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なんとこちらがデビュー作なんですね。スケボーなど非BL作品でもおなじみかもしれませんが、BLでデビューされていたようです。
結構古い作品とあって、どことなく少女漫画テイストでもあります。
しかしのっけから体の線がすごくしなやかできれいで、むしろ最近の作品では固いイメージすらあったのですが、やっぱり絵が上手なんだなーと思いました。
標題作は、懐かない猫のような少年と、獣医さんのお話。
他に、ちいさいとき女の子のように可愛かった幼なじみが短髪大柄ワンコになって帰ってくるお話や、変な発明ばかりしている天才(?)にいたずら発明であれこれいけないことをされてしまうお話などが収録された短編集です。
2005年発表の短編集。
受けがとっても可愛い話が多い印象。
そして…ほんわかしてるのに急にHまで行ってしまうのはこの頃の作品だからでしょうか。
「白猫」
終電で眠りこけていて、少年の介抱ドロに遭ってしまった人のいい獣医さん。
しかし、後日ケガをした白い野良猫を連れてその子がやってくる。
まるでその子も猫のように近寄ったり逃げたり。でも好きって言ってくっついてきた…こんな風にこられたら、もうこっちだって。
猫好きの心理をわかってらっしゃる!
可愛い可愛いお話だけど、Hまでというのは少々早すぎるかなぁ。
「Sweet days」
引越しで一度離れた幼馴染との再会もの。
可愛かった幼馴染はガタイも良くなって不良っぽくなってて、でもベタベタ懐いてきて…
ああやっぱり可愛いから甘くなってしまう!というお話。これもH早っ!
「and sheep」
頭が良すぎて変人の年上の友人は、今度は動物とのコミュニケーションを研究している。…と思ったらいつの間にか僕を実験台にしていて!
羊のDNAを細工されて、耳が羊になってしまった!そして今度はしっぽまで。
結局は両想いだからよかったね、なんだけど。これもH早っ!
「秘密の話」
高校生もの。
兄がホモだから嫌だ、という依(より)。
それを複雑な顔で聞く友達の河森。
なんで理解あるの?河森もホモ?な訳ないよな。
…依はこう言って河森を試している。河森が自分を好きな事を知っているから。
自分はホモじゃない!河森なんて好きじゃない、好きになんかならない!
でもその強い感情こそなんとやら…
この2人、萌える〜。
「エンドレスエンド」
こちらも高校生もの。
元日、誰も歩いてない朝に阿久津は偶然別のクラスの水本に会う。
しかし、学校が始まってみると水本は表情もなく口もきいてこない。
なのに夜中にコンビニに行こうとするとまた偶然会い、その時はやたら可愛い笑顔で。
阿久津はどんどん水本に心を傾けていくが…
夜のベンチで抱きしめるシーンには萌える‼︎これはH無しで、そんなところもいい。
「夏休み」
描き下ろしで「Sweet days」のその後。行ちゃんと杳ちゃんの間になぜか真瀬が割り込んでんの。真瀬はどっち狙い?
「秘密の話」と「エンドレスエンド」がすごく好き。で「萌x2」。
久しぶりに読みましたが、ああやっぱり!という感じ。
収録順序のマジックなのか、いつも3リピぐらいしてしまうお気に入りの一冊です。
帯には『いろんなとこ、触ってほしいの』とあります、エロ加減もいいんですよねぇ。そして、表紙からはわからないような少年やオトナたちの可愛さがいっぱい!しかし10年以上前の作品ということで...作者の、最近の絵柄とはかなり違う印象だけど、この可愛さにはこのイラストがピッタリという気がします。カバーは表が淡いグリーン、背表紙から裏表紙が浅めの蛍光オレンジ。
<収録作品>
■『白猫』(表題作・p.7-)
さみしがり獣医と猫みたいなタイプの高校生。出会いは最悪なのに、ある日高校生くんがケガした白猫を獣医のもとへ連れてきたのがきっかけで、少しずつ近づいていく様子が短い中に描かれます。猫と暮らしたことがない自分でも、受けの子が猫っぽいというのがわかってキュンキュンでした。攻めの心情描写が◎。
■『Sweet days』(p.41-)
幼なじみもの。幼少期に片方が引っ越して、高校で地元に戻り再会する。泣き虫で頼りないヤツだったのに、なんとやんちゃな超大型犬に変身しています。特別仲良しだったわけじゃないけど…という設定がなんだかいい。甘えん坊なワンコにはどうしても勝てない受けくんですが、これからは「待て」を覚えさせられるのだろうか。
■『and sheep』(p.73-)
制服を着た男子が、正面向いた黒猫ちゃんに話しかけるシーンから始まります。14歳で博士号を取った天才と、そんな彼と10年の付き合いがある、動物好きの高校生・霖(りん)。これは年の差10歳以上なのかな?「羊耳」&「しっぽ」&「そばかす」の霖くんに、読者たちはきっと心を掴まれてしまうはず。
■『秘密の話』(p.105-)
男好きな相手の気持ちも、自分の気持ちだって本当はわかっているのに認められない。
でも、自分からは言えない・・・言えないよ。
■『エンドレスエンド』(pp.141-172)
ナイス攻め視点。元旦、外へ出ても誰もいないときに偶然会った、名前は知ってる程度の同級生。偶然が続いて、可愛いと思うようになってしまった。この好きは錯覚なのかー。モノローグ!非常に萌えます。高校生ってやっぱりいいなぁ。
+『Sweet days』の描き下ろし「夏休み」(5頁)
キスシーンが印象的なものばかりです。
微熱があって、でもそれを隠しているからどこかセクシーに感じるというか。
作品集は「特に好きなのはコレとコレ!」となることが多いけれど、私の場合こちらはどれも印象深くてほぼ均等に好きなお話です。どの作品もすんなり入っていけて、ゆるやか勾配かと思いきや"きゅん"ポイントがしっかりあり、読み終えたくない気持ちでエンディング、という感じでしょうか。後半はせつなかったり、きゅーっとなる作品が並んでいます。読者にとっても「かわいいい」が止まらない作品集だと思いますが...主人公が相手を「かわいいなぁ」と思ったとき、それがダイレクトに伝わってくるのが一番の萌えポイントかもしれませんね。相手の気持ちが伝わってきた瞬間の喜ぶ姿も愛おしい・・・。
まずは裏表紙!表表紙も良いけど、裏表紙!
羊の耳としっぽなんて、可愛いすぎるっ!
んな子いたら、ペットにしたいぜ!
私は、犬を飼ってますが…ベタぼれでいっつも話し掛けてます(笑)
ちゃんと、人間の言葉理解してるんですよ~(わかる人にはわかるはず!)
だから、and sheep の動物の言葉がわかるにはちょっと共感しました。
そして、霖の乳首美味しそう…。
Sweet days も良いです。描き下ろしの行ちゃんが真瀬くんと杳一を間違えちゃうところ!
なんか、とても初々しいお話達でした。
初めて読んだトジツキ先生の漫画でした。
もう、可愛くて可愛くて////
and Sheepと秘密の話が特に好きです☆
トジツキ先生のちょっと気の強そうなでも押したらヒュンッて押されちゃう受けが大好きでたまりません!
最近の漫画も読みましたが、絵柄と話がすいぶん変わってしまったのですね・・・
この頃のトジツキ先生が大好きな私は少し寂しいです
最近の作風も嫌いじゃないのですが、もう一度こんな風に可愛いお話を書いてくれないかなと思ってしまいます。
ごめんなさい(>ω<)