉から、もっともーっとどんより暗く重いお話かとビビってました。
幸せな結末にホッとした!
衝撃的なシーンから始まる下巻。
受けが飛び降りてしっかり描写されてたので、あ、コレだめだ…て一瞬マジで思いました。(何が起きてもおかしくない世界観なので)
でも、助けてくれてました。攻めに拍手。
(でも、カリシの見たシーンと表情とセリフは何だったのか読み取れなかったー!)
そこからの受けの想いと、攻めの寄り添いに心がキュッとしました。切ない。けど、一緒にいる相手がいて良かった…。攻めの覚悟も強かった。
辛かった上巻に比べて、下巻は切なさもありながらも二人の幸せが沢山伝わってきて濃密でした。
受けが生涯を全うしたとき、まだページ数が結構あったのでドキドキしながら読み進めました。不思議な世界観だし、何が起きてもおかしくないので展開が読めなかったー。
ただ、攻めが落下を防いだところや特典の再会シーン、お母さんのこと、ユキとクロエの転生の謎(記憶とか)、ちょっと都合良い感じに思えてしまった所もあったかなと思います。
まぁ、とにかくハピエン。二人が幸せな結末を迎えられて良かった!
終盤さり気に入ってた「トウモコロシ」に笑いました。
無の淵の前任者が地獄に移動になったと言っていましたが、優弥の母親が倒れた場面のあの一瞬登場したスーツの男性が彼なら母親は…優弥への仕打ちを考えれば仕方ないことだと思いますが、切ないな…。
優弥が天国にきた時母親がいるかもと思えるのが更に切ない。あんなにも追い詰められたのに恨んではいないってことですもんね。心が綺麗すぎる。
クロエとユキはヒツジの時の記憶持ちなんですね。赤ちゃんから生まれ変わったのか、見た目年齢から変わったのか気になります。
最後までユキが女の子か男の子か分かりませんでした。角が無い理由はやっぱり女の子だから?僕っ子?気になります。
輪廻に回るか天国に留まるかは選べるのかな?
末永く仲良く過ごしてほしい可愛い2人でした。

チル76
「毒親」以外の地雷要素
しっかりネタバレなので以下は自己判断でご参照くださいませ
下巻の試し読みで確認できるキャラ紹介ページに乗ってるキャラが亡くなる描写がありますので、苦手な方やNGの方にはあまり向かないかもです
あと、上巻ラストは未遂ですが自死描写あります