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神作品

マスターレビューアー

女性誰さん

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エロくてなくてもいいんじゃない?

優しい恋のはじまりから6年
各々が選んだ道は 父親の会社を継ぐため

関係にこれといった変化はないものの

エロが過ぎますッ!(怒)

けしからんくらい好きが膨れ上がって 雌犬自覚するくらい発情します まったくッ!(怒)
夢に破れ 打ちひしがれた彼を抱いたところは ちょっと感動したんだけどな

[早く一人前になりたい] そのために諦めた夢の続が かつての恩師からもたらされるも 自分の未熟を痛感し手を伸ばすことができない

きちんとお互いが向き合うとこなんて ほんとにいいんだけど エロが過ぎる
何回も言うけど エロが過ぎます

自分より他人を優先する優しい子達で なんなんだろ? 押しつけられた他人の苦悩と 重ねるようにもたらされた苦難を受け止め それでも誰かの役にたとうとする その先に理解と和解がある

よくある 誰かの助言で簡単に乗り越えました みたいな簡単に乗り越えられる苦難だったらここまでの話にはならなかっただろうな って


二人とも真っ直ぐだし 誠実だし 自分も他人も大事に生きてる子達なんだよね
降りかかる苦難に 託されたものから切り開く未来ってのも この二人の今までがあってこそだし


犬だろうが 犬じゃなかろうが エロが過ぎるのはご愛敬ってことで評価に反映させないとしても コレ読んでよかったわ

彼と私 電子 コミック

夏下冬 

おぉぉっぉおぉぉおおお

電子のみのコミック探しの途中 優しい旅のお方にご紹介いただいた作品


すごいわ 旅のお方……

紹介いただいた時の『かなり捻りが効いた』『メリバ』
もう あたしが感想なんて書くのも烏滸がましいッ!


どこにでもいる中堅サラリーマンが ある日手に入れた男

男との生活は快適で なんでもなかった日常が 穏やかにも 豊かにも 艶かしくもなっていく


短編なのに 注意して読んでないと最後「えっ どういうこと?」 になっちゃうやつ

雰囲気でなのか 終始漂う気持ちの悪さの中に感じる違和感
どこかが狂ってて 何かが変なのに最後の最後までその原因もわからず迎える『メリバ』
慌てて先頭に戻って2周めいきましたよ

いやッ 面白い

雰囲気に飲み込まれて 一瞬で読み終えちゃったけど

凝りと拘りの練り込み方や
メリバのくせに 読み終わった後のあり得ないほどのスッキリ感
教えてくださった 姐さまの抽出力とセンス


教えていただくまで存じ上げなかった はじめましての作家さんでこの読み応え
もう どれをとっても『神』でしょ

旅のお方 この作品推していただき ほんとにありがとうございました (*-ω人)

同人R18 コミック

おげれつたなか 

読んでおかなきゃダメなやつ

いまさらですが


【はだける怪物 上】の特装版小冊子 でついてきたこれ
個人的には【錆びた夜でも恋は囁く】の後に読みたかったかな....と何度も思ったわ



辛すぎて途中読む手が止まるんだけど これを読んでおくのと読まないのとでは かんちゃんと弓の関係や【ほどける怪物】【はだける怪物】を通して壁の写真にあそこまでこだわった理由が何だかぼんやりしたままになっちゃう


確かに暴力を振るってたかんちゃんが悪いんだけど 壊れていくかんちゃんを弓が追い詰めたようなところもある ってのが かんちゃんだけでなく弓にも深い影を落とし 互いのわだかまりに繋がってる

子どもすぎた恋と大好きだから離せなかった手 罪と贖罪

【はだける怪物 下】で弓がくれるアルバムに写真とともにしまわれていく思い出に俄然深みがでる


さすがおげれつさん 痛々しさ最上級だし やるせない 辛いし 辛すぎるんだけど
これは絶対読んでおかなきゃダメなやつ

無償の愛って無敵だね

親の愛も知らないままイキガミとなり 守るものもないまま闘い続けた彼に与えられたドナー ドナーに求められたのはイキガミに「血・肉のすべてを捧げる事」

あらためて知る鬼道の孤独に体を重ねた上巻から一転ラブラブモード全開で始まった下巻

鬼道の為だけに自分が存在するかのように欲しがるものを与え見返りは求めないドナーと 与えられたものから人としての感情を学ぶ鬼道

ドナーを想い書けなかった未来に突きつけられた真実
自分の未来に見えた光に戸惑いながら 無償の愛 闘う理由 生きることの意味をドナーを通し知っていく

対の関係だからこそのこの展開 すごいッ!

あたしの気になってた「人間兵器ができた理由」もきちんと書かれ それ以上に報われないだけの存在だったイキガミに選べる未来を与えてくれた結末つったら もぉッ!



【エンドゲーム】にドはまりして 【500年の営み】がどうにもハマれず迷いながらの購入でしたが 上巻での厳しめ評価から一転 神つけるしかなかったです

ヤバくないですか w

喘ぎ声はもとより話し声まで丸聞こえの壁薄アパートのお隣り同士になったのは 大学生とサラリーマン

「ヤバい」連呼のDQNチャラ男と拗らせツンデレ
両極にみえる彼らの根っこにあるのは同じ『本気になったら終わる』

軽く遊びたい人にばかりモテて本気で好きになった途端に重いと振られる男 と 本気で好きだった相手から重いのはすぐ飽きると言われセフレに甘んじていた男 拗らせすぎた 重い愛 がたどり着いた先は…



アホな子は癒しッ!  狂犬ハチ公で性癖くすぐられての作家買いなので個人的には【アホな子ギャグ漫画】として読んでいます ストーリー重視の方や 中途半端でわかりづらいギャグやダジャレが苦手な方には絵面に反して取っつきにくい作風で作家さんなのではないかと?


なので

・ 所々挿入されるダジャレやキレの悪いギャグを軽く流す

・ 前振りなしの急展開や突発的な事態 よくわからない時間経過を生暖かい目で見る

・ 未回収の伏線は見ないふりで捨て置く

・ 急に現れる当て馬(元カレ)に『ん?』となりながらも『君も好きが捻れちゃった子なんだね』程度の情を持つ

・ 深掘りできなかった内容に『かわいい子と美人はもぞもぞしてるだけでいいッ!』と能天気に言いきる

といった【心構え】が出来た時に読まれることをおすすめします



万が一にも表紙の絵に騙されて読むと 攻めじゃないけどいろいろ『ヤバい』作品

って言いながら 年下忠犬攻めが時折出す男前さに悶え繰り返し読みしながら こんだけクセが強くて好き嫌いわかれそうな作品に神つけちゃうあたしが1番ヤバくないですか?w

CANIS THE SPEAKER #2 コミック

ZAKK 

BLの括りでは勿体ない

暇を持て余し作家さん開拓のつもりでBOOKOFFオンラインのおススメに出てきた【CANIS Dear Mr.rain】を手にしたのがつい先日 買った後にシリーズ化してるのに気づいて慌てて既刊を買い集めた


お話は【CANIS Dear Mr.rain】にチラッと登場するハルと岩城
【CANIS-Dear Hatter-#1】に一瞬登場するサム
その3人の前日譚のような物語

【CANIS THE SPEAKER #1】で幼少期を過ごした孤児院の秘密にふれ 引き裂かれる3人

運命を呪いながら 忽然と消えたノブを ずっと一緒にいられると思っていたハルとサムを 失ったものを取り戻すため 孤児院の闇を暴くために 各々が動き出す

年月を経てやっと再会した3人 
が 3人にはそれぞれ「立場」という足枷ができていて…

この後【CANIS-Dear Hatter】へどう繋がっていくのか



【In These Words】の犯人に辿りつくための残忍な行為や【囀る鳥は羽ばたかない】の裏社会で繰り広げられる生臭い駆け引きがお好きで 暗かろうが何だろうが派手なセックスよりもストーリー重視なものを読みたくなった時は是非ッ!

とにかくBL括りでは勿体ない男たちのドラマがここにあります

すきだな

あ~すきッ! こういう突拍子もない恋の始まり

彼氏にフラれた夜 パンツにも降られ
気づけば枯れ木に洗濯物が満開に

バツイチ家事能力ゼロなおっさんとオカン気質をウザがられ振られてばかりの若者

出逢いからおっさんの部屋へあがるまでの流れの強引さと絵面で一瞬

「ほんとはおっさん悪い人なのでは?」
(当初読切として描かれことをあとがきで知り そりゃしょうがないと落ち着くw)

と思ったのも束の間 2話以降は片想いを擦り合わせるように恋に落ちる過程と恋人になる迄のやり取りが妙にリアルに描かれ おっさんの雰囲気に 掛ける言葉に上質な大人の恋を見せつけられたよう

まさに「心臓から夢中になる」がしっくりくるようなお話


最後までパンツのおっさんの職業がわからずモヤモヤするものの あまりのエロイケおじぶりに 表紙の絵面で読むのを躊躇ってた自分を今更ながら呪っています