運命のつがいを求める人狼たちの、最高に危険なエロス。大人気「発情」シリーズ!

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表題作烈情 皓月の目覚め

賀門希月,高校2年,人狼神宮寺一族,峻仁の双子の兄
神山みちる,高校2年,希月と峻仁の幼なじみ

あらすじ

人狼の母・迅人と人間の父・賀門の間に生まれた双子の片割れ、
希月は発情期が来たことで、飢えたような熱い衝動をもてあます。
幼なじみで、男のみちるに邪な衝動を抱くなんて……おかしいし、許されない。
弟の峻仁のように、家族や一族の絆すら捨てて、
つがいの相手のもとに走る……そんなふうになりたくない。
そう思いながらも、本能で感じる甘い匂いに抗えず…!
「まだ足りない。もっとたくさん、味わい尽くしたい。
どうしようもなく心が急いて、飢えるほどに欲しい」

作品情報

作品名
烈情 皓月の目覚め
著者
岩本薫 
イラスト
北上れん 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイノベルズ
シリーズ
発情
発売日
ISBN
9784799736029
4

(32)

(12)

萌々

(12)

(6)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
4
得点
127
評価数
32
平均
4 / 5
神率
37.5%

レビュー投稿数4

変わっていくもの

発情シリーズ7作目はキヅのターン。
お相手は今までも登場していた幼馴染のみちるで、表紙がなんとも素敵!
口絵はキヅ1人のイラストで次巻の口絵と繋がってるふうなんですが、これまた格好良い…(*´ω`*)

双子のタカがつがいを見つけ、自分ら家族と離れ子供も産んだ。
その事を数ヶ月経っても消化できない鬱々した気持ちと、発情期前の持て余す熱に振り回されるキヅの様子が詳細に描かれてます。
みちると交互視点で話が進むのですが、じわりじわりと2人の関係が変わるのがじれったくもたりもどかしくもあり萌えもありって感じでした(*´Д`*)
2人とも高校生だからヤクザやらマフィアやら…と無縁なので、今までの発情シリーズとは一味違って新鮮。

発情してイキナリ挿入しようとしたが無理でその時は素股となるのですが、シチュエーションは12月の野外!
想像したら鳥肌たちました(笑)
エロはその素股と翌日の挿入アリHの2回。
Hした翌日の気まずい様子に、何故か妙に萌えました(〃ω〃)

気まずい雰囲気残しての次巻かな〜と思いきや!
えぇぇぇ!?となる展開をみせての次巻です。
一体「彼」に何が起こったのか…続きが早く読みたい!!

2

ラスト手前までは神萌え

発情シリーズ7冊目。
双子の片割れ、希月編がスタート!

こちらは上巻となっており、気になる展開で終わってます。
下巻は「烈情 恋月の行方」2ヶ月後までお預け…(;∀;)ぐぬぬ


欲情CPから産まれた双子の兄弟。
弟・峻仁は"つがい"と出会い【イブ】となって子を産み…。(艶情)
いつもいつも一緒で絆の深かった双子でしたが、人生の岐路より別の道を歩むことに。

弟の選択に100%納得いかないながらも、表向きは応援している兄・希月。
しかし、内に渦巻くのは、
1歩先を歩く弟から取り残されたような焦燥感。
少年から大人へ体の変化についていかない感情。
鬱屈した気持ちばかりが募り、パンパンに膨れ上がる凶暴性。

今までの希月といえば、明るく爽やかで元気なスポーツマンタイプ。
180°人が変わってしまったような印象が見受けられます。
持て余す感情でピリピリと威圧し荒れる姿は在りし日の峻王のよう…。

そんな希月の変化に戸惑いながらも何もいえないままの幼馴染・みちる。
今まで峻仁を挟んだ3人で絶妙なバランスで成り立っていた関係が崩れ…。

希月とみちるの視点を交互に変えながらストーリー展開され、
高校生同士、思春期、幼馴染、DT攻めと、今までの発情シリーズとは趣の違いがありました。
ヤクザや敵対関係と無縁…!

ずっと一緒だった幼馴染との間にある変化に萌えます(∩´///`∩)
バランスが崩れ、決して良好とはいえない状態なのですが、
ジワジワジワジワとゆっくり甘さが広がるというか。。。
最初がキスから入ったのもすごく良かったです!

まぁ人狼の発情は"獣"なので半レイパーではあるけど、
でも峻王やアーサーの酷さに比べたら…ですねw

そして!無自覚の両片思いにキュンキュンしました(∩´///`∩)
近くにいすぎたから気付かないままの恋心。
でも発情期がきて、匂いが変わって、どうしようもなく吸い寄せられ。
本能に抗えずするコトしちゃってるけど、気持ちはすれ違ってる状態で。
モダモダなすれ違い設定が大好きなのでめっちゃ萌えました!

はーすごく好きだ、希月編…!(^////^)

そんなこんなで楽しく読み進め、
ラスト寸前までは神レベルに萌えたのですが。

えええええええ( ̄▽ ̄;)??
それって有りなの???

個人的にはご都合主義が否めなくてガッカリです。
作中では、それぞれに悩みを抱える高校生の
性欲に揺れながらも山場を越えようとしてる姿に魅せらていました。
しかし、唐突にインパクト重視がぶち込まれたように見えて…。
下巻で詳細が明らかになれば納得出来るのかもしれません。
願わくば、ガッカリしたと書いた自分に後悔するものが読みたいです。

神萌えからの急落下で萎えちゃったので間をとって「萌え」か「中立」辺りで。


挿絵はすごく良かったです。
虚ろな横顔の希月が急に大人びててカッコよく、
凶暴なオーラを発してギラギラ好戦的な希月もカッコよく、
抑えられない性欲で余裕無くした希月がとーっても可愛い。
みちるもイメージ通りのもっさりした可愛さでした。
表紙と口絵カラーも大好きですヾ(*´∀`*)ノ

8

ラストが衝撃的

好きなシリーズの続編が読めて幸せです。

受けのみちるは、前作でもかなり重要な役どころを務めていたので、もしかしたらと思っていたのですが、双子の片割れ・希月の相手役が彼で、やっぱりといった感じです。
とりあえず上巻を読んだところでは、ハイスクールラブというよりは成熟途中の不安定さが前面に押し出されていて、二人の個性がいまいち掴みにくいのですが、下巻ではもう少し二人のキャラの魅力が見えてきたらいいなと思います。ラストは今までのこのシリーズの中では一番衝撃的でした。
あと、希望を言えば、賀門×迅人推しの私としては、夫婦な二人のイチャイチャをもう少し具体的に見れたらなと秘かに期待しております。

0

今までの展開からすると物足りない!後半に期待!

さて、色々長く続いているこの人狼シリーズ。
毎回ドキドキハラハラで、もふもふ好きには萌満載で、たまらないお話v

今回は次世代の双子の片割れ、希月が主人公ということで、
期待して手に取ったのですが、
今までの展開からしてみると、私的にはちょっと物足りない!

今回メインの、二人の心情を丁寧に描いている……というと、
まぁその一言に尽きるのですが、
正直、ここまで引っ張る必要ありなのか?と思ってしまいました。
その割には、希月のキャラクターがイマイチはっきりしない気も。
良くも悪くも、みちるの方がしっかりキャラクターが立ってる気が。

タイトル通り、まぁ、二人の「目覚め」の物語なのですが……
正直、途中読み飛ばしちゃいましたよ。
や、電車の中で読んでたっていうのもあるのですけどね!
でも、そこ、斜め読みでも全然話通じるし!
(あ、お家に帰ってから、ちゃんと読み直しましたけどねv)
今回岩本さんにしては長くなかったですか?

気持ちと身体は裏腹なのねと、
寄り添ったり離れたりで、大忙しの二人ですが、
これ一冊読み終えて、ちょっとここまで長いよ!と
思わずにはいられませんでした……orz

二冊に分けるために前半ここまで引っ張ったのか?などと、ついつい邪推。
あのラストで後半に引っ張りたい気持ちはよくわかるのですけれどね。

前半戦は、ん?これで終わり?って感じで、
私的には不完全燃焼だったので後半の展開に期待!
期待しちゃいますよ!
大事なところなので二回言いました!

後半戦に期待して、こちらは「萌×1」で!

0

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