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月を目指す、星になる 上

tsuki wo mezasu hoshi ni naru

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表題作月を目指す、星になる 上

その他の収録作品

  • 番外編

あらすじ

高校生の響は、音楽室で偶然出会った同級生の湊辺に「ピアノを教えてくれませんか」と懇願され、何故か教えてあげることに。
二人は次第に距離を縮め、響は湊辺に心の内を見せていく。
自身の悩みを打ち明けた響に、湊辺は優しく励ましの言葉をかける一方で、時折、どこかもの寂しい表情を見せ……。

作品情報

作品名
月を目指す、星になる 上
著者
中陸なか 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ホーム社
レーベル
アイズコミックス.Bloom
シリーズ
月を目指す、星になる
発売日
ISBN
9784834264098
3.6

(34)

(6)

萌々

(17)

(7)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
5
得点
121
評価数
34
平均
3.6 / 5
神率
17.6%

レビュー投稿数5

響にもっと笑って欲しい

 ところどころ会話の脈絡がないように感じて「ん?」と躓く箇所がありました。というか誰が何のことを喋っているかが分かりにくい感じ。ただ、実際の会話ってこんな風に主語もなく唐突に始まったりするので、リアルとも言えるかもしれませんが。全体的な雰囲気は好みでした。

 ピアノを通して繋がる関係。湊辺は完全に初心者、響はプロになりたいけれどいまいち思い切れない才能のある子。響の従兄妹がなかなかクセが強いので好き嫌いが分かれそうですね。彼女の嫉妬や悔しさは理解できるし、それ故の響への態度も身内ならあんなものだと思う。でも、響にした突飛な提案には引いてしまったかな。湊辺と響の関係性に絞れば萌えたので、下巻には期待しています。

0

怪獣のバラード

◾️湊辺×三澄響(なり/ピアノが上手)
イジメの内容が絶妙にエグくて心臓がキュッとしました。これは…よくできたもんだ…そしてリアルに中学生がやらかしそうなイジメで…キッツい。

告白シーンのありそうな雰囲気もすごく好きです。100行けると思ったって本人に言えちゃう感じが可愛くて。響くんもズルくて可愛いんですよ〜〜こっちの展開も違う意味で心臓がキュンと。

中陸先生の面白いとこって、響みたいなキャラも描けるし(そして響もただ内向的なキャラ付けって感じではなく、ひとつの人格の深みがある)、果音ちゃんみたいなキャラも描けるとこだと思います。BL漫画には珍しい展開で、珍しいとこに焦点当ててますけど、響を取り巻くものを見せるのは作品の深みに繋がるので私としては大歓迎。ただ下巻を読んでからだと思うところが…

0

やっぱ、初々しいの好きだなぁ

なんだかとても可愛くて、男子高校生の初々しいやり取りや反応がいちいち新鮮でした。終始ニヤニヤしっぱなし。
私が好きなシーンはまずは、湊辺くんの告白シーン。家に行きたいと言った響がそのあと耳を真っ赤にしていたから、自分のことを好きなんだと勘違いして、文化祭でみんなと喋る響を取られたくないと焦って告白してしまったのが高校生らしくて好きですね。勢いと言うか、若さってことなのかな。
そして、告白されて戸惑いつつも、一旦別れてから引き返して来年の約束をする響。「俺も焦っちゃった!」の台詞と照れた顔にやられます。

従姉妹のかのちゃんとのエピソード、私は幼少期の話は大好きなのでありでした。いろんな人との関わりからその主役のキャラの性格が垣間見れて一層好きになります。

0

甘酸っぱい!

素朴な絵柄と独特な雰囲気で、とても良かったです。
学生時代の甘酸っぱい恋心と、将来への不安定な気持ちが上手く描かれていて、青春だな~としみじみしました。

湊辺と響がいちゃいちゃしてるシーンがかわいくてかわいくて!
特に湊辺の告白シーンは萌えました。
思わず溢れちゃった感と、100%いけると思ってたのにそうでもなさそうで焦る様がかわいい。
自然体な二人に久々にキュンキュンさせられました。

それだけじゃなく、響のピアノに対するトラウマを乗り越え前に進んでいく場面や、従姉妹のエピソードなど(これはもう少し少な目でも良かったですが)、恋愛以外も多く描かれているので2巻というボリュームで満足感ありました。
作者さんの他作品も読んでみたいです。

1

BL世界の学校では

ふとしたきっかけで知り合った同じ学校に通う高校生が、いつの間にか恋に落ちるお話。
上巻だけの段階だと、BL世界の学校では、男の子同士が、ついつい、ぽとっと恋に落ちちゃうよねっていう、普通にかわいいお話です。

主人公の三澄響は、子供のころからピアノコンクールで賞を取ったりしてピアニストを目指していたが、中学時代のトラウマから大勢の人の前でピアノが弾けなくなってしまい、、、。
作品タイトルからも察せられるように、才能を持つ者の、持てる者ゆえの悩みと、持たない者の思いのすれ違いがストーリーの軸の一つとなっていて、上巻では三澄と湊辺の関係以外に、三澄の従妹とのエピソードにかなりページが割かれていますが、ここをどう感じるかで評価が違ってくるのかな。
私としては、描きたい事はわかる気がするけど、…って感じで、かなり萌2よりだけど、やっぱり萌ひとつで。

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