ラブデリカテッセン

love delicatessen

ラブデリカテッセン
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×26
  • 萌4
  • 中立5
  • しゅみじゃない14

--

レビュー数
6
得点
41
評価数
29
平均
2.1 / 5
神率
0%
著者
栗城偲 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
カワイチハル 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
価格
¥620(税抜)  ¥670(税込)
ISBN
9784403524783

あらすじ

嗣巳は高校の同級生だった山江と仕事先で再会する。
大好きだったのに大嫌いになった相手からは思いもよらない言葉を聞かされて……?

表題作ラブデリカテッセン

山江恒、大食いタレントとして活躍する元同級生
由良嗣巳、テレビ番組にも出る料理研究家26

その他の収録作品

  • ラブグロッサリー
  • あとがき

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数6

王道の拗らせ再会ものです

若さ故のあやまちでスレ違ってしまった二人の、拗らせ再会ものです。
ちょっぴりほろ苦くはあるものの、甘くてキュンキュンなんですよね。
いやもう、こういうお話って大好きでして。
拗らせてれば拗らせてる程、萌えて萌えて仕方ない!!(* ´ ▽ ` *)

まぁ、表紙やタイトルから受ける印象通りの可愛い作品だと思うので、拗らせ再会ものがお好きな方にぜひおすすめしたいです。


内容ですが、元同級生の大食いタレント・山江×元ポッチャリの料理研究家・嗣巳による、拗らせ再会ものです。
帯にセミスイートラブとなっている通り、甘さ抑え目でちょっぴりほろ苦いです。

料理研究家として、そこそこ活躍している嗣巳。
現在は大食いタレントの高校の同級生・山江と、仕事先で偶然再会します。
かつては親友でほのかな好意を抱いていたのに、突然酷い態度を取られて大嫌いになってしまった山江。
彼から過去の謝罪と実は好きだった事を告げられ、わだかまりを残しつつも友達として再び付き合い始めますが・・・と言うものです。

まずこちら、受けである嗣巳ですが、実は過去に太っていたんですね。
そんな彼は、皆の人気者で明るく、嗣巳の料理をいつも美味しそうに食べる同級生・山江に、友情以上の思いを抱くようになる・・。
しかし、何故か急に冷たい態度をとられるようになり、傷心から高校卒業と同時にカナダに留学。
ホストファミリーの協力もあってダイエットに成功します。
ついでに、趣味で始めた料理動画の配信が受けて、現在は料理研究家として活躍・・と言うのが彼のこれまでになるんですけど。

で、そんな嗣巳が再会した、複雑な思いを抱く相手・山江。
彼が突然、嗣巳に冷たくなった理由ですが、実は好意の裏返しだったりします。
彼もまた、嗣巳に友情以上の想いを抱いてしまった。
しかし、自分の気持ちを知られる事を恐れ、酷い態度をとるようになってしまったんですね。

そんな二人が大人になって再会。
過去を深く後悔している攻めが、誠心誠意謝って自分の正直な気持ちを告げ、一から口説きにかかる・・・と、要は王道の拗らせ再会ものになります。

う~ん・・・。
こちらですね、この背景があるため、印象としてはちょっぴりほろ苦かったりもするんですよね。
過去の正直な気持ちを打ち明けられ、真摯な愛情を向けられる嗣巳。
しかし、当時の傷付いた心を未だに忘れられない彼は、なかなか山江を許してわだかまりを無くす事が出来ない。
その為、山江を傷付ける事ばかり言ってしまう・・・。

個人的にですね、こういう拗らせ系が大好きなんですよね。
互いに好き同士でありながら、どうにも過去の傷が邪魔して、上手く行かない・・・。
もう、素直になりなよ~!!と、ジレったくてジレったくて悶えてしまう。

また、過去に相当なアホだった山江。
私は受け贔屓でして、もう弁解の余地は無しなのです。
ただ、再会してからの彼は超誠実。
そして、超真っ直ぐで健気なワンコ系。
何だろうな~。
主人の許しを得ようと、懸命にまとわりつくワンコを連想しちゃうんですよ。
また、ヤキモチ焼きな所も、主人大好きなワンコを連想しちゃって。
もう、これだけしょぼくれてると、これ以上は鞭打てない・・・。
早く許してあげてーーー!!と。

ところで、こう書いてるとひたすら痛々しく切ない作品みたいですが、実際は甘酸っぱくてキュンキュンと言った印象も大きいです。
なんせ、過去を取り戻せとばかり、ひたすら一途に真っ直ぐ口説きまくる山江。
この二人、料理研究家と大食いタレントなんですよ。
最初は仕事絡みでしか相手にされないのですが、それでも嗣巳の料理を、心底嬉しそうに食べる山江。
そんな山江の姿に、だんだん嗣巳がほだされてくのも楽しいのです。

あとですね、こちら雑誌掲載作なのですが、(エロシーンとかも)加筆修正されてるそうです。
それと、山江視点の短編が書き下ろされてて。
で、そのせいかエロ多め。
エロになると意外と挑発系な嗣巳にも、萌えさせてもらえました。

主役二人がグルグルやってるのが苦手な方は、避けた方が無難かもしれませんが、個人的にはその部分こそ、めちゃくちゃ楽しく読めました。

9

「大嫌い」の裏事情

今回はユーチューブで活躍する大食いタレントと
テレビ番組で活躍中の料理研究家のお話です。

受視点で
過去回想から攻様と両想いになるまでと
攻視点で
過去回想から恋人になっての後日談を収録。

受様は実家が代々続く富裕農家で
食べ物に溢れた環境で育ち
小さいころからぷにぷにで
ぽよぽよのコロコロ体型でした。

受様自身も3桁を超えた時には
さすがにまずいと思いつつも
ストレスを受けても食に出るタイプで
受様の体重はなかなか減らなかったのです。

表向きは明るい性格だったので
受様のストレスに気付いたのは
隣家の幼馴染くらいでした。

1年生の時に社交的で
皆の中心になっている同級生に
淡い恋心を抱くのですが

クラスが分かれると疎遠になり
3年の時には受様が
料理人を目指す夢をひどい言葉で
否定されてしまうのです。

そのショックから受様は
カナダへの留学を選ぶのですが
ホストファミリーの協力もあり
ダイエットに成功し

カナダで始めた趣味ブログと
料理動画の配信が色々な縁を呼び込み、
日本のテレビ番組にも顔を出す
料理研究家となります。

ただテレビ番組の仕事は
ゲストの要望の料理を作っても
1口2口食べただけでその残りは
当たり前のように廃棄される事が
かなりのストレスでした。

それなのにある芸人の番組内での
「大食い企画」でアメリカ料理を
と依頼されてしまうのです。

受様は大食いの人は
味わっていない印象が強く
苦手意識があったのですが

当日のスタジオに現れた
大食いタレント3人のうちの1人が
なんとかつて恋した同級生だったのです。

この元同級生が今回の攻様になります♪

攻様は受様との再開をとても喜びますが
受様は攻様の言葉でついた傷を
忘れられずにいたので
能天気な攻様に過去の言動を
トゲトゲしく暴露してしまうのです。

そんな中始まった収録でしたが
大食いタレント達は各自で受け持った
大皿料理を美味しいと完食、

収録後に残っていた料理も
味見と称して次々と食べきった上に
レシピを知りたいと
連絡先の交換を望んできます。

攻様も高校の時の事を誤りつつ
連絡先を知りたいと言われますが
攻様を許せる自信はありません。

そんな受様に対しても
それなら謝るチャンスをくれと言う
攻様を拒み通す事は出来ず

受様は連絡先を知らせはしますが
今後会う気はありませんでした。

個人的な連絡を断り続けられた攻様は
事務所を通したオファーで
受様との時間を取り付けるのです。

しかも攻様が受様を避けたり
酷い言葉を口にしてしまったのは
受様が好きだった反動だったと言われ
びっくりしてしまいます。

子供過ぎて嫌な事を沢山したし
謝って許してもらえるとは思ってない
許してくれとも言わない
でも友達になれるところから
チャンスをください

2人は友達に戻れるのか!?
それとも…

雑誌掲載作に加筆修正したタイトル作に
攻視点の続編を書き下ろして文庫化です。

高校で出会った2人が
お互いを意識しつつも誤解ですれ違い
再会をきっかけに再び心を寄せ合うまで
を描いたラブコメディです。

再会モノとしても
両片思いモノとしても
王道な誤解によるすれ違いなので
2人のズレズレを楽しみつつ
安心してハラハラできました♪

高校生の攻様は
クラスの中心人物でもあり
誰からも好かれる人気者で
あまりコンプレックスって
なかったのかなと思うのです。

そして受様も体型を揶揄されても
明るく流す事で傷つかないないように
周りに気取られないように
装っていたと思うのです。

傷をつけた人は忘れても
傷をつけられた人には忘れられない。

傷ついた分、酷い言葉で返しても
やがては発した人へと返るのに
そうすることが止められない。

本当は許したくても、信じたくても
また傷つきたくない、嫌われたくない。

そんな受様の思いが
とても切ないのですよ (>_<)

そんな受様に
攻様も過去の失敗を挽回すべく
誠実にまっすぐに対するのですが

言葉選びがちょっと悪いと言うか
言葉が足らなくて
受様の傷を蒸し返したりして
不安を煽ってしまうのです。

こんな2人がしっかり向き合い
恋人になるまでハラハラしながら
楽しく読めました♪

2人の職業柄、
美味だろう料理のオンパレードなので
空腹時の読書には向かないです。
ご注意有れ (^_-)v

今回は両片思いの再会モノで
野原滋さん『大好き同士』は
いかがでしょうか。
こじらせ具合も本作と似てるかな(笑)

3

職業のアップデート

再会物です。
高校の同級生どうしが、幼さから自分の恋心を認められずにすれ違ったけど、再会して赦してもらうお話。
お話の大枠は、両片想いのすれ違いが、くっつくべくしてくっつくまでのお話だと早い段階でわかるのし、特に波乱はありません。
それよりも、この作品の見どころといったら、メインキャラクターの職業設定。
主人公の由良は、レシピブログから人に知られるようになって、今は料理動画の〇―チューバ―兼顔出しするフードコーディネーター。
対する山江は大食いタレント。
こういう、適度に時代を反映するキャラクターや舞台設定を考えだして、それをうまくBLに落とし込んでまとめるあたりが流石だなと感心しました。

1

受けさんが好きになれず残念。

作家買い。

作家買いですが、カワイチハルさんの描かれた表紙がとんでもなくキュート。
栗城さん作品に、この可愛らしいカワイチハルさんの描かれた表紙、という事で、甘々な作品かなと思いつつ手に取りました。




主人公は料理研究家の嗣巳。
You Tubeで動画を配信したことから人気が出た彼は、現在はテレビにも時々出演する人気料理家でもある。

現在は可愛らしいビジュアルを持つ彼だが、実は子ども時代から体重三桁もあるというぽっちゃりさんだったという過去がある。現在は標準体重だけれど、痩せた理由はカナダに料理を学びに行き、そこでホームステイさせてもらっていた家族に筋トレをさせてもらったから。

が、それだけではない。
高校時代好きだった同級生に酷い言葉を投げつけられたことにも起因している。

ところがある日、そのトラウマの原因となった友人でも初恋の相手でもあった山江と仕事で再会し…。

というお話。

良くある話というか、王道の両片想いものでもあり、再会ものでもある。

栗城作品なので、健気薄幸受けさん、のお話かと思いつつ読み進めましたが、この作品の受けくん・嗣巳はなかなか豪胆な男の子です。

高校時代、自分でも気にしていた体型を山江に酷い言葉で傷つけられた。
山江のことが好きだったからこそ、その彼の言葉により深く傷つけられた、というのはよくわかる。

でも、仕事場で、他のメンバーもいる中で、山江のことをあんな風に酷い言葉で責める必要はあったのかな、とちょっと疑問に思いました。

後半、山江視点で描かれているので、何故山江が仲良くしていた嗣巳に酷い言葉を投げつけたのか、というのはきちんと理解できます。が、この部分を読まなくても、山江が嗣巳を手放したくなくてああいうことをいったのだろうというのは前半の部分からでも読み取れる。

山江が嗣巳に酷い言葉をぶつけたのは高校生。
言うなれば、まだ子どもなんだよね。

でも、職場で再会した時は二人とも分別もある良い大人なわけで、それを周囲の人たちに吹聴するように山江のかつての行動を話す必要はなかったんじゃないのかな。

もちろん、嗣巳が傷ついた想いは理解できるし、その言葉がずっと嗣巳にとってトラウマだったというのはわかるのだけれど、ちょっと萎え萎えな気分になりました。

一方の山江という青年は、ガッツのあるナイスガイでした。

どんなに素気無くされても、避けられても諦めない。
彼の行動を「しつこい」と思うか「一途」と思うか、それは人それぞれかなと思います。

基本的にシリアスな展開になることはないし、カワイさんの挿絵は可愛らしいし、ほのぼのな展開で終始ストーリーは展開していきます。甘くて、可愛らしいお話がお好きな方にはお勧めな作品かと思います。

が、個人的に、主要CPの2人がいまいちツボに入らず、どうしてもストーリーに入り込めなかった。

むしろ、嗣巳の幼馴染であり、オネエタレントの鈴子ちゃんがドツボなキャラでした。
すっぴんは男前。
中身は優しく懐が広い彼。
そして、鈴ちゃんはガタイの良い男性を組み敷くのがお好きだという。

彼メインのスピンオフを、激しく所望しています。

8

おちない

カワイチハル先生の挿絵狙いで購入。こんな可愛い表紙、激アマでろ甘に違いないと思っていたのに、思った以上に受けがおちない頑固者(訳ありで当然の仕打ち)だった上に、色々ツライ部分もあってなかなか甘く感じられず、萌より中立でした。本編160Pほど+攻め視点の後日談50P超+あとがきです。

小さい頃からの色々な積み重ねでテレビにも出る料理研究家になった嗣巳(つぐみ)。テレビ用に料理を作るのはいいものの、出番が終われば捨てられてしまうのを知っていて、「ご飯は全部美味しくいただいてほしいーーーー」とどうにもこうにもツライ日々。そんな中ある番組で大食いタレントさんと一緒になったのですが、その一人が突然嗣巳の名前を呼び・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
鈴子(受けの幼馴染、オネエタレント)、テレビのプロデューサー、テレビ共演者、後日談の方でカナダでお世話になっていたホストブラザー等。鈴ちゃん、良い方です♡

**萌え萌えになれなかったところ

高校時代に仲良くなった攻め受けが、すれ違って仲たがいしたという過去経緯がありまして。
そこには3桁の体重だったという受けさんの容姿のエピが絡むんですが・・・

初めて同性に恋してしまったという攻めの動揺はめっちゃ分かるし、高校生ならではの余裕の無さもよく分かるんだけど、やっぱり好きな人に「嵩高い」と言われるのはキツイよな・・・とかなり落ち込み。
すっきりダイエット(カナダ留学時代に1回2時間の犬散歩を2回/日)し、めちゃんこ可愛くなっていて、容姿としては完璧になっている今でも、その過去の傷ついたという受けの気持ちにとてもシンクロしてしまって、受けさん同様に、攻めさんを全面的に受け入れる気持ちになかなかなれなかったです。

大人となった今では、攻めさんはすっかりカッコいい良い男になっているので、「水に流せ!」と思うんですけどねえ。。。
後日談の方でダメ出しみたいに高校時代のその別れ部分を振り返るので、もう一回心に血を流す気分でした。

すれ違いで傷つきたい気分の時には良いかも、と思う一冊でした。ああチハル先生の絵はめちゃくちゃ可愛いくて癒されるのに(涙)お話が個人的にはキツかった。

4

受けに魅了が無い

栗城先生の作品ということ、同級生再会ものということでかなり期待して読み始めました。
けれどもあまりの受けのウジウジさに、受けが好きになれませんでした。
プロデューサーにセクハラを受けて攻めに助けてもらった後に、注意されてその言葉に過剰に反応して喧嘩になります。
攻めが無神経ってよりは、受けがたんにしつこく面倒くさいだけで読んでて疲れて来ました。
どこに魅了があるのかが分かりません。
受けの方が酷いという印象です。
幼馴染のりんちゃんが魅力的だったので、彼が主役のスピンオフが読みたいです。

0

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