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表題作キスと小鳥

鷹司利仁
28歳,家具メーカー社長
小鳥遊日向
21歳,大学三年生

その他の収録作品

  • 白い羽根と小鳥
  • リヒトと利仁
  • 鷹と小鳥とことり(書き下ろし)
  • あとがき
  • 鷹と小鳥とキス(あとがき内掌編)

あらすじ

六年前の夏休み、日向は人懐っこい小鳥を通じて不思議な青年リヒトと出会い、恋に落ちる。しかし、初めてのキスをした夜を最後に彼は消えてしまい―。月日が流れ、大学生になった日向が見つけたのは日向のことを覚えていない「利仁」だった。過去とは別人のような彼と同居して「夜のお世話」まですることになり…!?書き下ろし付き新装版!

作品情報

作品名
キスと小鳥
著者
間之あまの 
イラスト
蓮川愛 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
シリーズ
キスと小鳥
発売日
ISBN
9784344842977
3.9

(107)

(37)

萌々

(49)

(9)

中立

(5)

趣味じゃない

(7)

レビュー数
19
得点
413
評価数
107
平均
3.9 / 5
神率
34.6%

レビュー投稿数19

甘い…(*´▽`*)

作家様買いです。

再会モノなのですが、攻めの利仁には日向と過ごした1ヶ月の記憶だけが無くなっており、日向のことがわかりません。

そんな何もない関係から徐々に近づく心の距離に、もどかしくもきゅんきゅんしました。
日向に対する執着心が剥き出しなところが凄く良かったです。

でも日向は利仁が自分のことを好きになるはずはないと考えてて
利仁の、明らかに嫉妬からくるイラつきに気づかず
気持ちがすれ違ってしまうところがあって、そこがほんとにもどかしかったです。
泣いている日向も可哀想でした。

でも、そんな時に相模原さんですよ!
ほんとに彼は最初から最後まで素晴らしかったです。
彼が居ないと二人が結ばれることはきっとなかったと思います。
彼が居てくれてほんとに良かった…!(*´▽`*)

スピンオフ作品の『恋とうさぎ』で相模原さんの恋のお話も読めるようなので
近日中にそちらも読みたいと思います(*´▽`*)


すれ違いもあったけど基本的に利仁が日向に甘かったのはすごく良かったし
気持ちが通じ合ってからも甘いので、とても幸せな気持ちになれる作品でした♪

0

出会いの話は可愛いくて期待したのに残念です

辛口ですみません。評価高くて期待してたので。病院での出会いのお話最高に可愛くて期待したのに。就活の学生と大企業の社長がいきなりいたすとか…ありえないですよね?記憶がなくてもいいから納得感がある同居にして欲しかった。いきなりエッチする必要なかったですよね…。
入り込めなくなってしまって、悲しかったです。社長秘書のいとこがなんでも手回しして有能らしいですが、肝心の事を攻めよりもこの人から聞かされる。
攻めも受けもかわいそう。
あの素敵な小鳥の話からの続きがこんなめちゃくちゃな就活生を襲う話になってしまうとは…

3

ポジティブは最強で甘い

緊事宣自粛生活で若干閉塞気味だったので、明るく甘いお話をと思い購入しました。
少年同士の病室でのやりとり、再開してから過去の記憶が無い為起こる食い違いや嫉妬、切ないのだけど相思相愛(両片想い?)なので悲観的にならないのが良かったです。

日向と家族のやりとりがポジティブ。
骨折したところで「受験時期じゃなくて良かった」「頭じゃなくて足で良かった」とか。もっともっとそのポジティブを浴びたい…と思いましたが、そのシーンが一番MAXかな。

糖度確約の間之さんの作品、何作か読ませていただきましたがこの作品が一番床が早くて多いような(笑・嬉)
中学生だった日向は大学生になり、社長になった利仁に再会。見つめていて「誘ってるのか」と問われれば、後悔しない為に頷く。そこから事務兼ハウスキーパー同居へ。
嫉妬にかられて手酷く(でも甘く)抱くのも、両思いだと分かってからの感極まるベッドシーンも長くて最高でした〜。膝枕中にはむはむするとかエロオヤジっぽい言葉責めも良き。日向の敏感さの表現も素晴らしかったです。

環境の過酷さから性格が変わってしまった利仁は、対応は傲慢なのに、嫉妬したり触れる手は優しかったり、感謝や謝罪は言えないけど朝食買ってきたりと、過去の繊細さは無く別人のようなのに愛嬌があります。
機嫌悪い寝起きの「うるせえっつってんだろ」「牛乳入ってんじゃねえか。勝手に入れんな」とかコミカルで笑えました。

過去を思い出そうとすると苦しくなる利仁を思い、説明せず昔貰ったパズルを大事にする日向が切なさ大爆発でした。日向が困った時に揶揄いながらも助けてくれる秘書相模原さんがいてくれて良かった。

しかしどうも間之さんのキャラクターって萌え偶像というか、完璧過ぎて現実味がなくいまいち入り込めないのです。20代社長で手広くやり過ぎな才色兼備?攻めだったり、可愛い黒髪敏感受けだったり。欠点も可愛く書いてあるからかな。お話と甘さは大大好きなのですが。

他の方も仰るとおり、あとがきの「ご機嫌さんはうまくいく」強くて良い言葉だなと思います。

2

明るく前向きプラス思考の受けちゃん

ハッピーエンドバンザイ。
主人公の日向が名前の通り明るくて前向きで、読んでる方も明るい気持ちになれる。
こんなプラス思考、そして聡いのに純情。
こんないい子なのに相手はやや俺様暴君。
でも日向と付き合ううちに...。
ずっと気持ちよく読めて凄く良かった。
ちょっと落ち込んだ時に元気を貰えそうな本です。
えっちもしっかりあって素晴らしい。

2

甘い運命

可愛くてちょっぴり切なくて、甘い中にもところどころピリッと刺激がある、そんなバランスのよい萌え作品でした。

記憶喪失の絡んだ再会もの。
入院先の田舎の病院で不思議な美青年リヒトに恋をした中学生の日向。
しかし恋に落ちた2人をリヒトの病が切り裂いてしまう。
数年後再会を果たすも、利仁(リヒト)は日向の記憶を失くしてしまっていた…。

記憶喪失ということで、切なくてもどかしいシーンはもちろん多々あるんですが、前向きで明るく強い心を持つ受けの日向の性格のせいか?読感はほのぼのスッキリ。
何年も変わらずリヒトを想い続けている、一途で健気、なおかつ少年の頃のままの可愛らしいルックスの日向ですが、決して弱々しく流されたりせず、しっかりと自分の意志を貫く子で、とても好感が持てます。
幸せを引き寄せる思考ってこういうものなんだろうなぁーというお手本のよう。

再会後は昔とは性格の違う俺様な利仁に抱かれ、家政婦兼愛人のような関係になってしまう日向ですが、切なさはあってもそこに悲壮感は不思議とないんですよね。
むしろ日向の方がしっかり者の妻(時々かあちゃん)的ポジションで、利仁をコントロールしてる感があって。
性的にウブなのに感じやすくてエロいところも最高でした。利仁がエロ社長と化すのも無理ないわ。

白いジグソーパズルという小道具が効いていて、2人の過去が明らかになる瞬間は胸が熱くなりました。
例え相手に忘れられても、相手の性格が変わってしまっても、愛を更新していく日向ってすごいし、記憶を失ってもまた同じ人に恋する利仁って素敵。


重要なサブキャラの相模原は、策略家といった感じで2人を刺激しつつ上手いことキューピッド役になってくれたお方ですが…
セクハラ発言が多いよ、相模原さん(´ω`)

※口絵エロすぎ注意です。可愛い表紙捲ってからの〜いきなりのあの絵で心臓バックンですわ。
(そのシーンはよ来い!とウキウキで読んでました、すみません)

3

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