特典ペーパー付
こんなにゾクゾクさせられる良作品にレビューがないなんてもったいない!
友達から勧められるまま、J庭で番外編を買ったら、絵もストーリーも大人の雰囲気があって興奮しました!
本編その後の番外編だったので、すぐにコミックス(本作が2冊目)とデビューコミックスも購入しました。
絵の雰囲気もストーリーもすっごく良いですよー。
一冊まるごと、ヤクザ組長・榛沢と、キャバクラの店長・伊泉のお話です。
伊泉は会社でも浮きそうなくらい真面目なタイプで、オーナーから真面目さを買われてボーイから店長になった。
寡黙で新人キャストから怖がられることもあっても、キャストを大切にしている伊泉のことを周りは慕っている。
そんな時、クラブで起こった問題を、ヤクザ組長の榛沢が解決してくれ、伊泉は金を払って榛沢の組に面倒を見てもらおうとしたけれど、榛沢が要求してきたのは伊泉のカラダで…
たぶん榛沢は退屈が嫌いで、おもしろいことを探しているタイプ。
だから、伊泉みたいな真面目なタイプがキャバクラにいることに興味を持ったんだと思う。
週一ペースで伊泉は榛沢にカラダを差し出し、榛沢は愛でるように攻めても最後まで抱こうとはしない。
それは優しさからじゃない、伊泉が欲望に負けて自分から欲しがるのを待っている、榛沢にとって伊泉は落としがいのあるオモチャ。
伊泉はゲイじゃないし、男に抱かれる(愛でられる)なんて屈辱なんだけど、自分さえ耐えればキャストのためになるって耐えている。
そして伊泉がヤクザに抱かれて店を守っているって噂が広まると、伊泉を慕っている周りの人間にとっては自分達のために伊泉が犠牲になっていることが辛い。
でも、それに気付いた頃には、伊泉のカラダは愛されることに慣れてしまって…
犠牲だから感じたくなんかない、それでも愛でられて感じてしまう。
その屈辱感+恍惚感が入り混じった伊泉の表情がとってもイイ!
あと伊泉にとって自分をさらけだせる相手は榛沢だけなんですよ。
そして噂を払拭するような榛沢の言動がかっこいい!
二人がココロもカラダも繋がるシーンも美しくてイイ!
その展開になった事情をもっと詳しく、その後の榛沢はどうなるの?って気になる部分は同人誌『見えない糸』に描かれてます。
そして二人の関係も『見えない糸』で完成するので、ぜひぜひセットで読んでください!
まだ2冊しかコミックスが出てないとは思えない力と魅力がある作家さんです!
また追いかけたいと思える作家さんに出会えてうれしいっ♪
何度も何度も読み返している作品です。
伊泉の頑固ともとれる性格をしているのにキャストを思って自己犠牲を厭わない行動にキュンとくるし、それを絡めとるなんだか掴めないヤクザの榛沢という関係性が好きです。
そして、伊泉を絡めとるつもりがいつのまにか自分こそ捕らわれる側に回っていたんじゃないか、と親父さんに話すシーンは、蝶を指に止める榛沢の後ろ姿が男らしく綺麗で綺麗で……。
巻末まで、抱かれるシーン以外は伊泉と榛沢がバチバチ睨み合う場面が多く、最後は恋人にはならずに終わります。それがとってもいい。
敵同士で始まってもエッチしたりすると案外すぐ攻になびいてしまう受があまり得意じゃない自分にも刺さる作品でした。
甘さが足りないと思う方は、先生が出されている同人誌でその後の2人が読めます。びっくりするほどエロいし意外な2人の姿が読めます。
滝端先生の絵が好きです
このお話は、ヤクザとキャバクラ店長のお話
夜の世界が、きらびやかにそして薄暗く描かれていると思います
すごく世界観に合った絵です
お話は、試し読みでとにかく惹かれました
無自覚美人な受けが、何を考えているかよめないヤクザな攻めとどうなるのか、確実な関係になれないのに惹かれあっていく様がとても丁寧に描かれています
どちらの視点にもなれる表情豊かな作品です
おススメです
一冊まるごと表題作ですが、続きもあってそちらもつい読んでしまいます
滝端先生の作品で、1番好きです。
「ネオン街の蜘蛛と蝶 旅は道連れ、後編」が、待ってました!
やっと〜やっと出た!・・・ので最初から読み直し。
クラブ「バタフライ」で、店長をしている伊泉は、従業員とお店を守る事を使命としている生真面目な男。
従業員からの信頼も厚い。
そんな伊泉が、榛沢に「楽しいことがしたいだけ〜」から、、、
みかじめ料の代わりに、体を差し出すことになった伊泉ちゃん。
だんだん、それだけじゃ済まなくなって来たね。
感情に蓋をして生きていた伊泉が、榛沢だけには本音でぶつかる。
何にも、執着しなかった榛沢がヤクザを辞めてまで、初めて伊泉を欲しいと思った。
ここからだね、本格的に面白くなるの!
さて、つづき!