アイ・ドント・クライ 下

I don't cry

アイ・ドント・クライ 下
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神29
  • 萌×222
  • 萌8
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
257
評価数
59
平均
4.4 / 5
神率
49.2%
著者
イシノアヤ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
発売日
ISBN
9784344843073

あらすじ

お互い連絡を絶って数年、姫野は若手人気俳優のひとりとなっていた。事務所を退いた笠原は、もうマネージャー業に未練はないと言う。しかし、姫野の気持ちはアイドルユニット解散の頃のままーーー。 「あなたを見返したい、俺のマネージャーになってほしい。」 俳優と、元マネージャー。ひたむきな瞳が、いま、思いを告げる。 イシノアヤが描き出す、エモーショナル・ラブ。堂々完結! 描き下ろし新規エピソード15Pも収録!!

表題作アイ・ドント・クライ 下

姫野亜樹・元アイドル→役者へ転向
笠原康暉・元マネージャー

その他の収録作品

  • extra(描き下ろし)
  • あとがき
  • カバー下(イラスト)

レビュー投稿数4

描き下ろしのワンコっぽさがかわいい。

映画初出演作品が新人賞総ナメ以来、話題となりすっかり時の人となった姫野。
しかし、未だ憧れの岩木監督の映画には出られず、「いつになったら堂々とあの人に会えに行けるんだ?」と会えぬ笠原への想いを募らせる……。

私は姫野と笠原のラブストーリーという面では、ぶっちゃけると印象に残りませんでした。

姫野が想いを募らせるのはわかるのだけど、笠原の方から「……お前が好きなんだよ、たぶん、ごめん、キモイよな」と言い出した時に、おぅ、笠原さんもそうだったんかい……あっさりとまとまってしまった……とちょっと拍子抜けしました。

私は扇ゆずはさんの「ジュリアが首ったけ」が大好きなんですが、スターのジュリアにほだされる受けが「スターってのは男女問わず魅了して、間近で見ていた俺も例外ではないわけで(超要約してます)」と述べてまして、笠原の告白を読んでまっさきにこれが頭に思い浮かんだんです。

間近にはいれなかったけど、姫野の動向、小さな記事全てをチェックしているうちに、きっと魅了されちゃったんだな…ってな感じで、何となく腑に落ちる点があって。

私が一番心に残ったのは、姫野と父との確執でした。

地元では名の知れた会社を経営する父親。
出来の良い兄と比べて何をやっても出来の悪い自分を父親は怒ってさらに妻を責め、一家の雰囲気を悪くしてしまう自分。
そんな家から逃げるように芸能界を目指したけど、アイドルであることを知った父親から絶縁されてしまう……。

そんなわだかまりを抱えている姫野の元へ、父が倒れたと義姉から連絡が入り、急いで実家に戻るも、兄から拒絶され父にも会えません。
この兄が酷いなぁとも思うのだけど、弟の分も含めて親からの期待やプレッシャーを一身に担ってきた事も判るので、憎む気持ちもなんとなくわかるんですよね。

結局「役者は親の死に目に会えない」という通りになってしまうのですが、義姉から送られてきた遺品にはちょっとじわっときちゃいました。

冒頭に登場していた姫野の記事やインタビュー記事を切り抜いたピンナップ。
てっきり笠原のだと思ってたのに、まさかの……!!
絶縁を言い渡してしまったけれども切り捨てることができない親の愛を感じて泣きそうになりました。
これが一番良かったなぁ。

あとこの作品の嬉しかったところは、姫野が俳優なので役どころにあわせてヘアスタイルが色々変わるんです。プラス、メガネありなし。
ロンゲのハーフアップが良かったなぁ。

エロは最後にありますが、すっかり手慣れた様子の姫野ではなく、笠原曰く「最初タイヘンだったじゃん なんもしらなくて」という童貞卒業のほうを見たかったです……。

4

離れて恋しさを募らせた2人

 上下巻で満足感のたっぷり味わえる作品でした。ストーリー展開も良質。上巻では姫野はまだ燻った状態からやっと抜け出したくらいの立ち位置にいましたが、下巻では割とスピーディーに芸能界を駆け上がっていきます。岩木監督の映画でも役をもらえた彼。でも、舞台に出ている間に父が倒れ葬儀にも出なかったり、映画の撮影で思うように芝居ができなかったり、完全にトントン拍子というわけではない。特に自分を認めてくれていないと感じていた父と最期まで和解できなかったことは、本人にも読者にも残念なことでした。

 でも、芝居で立ち止まった時、父との関係を後悔している時、彼は笠原と話すことで安定する。好きな人という存在を超えて、彼の中で既に笠原は人生に必要不可欠な存在になっていた。笠原は必ずしも何かとても卓越した言葉をかけてくれるわけではないんです。ただ姫野にとって笠原は、この人の顔を見たら安心する、自信が湧いてくる、この人に言われた言葉だからすとんと心に入ってきて素直に受け止められる、そういう存在なんだと感じました。

 一方、アイドルだった頃から真面目な態度、芝居で見せる予想外の表情に魅力を感じ、マネージャーを辞めてからもずっと姫野のことが気にかかっていた笠原。彼にとっても姫野と離れていた間というのは、現状と心を整理し、自分の気持ちや今後の在り方について向き合う良い機会だったのかもしれません。山下は有能だけれど、相性というものもある。姫野の仕事は増やせても、彼女には姫野が落ちた時火を点けてあげることはできない。だから、笠原が自分の意志で戻ってきてくれたことは本当に嬉しかったです。そして、姫野に抱かれる彼の可愛らしさ! 年下で今まで面倒を見てきた子に抱かれることに羞恥を覚えながらも、素直に乱れたり年上らしくリードしたりして姫野を翻弄する笠原に、私も魅せられました。

1

姫野、スター俳優へ。

この作品は、どこに着眼するかで読み方も感動の度合いも変わる…のかな、と思う。
さて、下巻。
アイドルから俳優へと転身を図り、努力が実って人気俳優としてブレイクしていく姫野。
周囲からも人気者として扱われるも、まだぎこちない姿。そんな時に笠原と再会し、一気に日常の色が変わる姫野。
そして、最大の憧れでありモチベーションであった岩木監督の作品にも出演が決まり…
そんな時に不仲の父親が倒れるが、舞台の仕事で病院にも行けず葬儀にも出られない。やっと実家に戻ればお兄さんに罵倒され…
せっかくの岩木作品でもスランプに陥り。
マネージャーの山下さんが笠原を呼んでくれて。
立ち直る姫野。
笠原が自分の事を好きだと言ってくれて一気に恋が成就し、父の本心も知り、仕事も順調、何もかもめでたし!エロシーンもあり。

(ここからちょっと辛口目な感想となります)
↓↓↓↓


…ん?
姫野には良かったね、って思うんだけど、笠原さん姫野の事恋愛的に好きでしたっけ。
私はイシノアヤ先生の絵柄は大好きだし、上下巻の長編で嬉しいですよ。読みやすかったし。
だけどね、この読みやすさが!逆にあれれ、なのです。
いいハッピーエンドをそのまままっすぐ呑み込めないのは、私の性格の悪さのせいだな。
姫野は、ずっと想ってた笠原と恋も仕事も一緒にできてぐんぐん良くなっていくのはすごくよくわかる。
なら笠原は?
姫野の才能とそれ以上の努力を買っているのはわかる。でもどこから恋?ここに引っかかる。姫野の心の深い所を自分だけが見れる、自分だけが支える、という部分?
山下さんに頭下げて頼み込むほど姫野の仕事に執着してた?その描写あった?山下さんが勝手に笠原に姫野の近況知らせてたんじゃないの?
恋に理由が必須ではないから、こだわりすぎる事はないんですけどね。
多分私の着眼が、2人がどういう風に恋をしていくのか、だったから、すぐ恋人になってしまったように見えてそこに引っかかったんだと思います。

姫野が仕事によって長髪だったり髪色が違ったり、というのはすごく良いと思いました。

あと、「第3.5話」として、ケチャッパーズが出てきますよ。

4

そんな人だったっけ

評価に比べてレビュー数少ないな?!どうした??

◾︎姫野(元アイドルの俳優)×笠原(アイドル時代のマネージャー)
上巻の方が好きでした。恋愛をしてない2人に納得感があったし、それでもバイトしたり研修生としてレッスンに励んだり、人に揉まれる姫野がよかったから。

唐突な笠原とのラブに「え?!」っとなってしまったんです…いつの間に?ビデオを2人きりで見た後なのかと思ったらそうでもないし、そんな恋愛的な意味で好き同士でしたっけ?その辺を温めるステップを何段も飛ばしてしまった気がしてビックリして、その後もうずっと疑問符にまみれて集中できませんでした。
スクラップの種明かしみたいなのも、なんとなく冷静になってしまって勿体ない感じ。
笠原さんってマネージャーをプライド持って勤めてそうだったけど、そんなトントンっと商品に手を出していいの?笠原の性格をまるっと読み違えてしまっていたようだ。

姫野の髪型が変わったり、可愛く綺麗になったな、と思うようなところがあるのは、大変好きでした。
最後のラブラブは、そこだけ切り取れば大変良い年下×年上で可愛い。

1

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