人狼が妊娠、そして出産――!?

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表題作蜜情

神宮寺峻王,高校3年生,神宮寺家の次男
立花侑希,峻王の恋人で高校教師

同時収録作品蜜情

賀門士朗,元組長,迅人とイギリスに駆け落ち中
神宮寺迅人,神宮寺家の長男,士朗と駆け落ち中

その他の収録作品

  • オールハピネス
  • Lovey-Dovey
  • (鳥海よう子)あとがき
  • (岩本薫)あとがき

あらすじ

人狼の血を引きヤクザを生業にする神宮寺家。
長男の迅人は、敵の組の組長・賀門と禁断の恋に落ち、英国へ駆け落ちをする――。
そんな束の間のハネムーンを過ごす迅人を襲ったのは、英国にいた“人狼"で――?

同時収録は人狼×人間カップルv
攻人狼、受人狼、ダブルでもふもふに愛される、
獣充な本作、描き下ろしでは人狼の赤ちゃんが誕生!
また岩本 薫先生の書き下ろし小説では久しぶりの“夫婦だけの夜"を追いますv

作品情報

作品名
蜜情
作画
鳥海よう子 
原作
岩本薫 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
シリーズ
発情
発売日
ISBN
9784799738627
3.8

(44)

(10)

萌々

(20)

(13)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
7
得点
169
評価数
44
平均
3.8 / 5
神率
22.7%

レビュー投稿数7

個人的に1話目がメインディッシュ。

小説原作のコミカライズ 第3弾。
発情→欲情と続いて、こちらの蜜情へと繋がります。

帯にも書かれているネタバレなのですが、
妊娠出産要素あり。
体が変化し女性に近づく設定です。
苦手な方はご注意下さい。
(※絵では表現されていないので外見は男性のままです)

原作既読。
小説のボリュームと比べると展開のアッサリ感は否めませんが、
漫画の良さを楽しむことが出来ました。
蜜情は欲情CPメインで進みつつ発情CPの様子もしっかり描かれています。
個人的に発情CPがめちゃめちゃ好きなので嬉しかったですヾ(*´∀`*)ノ

初っぱなから発情CPの甘々エロエロに(∩´///`∩)ヒェェェェなのですよー!
(現在リブレさんのTwitterで試し読みできるから是非♡)

正月前夜の荒々しく貪るエッチ!
かーらーのー、
翌朝の清楚な和服姿での挨拶。
なにこのギャップー!(∩´///`∩)堪らん。

1話目に2プレイ入ってるのですが、
2回目の和服エッチが素晴らしくエロいッ(^///^)
峻王の雄臭いガツガツした攻めも、必死に受け入れる先生のグズグズっぷりも、萌え滾る////

小説と比べると話の構成が違うのですが、
1話目に峻王と先生の間にある『問題』を持ってきててフラグになっています。

先生は”人間”の男。
どう頑張っても跡継ぎは産めない。
どれだけ望んでも峻王との子宝はナイ。
思い悩む先生をシッカリ受け止め抱きしめる峻王にジンワリきました。

そして、逃避行中の欲情CPへと話は移っていきます。

海外の片田舎で幸せそうに暮らしている賀門と迅人。
フェ○しながら耳と尻尾出しちゃう迅人の顔が可愛いのなんのって。
エッチしながらずーっとケモ耳攻めてる賀門がエロいw

そんな蜜月期を送る最中、
迅人の前に怪しい人物が現れ、狼が襲ってきます。

相手は、海外に生息していた人狼・ゴスフォード家。
跡継ぎが授かれず、このままでは血が絶えてしまうーーー。
焦っている彼らは男でも子が産める人狼【イブ】に望みをかけています。
そして、その【イブ】は迅人であると…。

狼の襲来、加えて迅人の体調不良。
このままでは迅人の身が危険だと日本に帰国することを決めた賀門。
主治医の水川に診察してもらうと、迅人は子を宿してると言われーーーと展開していきます。


帰国後は御三家が厳しい目を光らせ軟禁状態。
ゴスフォード家は日本まで追っかけてくる。
思わぬ妊娠で動揺してる迅人に余計なストレスをかけないで~;となるのですが、
傍で支えてる先生の頼もしさが…!
力強い言葉で励まし優しく笑いかける姿に温かな気分になる(;///;)

迅人を第一優先で動く先生をサポートする峻王もカッコイイです。
先生を傷つけられたときの怒りの牙にめっちゃ萌える(∩´///`∩)

で、賀門ですよ~。
迅人を守るときにみせた表情がもうね、ほんと胸鷲掴みされる。
親になる以上逃げてばかりじゃいられない。
迅人を、生まれてくる子供を、堂々と幸せに出来るように。
賀門の力強さが眼力から伝わってとても良かったです。

描き下ろしの後日談では
コロコロした赤ちゃんにメロメロの先生がw
そんな先生を見て赤ちゃんに嫉妬する峻王が可愛かったです♪

原作者さんの書下ろし小説では、
子供を産んだ後 長くセックスレスが続いてた2人の久々の♡♡♡
身体の変化につきまとう迅人の不安を払拭する求め合いが良かったです。

カバー下の未公開ショットは甘々ラブラブシーンばかりでニヤニヤ堪能しました♪

コミカライズ版には描かれていませんが、
原作後日談に書かれている月也と先生の会話が涙・涙なんです(;///;)
月也が先生を思いやるセリフがグッときますので、未読の方は是非。

9

Bella

Nice to see you agian!
It's such a joy to read your comments!You're so cute. n(*≧▽≦*)n
I like all the story lines about Takao and Yuki,too.But it's really a pity that they have no children.( >﹏<。)~
They only have each other. I hope they'll stay happy together forever! o(*////▽////*)q

オオカミはより生き生きと、艶っぽいシーンはより官能的に♪

岩本薫先生の発情シリーズのコミカライズ3冊目!
鳥海先生の絵が好きで読み始めたシリーズですが、冊数が増える度にさらに画力がアップしていき、オオカミの動きはより生き生きと、エロいシーンの艶っぽさは官能度も上がってたまりません♪
絵の素晴らしさは表紙を見るだけでわかりますよね。
人間、オオカミの迅人を抱こうとしてる士朗が鏡面のようになっている表紙が素敵すぎます!

シリーズ2作目『欲情』で士朗と迅人(人狼一族・神宮寺家の兄)が駆け落ちしたその後のお話。
迅人が出て行ってしまったので、弟の峻王が神宮寺家唯一の跡取りになってしまった。
でもシリーズ1作目『発情』で峻王は侑希という男の番(つがい)を見つけ、家族として迎え入れているものの、このままでは由緒正しい神宮寺家の人狼の家系が途絶えてしまう。
そこで侑希は、峻王に女性と子供を作ることを勧めるけれど、峻王には侑希しかいなくて…(女は子供を産む道具みたいな展開は大嫌いなので、そうならなくて良かった)
で、二人の熱い夜がやってきます^^
鳥海先生って裸体をとーっても艶っぽく美しく描く作家さんなんです!
体位を変えるヒネリとか、感じちゃってのけ反ってるラインが美しくて見とれます♪

駆け落ちした二人はというと、英国のド田舎・コッツウォルズで暮らしてます。
クリスマスに士朗が手作りのペアリングを迅人にプレゼントして、ただただ甘い二人♪
そのまま初夜に突入、感じてしまった迅人は耳と尻尾を出してしまっての甘い夜!
『欲情』で朝チュンの会話だけで済まされてしまったシーン、カバー下のそれらしいラフ画から想像で補完していたシーン、”迅人が士朗をの咥えただけで感じてしまうところ”が本作ではしっかり描かれてる~♪♪♪
ちっちゃいラフ画から一生懸命想像していたシーンが見れてとにかく嬉しい!

そんな幸せな二人だったけど、迅人が人狼に襲われ、体調も悪く、士朗は逃避行をやめて迅人を日本に連れ帰り、一族の医者に見せると迅人は妊娠していて…

それからは弟カップルの助けられつつ、甘い恋人から、家族になっていくお話。
ヤクザで家族を持つことを諦めていた士朗、士朗のために家族を一旦はすてた迅人と一族との和解、そんな二人の力になろうとする峻王と侑希、”家族”がキーワードになっているなと感じながら読んでました。
あとがきによると、鳥海先生もそこにポイントを置かれていたんですね。
兄カップルも、弟カップルも、甘いだけの関係から、その一歩先に進んだように思える3冊目でした。

「Lovey-Dovey」は岩本先生描き下ろしの小説。
迅人は出産前後、女性体らしくなっている自分の身体を士朗に見られたくなくて、夜の営みを拒否していたっていうのが、その不安も愛してるからこそでいじましいなって思いました。
迅人が男性体に戻って、士朗に求められて…な熱い夜。
このシーンも鳥海先生の画力で再現されて欲しいです。

そしてシリーズは、迅人が産んだ次世代に移るのですね。
岩本先生のあとがきによると瑞々しい高校生カップルの話になるとか。
親世代はとても艶っぽかったので、瑞々しいのが想像できませんが、鳥海先生による新たなコミカライズも決まり、どんな新しい一面を見せていただけるか楽しみにしています。

ただ、私は迅人と峻王の父、一族の統領である月也さんが大好きなんです。
激高することはなく物静かなのに、熱いなにかを秘めていそうな月也さん。
パレレルストーリーでも良いので、月也さんメインの話も読みたいです!

3

賀門の大きな愛情にしびれます

小説の蜜情が手に入らなかったのでコミックで読めて満足です。

あの二人が仲睦まじく英国でひっそりイチャイチャ暮らして幸せに過ごしていたんですね。

そんなところに英国のゴスフォード一族が迅人を狙って。迅人の体調もすぐれず賀門は日本に帰る決断を。

冒頭で先生が跡継ぎを残せないことを気に病んでましたが、なんと迅人が妊娠していて!
跡継ぎにと父から言われ反発しますが、神宮寺のみんなから守られ愛され賀門も受け入れられて無事に出産に到ります。

賀門の愛情深さにジーンと来ます。そして家族に縁がなかった自分に家族ができたと喜ぶ。良かったですね。

迅人は賀門が妊娠をどう思ってるのか、体が変わったり出産してもう性的に求めてくれないんじゃないかと心配してましたが、杞憂でしたね。
賀門の愛は大きくて揺らぎなくて。

双子が産まれた後の子育ても大変そうですが家族で過ごさせてもらっていて良かったです。

BLの妊娠出産は内容により好みが別れますが狼物は好きです。

これで続きの小説が読めます。

2

避けて通れない「子孫」問題

やってまいりました、シリーズ3作目。
大神組の組長であり、人狼の父を持つ迅人と峻王の兄弟。
1作目(「発情」)では、弟の峻王が発情期を迎え、運命の相手(つがい)である高校教師の立花と結ばれます。
2作目(「欲情」)では、兄の迅人が誘拐された末に運命の相手・士郎と出会い、組同士のゴタゴタが起こりつつも、駆け落ちという形で結ばれます。

3作目の本作、「蜜情」では、ついに避けて通れない「子孫」の問題が。
人狼一族は日本にもはや神宮寺家のみ。
2人しかいない兄弟の両方のつがいが男であるため、子孫を残すためには峻王に女性と子供を作ってもらうしかないとの密談を立花が聞いてしまうところから始まります。
切ない。
男の自分には産むことはできない。そんな苦悩の中、迷子の子供を優しくあやす峻王の姿に、自分が身を引くべきかとさらに悩む先生が…。先生ー!ひとりで悩まないでー!
とりあえず峻王は、やっぱり峻王でした。潔くカッコいい。

日本でそんな問題が起こっていることも知らず、イギリスはコッツウォルズに滞在していた駆け落ち組の士郎と迅人。
こちらにもイギリスに残る人狼一族の魔の手が忍び寄ったり、迅人の体調不良があったりしますが、最終的には何もかもうまい具合に運びます。
士郎が相変わらずカッコヨクテナー。何てイケオジでしょう。BL界のイケオジベスト5に余裕でランクインするカッコ良さです。

すべてが丸く収まった本作。
次は何が起こるのでしょうか。
4作目を購入したので最初から読み直しつつ、レビューを残していますが、しみじみ好きだなあ、このシリーズ。
つがい以外目に入らない!究極の愛!というのがたまりませんね。
ではでは4作目に行ってきます!楽しみ!

1

そうくるか!

表紙の絵がお気に入りです。
士郎と迅人の絡みですが、下半分が鏡になっていて、そこに描かれている迅人は狼なんですよね。迅人は白なので美しい。。。

本編は冒頭から発情の二人がエロいんですよ。
お盛んなことです(笑)ですが、先生の方は、子供が産めない、跡取りが居なくなることを気にしてしまうんですが、そこは峻王が家を捨てても良い、俺が他の奴を抱いてもイイのか、の殺し文句で納得します。

で、英国に逃避行している欲情CPの方は、ザ・ファンタジーの発動です。(そもそも人狼なところで既にファンタジーなんですけどね)
何と、お兄ちゃん、身籠るんですよ。
そして産まれる子供は双子ちゃん。しかも幼体はオオカミなんですよね。
これはコミックスで存分にかわいい子オオカミ(犬っぽいけど)を堪能出来るのがありがたい!で、双子だから、発情CPの二人も育児に参加します。
先生も自分の子供のように可愛がるんですよね。

普段、人外モノは好まないのですが、何故かこのシリーズは基本が人間体だからかあまり抵抗はなかったんですが、子オオカミが出てきてさらに入り込めました。
これで後継者問題は片付くことになるのかなぁ。

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