かつとし

katsutoshi

かつとし
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×23
  • 萌1
  • 中立2
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
1
得点
42
評価数
15
平均
3.2 / 5
神率
33.3%
著者
 
媒体
BL漫画(コミック)
出版社
ホーム社
レーベル
アイズコミックス.Bloom
発売日
価格
¥689(税抜)  ¥745(税込)
ISBN
9784834264067

あらすじ

あることをきっかけに、本気の恋愛をしなくなった青年・克利(かつとし)は、一晩だけの関係を繰り返している。
彼の視線、声、仕草、笑顔……それらに惹きつけられた男達は、気づけば彼の身体を抱いていた。それなのに、彼は笑顔で去るだけで、誰のものにもならない。
そんな克利の前に、年上でどこかおどけた様子の男が現れる。今までの男達とは違う雰囲気を持つ彼に、克利は……。
謎めいた青年・克利の、愛の遍歴を描いた衝撃作。

表題作かつとし

裕希・大学生
克利

同時収録作品スイート・ハラスメント

津村大智・後輩
内藤・リーマン

同時収録作品モノローグ

志雄(学生時代の先輩)
克利

同時収録作品かつとし

かつとし
克利

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レビュー投稿数1

王道のストーリーではあるけれど

ちるちるさんの作家インタビューを拝見して購入。ネタバレ含んでいます。ご注意を。




表紙の、気怠い表情で横たわっているのが、主人公・克利。

とある夜のコインランドリー。
一人の青年が洗濯が終わるのを待っているときにふらりとコインランドリーにやってきたのは、服がびしょ濡れの青年・克利。怪しい奴だと警戒するその青年ですが、フレンドリーに声をかけてくる克利と話をすることに。
その後身体の関係を持つ彼らですが、その事の最中に克利がよんだのは「せんぱい」という名前で…。

そこから少しずつ、克利の「先輩」への想いが描かれていきます。

先輩と克利の出会いと彼らの歴史。
ずっと先輩のことが好きだったこと。
けれど先輩にはそういった意味で応えてもらう事はなかったこと。

好きな人とは結ばれることはないと知った克利が、先輩の代わりとして求めたものは―。

主人公は克利なのですが、彼の気持ちは、彼と関わった男たちの目を通して描かれている。克利自身の言葉で、あるいは感情で描かれていない。その手法が非常にお上手で、より一層切なさと萌えが湧いてくる。ある意味王道なストーリーなのですが、その展開の仕方に引き込まれました。

克利はビッチさんなので濡れ場の回数は多いものの、直接的な描写はあまり多くない。多くないのだけれど、克利が見せる色気がなんともエロティックです。

最後に、克利が出会った「かつとし」との恋が、克利を救ってくれることを願って。

後半の1/3くらいに、別のお話が収録されています。
タイトルは『スイート・ハラスメント』。
主人公はリーマン・内藤。彼の働く部署に新人として入ってきた津村くんとの恋を描いた作品です。
人当たりがよく常の気遣いの人・内藤さんと、イケメンで寡黙な津村くんの恋のゆくえはいかに。

『スイート~』が面白くなかったというわけではないのですが、できれば1冊丸々表題作『かつとし』にしてほしかったな、とちょっと思ったりしました。できれば、克利とかつとしの恋がきちんと丸く収まるところまでを読んでみたかった。あの余韻のある終わり方も素敵ではありましたが。

カバー下に書かれているのですが、『かつとし』はそもそも読み切りだった話を膨らませて描いたもののようです。それなのに、「克利」という青年をこれだけ魅力的に描けている。上野さんのデビューコミックだそうですが、これだけのストーリーを描けるなんてすごい作家さんが出てきたなという感じ。

ただ、欲を言うと、絵柄がちょっと…、という感想も。
克利は非常に可愛らしいビジュアルという設定ですが、そこまでのビジュアルに見えないのが残念。あと、絵柄の書き分けが若干甘く、これって誰だっけ?という事も。非常に味のある絵柄を描かれる作家さんなので、今後に期待したいです。

3

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