パピレス限定特別版
面白かった。途中何度もクスッと笑ってしまった。亮は天然で性格も良いと思う。自慰の為の道具に名前付けてたとか、そのアランが24歳の誕生日に経年劣化で壊れたって記述で爆笑だった。望月がやたらと亮の言動に噴き出して笑うのも納得。
自分がゲイでされたい側の人間って自覚してからの、二丁目での初体験には萌えました。こういうの好きです。長々としたH描写より興奮します。望月の興奮具合も伝わって来て良かった。自分はこういうの読みたかったんだと思う。
1人きりだろう人生の安定を考えて、節約して頭金を貯めてマンションを買う予定が、勇気を出した結果、ドンピシャ好みの彼氏をゲットした亮に拍手を贈りたい。切江先生の作品をもっと読んでみたいと思った。
作中の礼一郎の言葉を借りるのならば、くっそかわいい。
初読み作家さまだったのですが、最初から最後まで笑ってしまうくらい本当に本当に面白くて、好みど真ん中のとっても可愛いお話でした!
長年おひとり様生活を送っていた中で、夜のお供の大人の玩具にそれぞれ名前を付けていた辺りで、もうこの受けは絶対に面白い人間に違いないと確信(笑)
勘違いものは数あれど、ここまでいろんな意味で上手く噛み合っているのは珍しいのではないでしょうか?
いやはや、切江先生のストーリーの練り方がお見事でした!
2丁目で胸ときめく1夜を共に過ごした名も知らぬ若者・引越し先のポロアパートの隣室に出る会話が出来る幽霊・いつの間にか持っていた名刺に書いてあった不動産屋の社長という、どこか少し似た雰囲気を感じる3人それぞれに心惹かれてしまい、自分はなんて不誠実な浮気者なんだ…!と真剣に思い悩む亮の勘違いを楽しみながら、そっと恋の行方を見守るのが今作の醍醐味ですね。
受け攻めの両視点で進むので、読者的には亮の斜め上の超絶ポジティブかつ斜め上の勘違いっぷりに礼一郎が思わず爆笑するのを堪えきれない気持ちに大共感してしまいます。
亮視点を読むと、これまた性格がとても良く、なおかつ気配りも出来る優しい天然ちゃんだという事が分かってしまって、1人で勘違いを繰り返しては悶々としている姿が愛らしくて仕方がなくなるんですよね〜!
イライラする感じの天然さではないのが絶妙です。
これには真実を知りながらも言い出せずにいる礼一郎の心中察するべし…
成り行きとはいえ、1人3役お疲れ様でした…(笑)
隣室に住み着いている幽霊だと思われている霊くんとして、不動産屋の礼一郎として、それぞれ亮と交流を深めて距離が少しずつ縮まっていく様子が甘酸っぱくて◎
霊くん相手には本音を素直にぽろぽろとこぼす亮の可愛さにノックアウトされる礼一郎も可愛い。
霊くんとして話しながら、ようやく「2丁目で会ったのは自分だ」と言い出せた彼へ「もう死んじゃってるってこと…?!」と返す亮に大爆笑でした。
この2人のやり取り、可愛すぎるんですけど!
そして今作、えっちシーンもなんだかすごく良くって…!臨場感があるというんですかね…?!
口調はオラオラ系なのにタッチがとても優しく、可愛い可愛いと言いながら抱く礼一郎と、そんな彼の触れ方にあちこち敏感に感じてしまって可愛く喘いじゃう亮。
ページ数的には決して多いわけでは無いのですが、2人の興奮度合いというか、夢中になっている様子がひしひしと伝わって来る丁寧な描写で、こちらも非常〜〜に好みでした!えっちだ。
これは一緒に住んだら毎日大変ですね…!
あー、もうすごく楽しくて、本当にこのお話に出会えて良かった…
読んでいてとにかく笑えて癒されました。
BL小説初心者の方にも、結構読んでるよという方にもぜひ1度読んでいただきたい作品です!
すっかり切江先生のファンになってしまいました。
別作品も追い掛けてみたいと思います!
とーっても楽しく読ませて頂きました。
受け様は、ゲイでえっちの経験も恋愛経験もない奥手で真面目な亮。
名前をつけて愛用していた夜のオモチャが壊れたのを機に、今後の堅実な生活の為にマンション購入を考えて今は節約すべく、安さ第一のアパートに住んでいる。
なかなか楽しい受け様なのが、最初の数ページでわかりました。
近道で通った二丁目で、ナンパから助けてもらった人が、めっちゃ好みのイケメンで、人生初のナンパをしてみたら、のってくれて、そのままめくるめく一夜を。
この時のイケメンが今回の攻め様の礼一郎。
亮の事をかわいいと思って名刺を残しといたのに、不動産巡りを予定していた亮は、それを礼一郎が残した物だと気付いてくれない(´д`|||)
無事引越したアパートでは、誰もいない隣から亮に話しかけてくる声がして、霊くんと名付けて、気付けばすっかり和む話し相手に。
不動産屋さんの社長の望月さんともいい雰囲気になりつつあって、ぐるぐる悩む亮。
絶妙のタイミングや亮の素晴らしい思い込みでもって、礼一郎ははからずも一人三役をすることに。
コレが全然無理ないよな〜って話の流れで、どうゴールするのかな、とワクワクしながら、最後までとっても楽しく読みました。
そしてまた、礼一郎のえっちの時は年下攻め様の甘えたお願いと称した甘い命令がとってもステキでした。(*≧∀≦*)
イラストはみずかねりょう先生。
口絵で、みずかね先生のこんなかわいいコミカルな感じのイラスト、私は初めて拝見しました。
とってもキュートで、3組ともそうだわね〜と納得のイメージでほっこりでした。
ちるちるのくじで当った券で、ホントで購入したラブコメディ。面白い本を読んで、笑いたかったんです。(ちルチルさん、ありがとう)
顔が綺麗だけど、恋の機微に疎い主人公の勘違い。
著者の説明によると
別人と勘違いされ三役こなす不動産屋社長・望月礼一郎 × 三人もの相手を好きになっちゃった自分はビッチだ!と勘違いするリーマン・御津亮のアホコメディ
美人過ぎる亮さんは、恋をしたくて二丁目に行ったら、好みじゃない男性に付きまとわれたり、女性にもてすぎて、男性に気持ちをアピールする方法を修練していなかったり、なんだか幸運のツキとチャンスをつかみ切れず、ずっとすれ違っていたらしいのだけど、
恋のチャンスに恵まれなかったのは、鈍感すぎただけだったんじゃないのかな?
一目惚れした相手だと気づかずに、3人を相手にしていると勘違いをずっとしていた亮さんは・・鈍すぎ。
相手のレイさんは、亮さんの勘違いを楽しんでいるように感じる描写だった。
ハッピーエンドで落着。「亮さん、お疲れ様」と、伝えたい。
体力有り余っている亮さんと礼さんの恋物語だった。
読んでじれったくて、疲れました。
★ファンサービス篤い著者さんのHPにssが公開されているので、是非どうぞ。面白かったので。
《 『恋のゴールがわかりません!』サイン本につけてたSS追加。≫
ゲイを自覚し勇気を出して二丁目に行った亮はそこで偶然見た目が好みの男性と出会い、そのままホテルへ。目覚めた時に既に彼はいなくてその手がかりもなかった。
マンション購入のため節約生活を送る亮は格安アパートを転々としてるが、越したばかりのアパートで誰もいないはずの隣部屋から声をかけられる。相手は幽霊だと決め込み、霊くんと呼んで会話を楽しむようになる。
アパートの件で不動産屋に行くとそこには二丁目で夜を共にすごした彼とよく似た人が。その人は不動産の社長の望月礼一郎だった。
亮は3人が同じ人物とは気付かずに(疑いはするけど深く考えてない)、3人にそれぞれ恋心を抱いていると思い込み、自分は気の多い最低な人間だと落ち込む。
会話の内容でも3人が同一人物だと気付く場面ってあちこちにあるのに、亮は全然気付かないのがもうとても面白くて、ずーっとニヤニヤしながら読んでいました。3人が同一人物と分かってからも亮の天然っぷりは衰えることを知らずでホントに読んでて楽しい本でした。礼一郎のお兄さん的立ち位置兼先輩兼従業員である江藤さんの同居人との馴れ初めもネット上で見られるのでお好きな方は読んでみられるといいと思います!