Renta!限定版
「一生一緒にいてください」バツイチの教師×世話焼きな元生徒
アンソロジー「野獣BL」内の読み切り短編が好評につき、長編となった一作です。
高校教師の柳x元教え子のホスト・獅子田清正。
獅子田は在学中家庭に問題があり、担任の柳は彼を心配していざとなったら家に来て、と言っていたところ数年後本当に転がり込んできて…
獅子田はゲイ設定は別に無かったけど、襲い受けの押し掛け女房。
バツイチ枯れ枯れのくたびれオジサン柳を搾り取る勢いの獅子田だけど、柳の事を信頼してるし愛してるし感謝してる。
その上家事スキルも上々で、生活力ある「デキる嫁」。
この長編では、浅子くんという悩める在校生が獅子田をアニキと慕って柳/獅子田の自宅に入り浸っちゃう、というお話。
獅子田は浅子くんが泊まってても柳を襲っちゃうし、柳もはじめは恐縮してたけど意外と開き直っちゃう。
何があっても結局愛!という年の差デコボコカップルの日々です。
柳は獅子田がくれる幸せに少しでも応えたい、とプロポーズします。養子縁組!
獅子田もホント良かったね〜!っていう幸福読後感です。
ししにひれ(獅子に鰭)…って知らなかったんだけど、「鬼に金棒」と同じ意味なんだって。
獅子田は柳がいると最強…っていう意味なのかも。
可愛らしいお話でした
年下ヤンキー受け好きです
無害なオジさん、しかもバツイチが攻めなのも良い
しかも教師と元教え子
なかなか、詰め込まれてましたがあんまりそのあたりはサラッとしてて良かったな
受けがいい子でほんとに可愛いかった
キスは外ではしないとか、キュンとしました
ホストなのにーずるい‼︎しかも本命はそこじゃないのに〜
後半からは、現役の教え子も出てきますがそれも穏やかにかき混ぜる感じで、良かったです
さらっと読めるお話でした
ぶっちゃけ絵柄がさほど好みではないのだけど試し読みしてみたら、受けがガタイの良いホストでオラつきながら攻めの上に乗ってるわ、でもせっせと朝食の支度したり攻めにお弁当持たせてやったりという甲斐甲斐しさを見せているわ……というギャップに惹かれて購入。
そして強気なだけのオラネコかと思いきや、初めて同衾した時のかわいさにノックアウトされました!
入っていいか?と攻め(高校時代の先生)の布団に入ってきた受け(元教え子)は布団に潜り込んだまま、攻めに手を出そうとするんです。
突然の出来事にびっくりした攻めが、「嫌じゃないけど、布団に潜ってないで顔を見せて」と言ったのに対して、「顔見たら萎えるって言われっから……」と言うんですよ。
襲い受けのくせに、この妙ないじらしさ……!!
かわいすぎるーーー!!
ガチムキが受けになって主導権を握るという点でもこの作品は好みなんだけど、贅沢なことを言わせていただければ、始めはオラオラしつつも途中でもうちょい我を失って乱れてくれると更に最高だったのにな……と思いました。そしたら神だった。
攻めは顔が痩けてる&体もショボい&胃弱というキャラで、くたびれた感があるので好き嫌いが分かれそう。(試し読みでの確認をお勧めします。)
受けのあまりの激しさに「もたない‥‥」とセーブをお願いする攻めに「イッてもまた挿れりゃいいだろ」と受けが返すんだけど、どう見てもこの攻めは一回が限度でしょう…としか思えなかった。
そのうち腹上死させられそうというか、受けに精を搾り取られてヨボヨボになりそうな予感……
そして思ったよりもハートフルな着地点で良かったです。
この作品は初出が「野獣BL」というアンソロで、その読み切り版が好評だったことから連載開始に至ったということで、本の巻末にはその読み切り版も収録されているので、それぞれ読み切り版と連載版の比べ読みが出来てお得感があって良かったです。
「野獣BL」気になる……。
この表紙を見てかわいいだなんて自分でもどうかしているとは思うのですが、かわいものはかわいいんです。
ともかく2人のギャップにやられました。
表紙向かって左、ガタイのいい金髪のお兄さんが攻かと思っていたのにまさかの受!
顔も口調も怖いけど、料理上手でお弁当まで作っちゃう。
筋肉ムキムキのいい体してるのに、受。
いろいろお意外過ぎるけど最終的に一言でまとめてしまうと、
「すごくかわいい」。
こういう萌えもあるんですねぇ。自分でもびっくりしました。
2人の関係は高校教師と元・教え子。
母親が家に男を連れ込み住む場所がなくなった獅子田清正は、
卒業後、奥さんに逃げられた冴えない高校教師・柳治慶の家にお世話になることに。
今はホストの仕事をしながら、介護の勉強をしているのですが、そこにもちょっとジーンと来ました。
直接は言わないけど、何かあったら治慶のお世話を最後までしてやるつもりなんだろうな…。
ちょっとくたびれたおじさん受けもたまに読むのですが、今回の柳先生はパサパサしているというか(うまく表現出来なくてすみません)、中年よりちょい上ぐらいでしかも攻め!!というのが新鮮で、これはこれで味があるなぁと思いながら楽しませて頂きました。(雰囲気的にはなぜか柳先生が清正くんに抱かれてるイメージだったんですけどね(笑))
ともかく、表紙からは全く予想がつかなかったこの作品(下手すりゃやくざモノかと思って読み始めたんですけど)、とても暖かく、ほのぼのした内容でした。
ガチムチ受け大好き!!という方是非是非読んでみて下さい。
受の筋肉を堪能できるおススメの1冊です!!
正直題名に「しし」が入っている段階で、「獅子も拒まず」の受と、この作品の受がちょっと被っているように見えました。
ただあっちは健気・奥手なのに対し、こちらの受・清正はかなり積極的な襲い受でした。
襲い受が好みじゃないからかな~あんまり清正萌えなかった・・・。
あと、攻・柳がどうして清正に惹かれていったのか。
そこをもう少し丁寧に描いてほしかったですね。
教師としてすごく熱心な柳が、教え子にそう簡単に手を出すのが疑問。
いくら迫られたからとはいえ。
清正がものすごくいい子なのはわかるとして、だからといってそう簡単に教え子しかも同性に惹かれるものか?と。
好いてくれるなら惹かれてしまうのか?流されやすいのか?と思ってしまいました。
面白くない訳ではありませんが、もう一度読みたいとはなりません。