これは、ハッピーエンドを諦めなかった人魚姫(ある男)の物語。

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表題作夜明けのリトルマーメイド

長浜(河野)信章,中学1年生→高校3年生→リーマン
潮心,中学1年生→高校3年生→映画館勤務

その他の収録作品

  • 途中の日のお話

あらすじ

これは、ハッピーエンドを諦めなかった人魚姫(ある男)の物語。
歌うことが好きな少年・マコトは人前で歌うのが苦手だった。ある夜、海に向かってひとりで歌っているとノブアキという少年に出会う。黙ってマコトの歌を聞いてくれたノブアキに居心地の良さを感じたが、気づけば彼はいなくなっていた。もう二度と会えないと思っていたノブアキと高校で再会したマコトは、彼に恋していることに気が付く。しかし思いを告げられないまま卒業を迎えた。そして再び、大学生になった二人は巡り合い──…。ドライなイケメン男子×健気な一途男子が織りなす、長い長い片想いラブストーリー。


歌うことが好きな少年・マコトは人前で歌うのが苦手だった。

ある夜、海に向かってひとりで歌っているとノブアキという少年に出会う。

黙ってマコトの歌を聞いてくれたノブアキに居心地の良さを感じたが、気づけば彼はいなくなっていた。

もう二度と会えないと思っていたノブアキと高校で再会したマコトは、彼に恋していることに気が付く。

しかし思いを告げられないまま卒業を迎えた。

そして再び、大学生になった二人は巡り合い──…。



ドライなイケメン男子×健気な一途男子が織りなす、長い長い片想いラブストーリー。

作品情報

作品名
夜明けのリトルマーメイド
著者
上野ポテト 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ホーム社
レーベル
アイズコミックス.Bloom
発売日
電子発売日
ISBN
9784834265217
4.2

(51)

(26)

萌々

(18)

(3)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
13
得点
214
評価数
51
平均
4.2 / 5
神率
51%

レビュー投稿数13

久々の心揺れる作品!!

穏やかでありながら、心が揺さぶれる作品でした!!!

こういうBL大好きです!!!!!!

エッチ有りが絶対!という人にはおすすめしませんが、最近エッチなの読むの疲れるんだよな〜という人や、ライトBL楽しみたい人には全力でおすすめしたい作品です!!!!!!

ハピエンで良かった〜

2

じんとくる...

心にじんとくる物語りです
2人は初めから特別な存在だったんだなぁ
長い時間がかかったけど、マコトの片想いが叶って良かった
ノブアキも人の心を理解するのに時間がかかるノブアキ自身を好きになってくれたマコトと出逢えて良かった
何度も読み返してます
素敵な物語りです

基本電子書籍なんですけど好きすぎると紙本も欲しくなるのでこちらも買ってしまいました
電子限定描き下ろしが最高に好きで紙本には載ってないのが残念なんですが、なんと!紙本には表紙裏にマンガが!!
こちらもまた可愛いくてとても良いです!
読めば読むほどめでたしめでたしのその先のお話しが読みたいなぁと思ってしまいます

2

大人のメルヘン

素晴らしい構成力です。
絵本感覚で読むBLですので、満足度に個人差が凄く出て当たり前なんですが、この唯一無二な作品は私に突き刺さりました。やられた!と思った作家さんも結構いらっしゃるかもしれません。もう同じ作風の作品は発表し辛いですから。

0

再会しては去ってを繰り返す展開が面白かった。

とても面白かった。
家族に愛されて優しい男の子に育った心くんが長い初恋に粘り勝ちする話。
プロローグ的な語りの部分が優しくて可愛らしくて好きだった。
中学一年生の時に出会って高校で再会して、でも仲良くなるわけでもなく。その後大学生になってバッタリ出くわして流石に運命だし頑張るしかないって頑張るけどそう上手くはいかなくて。数年毎に信章と再会しては去っていく展開が斬新で面白かった。

高校時代、信章を見かけただけでヤッターっと満足しちゃってる心が可愛かった。

信章は他人の気持ちを察したり言葉にされない感情を読み取るのが苦手なタイプ。あと多分曖昧な表現とかも嫌いそう。だから心の反応や返事に対して結論や理由を追求してくるんだけど、本当にわかんないから聞いてくるだけで別に他人に関心がある訳でもない。でもそのフラットさが繊細で内気な心にはちょうど良くて。心の気持ちを説明している時の心の「感情の話を感情抜きで話したの初めて…」とういセリフが印象的だった。それにしても宇宙人すぎる信章の思考回路に何故??と心と一緒にビビっちゃう。「笑っている方がいいんだろ」とか「優しくないより優しい方がいいんだろ」とか人間社会を学習した宇宙人のような物言いをするのも印象的だった。信章がたまにゾッとするような未知の存在として描写されているのも面白かった。

最後、心は俺とどうなりたいのかと聞かれた時の返事がとして好きだった。
その後も信章なりに心を愛しているようで、なんだかんだラブラブ同棲生活をしていて良かった。

0

リアルなサイコ

上野ポテト先生の作品は登場人物がとくかく現実的。それなのにほかのどの作品にもキャラクターがかぶってない。今回は童話のような語りで雰囲気がぴったり。

受が攻めより背が高いのが良い。攻が暴力的ではないサイコ味があって最後まで何を考えているのは、本当はこうだったとか詳しくは描かれていないけど物足りない感じはまったくない。読者は登場人物の「本当の気持ち」をしっていてヤキモキするのが楽しいところはあるけど、現実はそうではなくそれが漫画で味わえるのが楽しかった。

0

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