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表題作チーキーモンキー 下

千賀崎 拓
23歳,無自覚クズなモテ男
樹 晴人
25歳,一途な小悪魔ヤンキー

あらすじ

上下巻同時発売!

無自覚クズなモテ男×一途な小悪魔ヤンキー

ふっ切れた後輩が、なりふり構わず猛アタック。
ノンケ同士が腹の内を探り合う、ケンカみたいなボーイズラブ。


<あらすじ>
もっと押して、俺を落として。

高校時代の先輩・樹(いつき)への恋心を自覚した千賀崎(ちがさき)。
告白を試みるも鮮やかに牽制され、諦めざるを得ない状況に。
そんな中、飲み会の最中に友人達の目の前でキスをしてくる樹。
無神経な挑発に腹を立てた千賀崎は、もう容赦しないと迫る。
形成逆転に慌てふためく樹を強引なキスで抑え込み、千賀崎は再度想いを告げるが…?

作品情報

作品名
チーキーモンキー 下
著者
斧原ヨーコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS Baby comic
シリーズ
チーキーモンキー
発売日
電子発売日
ISBN
9784865894882
4.3

(66)

(29)

萌々

(30)

(5)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
11
得点
282
評価数
66
平均
4.3 / 5
神率
43.9%

レビュー投稿数11

どこまでもありそうな二人

最近、こんな作品を読んだことがなかったので、とても新鮮でした。
少女漫画にはあるかもしれない。上質な少女漫画に、男同士のためらいを加えたような作品。
ありそう、というのは、キャラが人間として説得力があるという意味です。面白かった。

少しずつ自覚する千賀崎。先輩は、くるくると気分が変わる猫のようで、時にかわいく甘えるけど、時にはツンと突き放したり。チガが振り回されます。

でも、やっと恋をした千賀崎ががんばる、そんな下巻でした。
先輩がほんと人たらし。
安易にHにならないのもいい。

作者さんが描きたい恋を存分に描かれて、それを読ませてもらっている、という感じがしました。
ぜひこれからもたくさん描いて欲しいです。

1

す、すごい…っ!

何が凄いって、上下巻共にエロ無なのに面白かった…っ!
と言う事は、心理描写やストーリーに重点を置いてるという風にとらえて貰って大丈夫だと思います!
ただそこまでストーリー重視かと言われたら、本物の文章読みさんからしたら物足りないかとは思いますが、普通の「男の子同士の適度に読みこめるラブい話が読みたいな~」っと言う方には、上下巻合わせて満足いく作品だと思います。

上巻もでしたが、今回も攻め視点でほぼ進んで行くのですが、千賀崎の恋愛無気力男子のイメージはどこかに行ってしまうと思います。
ただ少々ヘタレ属性が付加された気もしますが…。

そういった感じで、是非とも千賀崎の変化を楽しんでみてください!
樹はエロが入ったら相当輝くキャラになりそうなので、是非エロ有のお話も続編で欲しい所です…。

8

今風のリアルな大人向けBLです

お洒落な表紙に惹かれたのと
『喧嘩みたいな恋』と言うキャッチコピーに
喧嘩ップルなのかと思って購入しました。

高校の部活の後輩×先輩で、学生時代はお互い苦手意識を持っていたけど、
社会人になってから会うと意外と気があう!と言う王道パターンです。

うーん、喧嘩ップルではないかな?笑

でも、ノンケ同士なのに徐々にお互いを
(主に後輩⇨先輩を)意識しいてく過程は、
リアルで丁寧に描写されていてドキドキしました。

攻は恋愛にドライすぎて無意識にクズ男になっている。
と言う設定ですが、考え方とかに凄く共感できました…。
あれ?私もクズなのかな?笑

物語の主軸は、彼女のいる同士のノンケのお話なので
上巻はほぼ彼女の話ばかりでした…(´・ω・`)
まあ、彼女や受けと接する内に攻めは受けの事をどんどん意識していって
最終的には受けの代わりに彼女とセックスしてるんじゃないかな?
というゾーンまで行きます。

物語が進むのは下巻です。
攻めが受けへの感情をしっかり理解してから
恋愛ドライ系男子だった攻めがいきなり
押せ押せドンドン系男子になります。
待ってましたー!行け行けー!と心の中で大応援。

そんで、やっと受けが折れたぞー!
やったー!!!BLだーーー!!ってなった所で終了です。
まさかのON BlueでHなし…笑
ここまで、ひっぱってHなし…笑

受けはめっちゃ可愛いし、攻めはめっちゃカッコいいのに…!
もっと二人のラブラブいちゃいちゃが見たかったよ…!!

キスシーンとか、先輩の仕草とか表情が
めちゃめちゃ色っぽくてエロかったので、
作者さんのHシーンは是非見たかった!笑
後書きとかでもっとラブラブした感じのが見れたら神評価でした。

この先の二人が凄く気になる終わり方です。

ファンタジーなBLを求める方には少し物足りないかも。
BLにファンタジーを求める時代は終わった!
リアルな今風のBLが読みたい!!と言う方にはおススメします。

まさに、ノンケ同士のリアルな恋愛を丁寧に描写した作品だと思います。

5

燃えるような恋愛

上巻では、全く絡みなし&BL方面の恋愛的にもほとんど進展のなかったこの作品、
下巻では目くるめくような、エロが、

やっぱりありませんが、

今まで女性に対してだと恋愛がどういうものかわからなかった千賀崎が、樹に対する気持ちが恋愛感情だと気付いて、初めて恋がどういうものかを知っていきます。
これ、千賀崎が樹に告白してからの展開がなかなか好みでした。
樹の半分無自覚なツンデレっぷりや、そんな樹に振り回されながらも押せば何とかなりそうって思っている千賀崎とか、
そもそも、あの、千賀崎が「先輩となら、燃えるような恋愛が~」とか言うなんて、
そんなん言われたら、もう、あかんやんなあ。
恋愛の入り口にようやく立った二人の前途には、まだまだ紆余曲折がありそうですが、お話はここまで。
2冊揃えて、恋が始まる「まで」のお話がお好きな方におすすめ。

3

先輩は可愛い

先輩はえろいのではなく可愛いのほうが合うんじゃないかな~と思った下巻でした。

回想とか、時系列は下巻のほうが格段にわかりやすくなっています。

ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー
上巻の冒頭がやっと下巻で出てきます。過去回想が長かった...ほぼ上巻すべて使ってますからそりゃそうですよね。

千賀崎は結局彼女と別れました。彼は完全に樹先輩に気持ちが傾いているのを自覚。
樹先輩は、彼女が浮気相手との間に子供をつくってあげくのはてに結婚すると聞かされ別れます。

樹先輩はこのことを千賀崎に話すとき、ぽろぽろ涙を流します。ほんとたまらなく可愛く思えた瞬間でした。小悪魔ヤンキーどこいった...って感じです。
そのとき千賀崎は樹先輩を抱きしめてなぐさめます。
この辺りから樹先輩のほうも千賀崎のことを意識しはじめ、いろいろと考えます。

千賀崎が耐え切れず告白したときは、この友人のような関係性を壊したくないと突き離します。
にも関わらず、様子をみにいったりとなんやかんや関わりを持ちにいってるんですよね~

結局最後は良いところに収まりました。
先輩は恥ずかしがってつんつんしちゃう感じ。小悪魔じゃなくてもはやツンデレ。ヤンキー要素はどこいった。な印象を受けました...
先輩は押していけば落とせる!と思った千賀崎がぐいぐい行ったときに「もっと押して」っていっちゃうあたりは小悪魔なんですかね...

結局この2人の関係性にはっきりとした名前はつきませんでした。

2

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