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萌×2作品

女性麗音さん

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「リンゴが売り切れりゃミカンでもいいじゃん」v.s.「ミカンに失礼だ」

同じ男を好きになったもの同士がなぜかくっつちゃう話

片やチャラ系の華やかイケメンで辛い時には誰かの体温が必要(恋する思いは別として時には体も癒されたい)
片や頭の固い王子様系イケメンで愛のない接触は認めない(恋する相手一筋の童貞)

同じ趣味を持つ者同士が出会って気があって盛り上がっていつしか心通わせ好きになる、っていうのがよくあることだから、(男の)趣味が同じで…からのハッピーエンドっていうのもありかもと思わせる展開が面白かったです。

藤野は高校の時から同級生の神林に片思いしています。
ある集まりで神林の大学の同級生が同じく神林に片思いしていることに気がついたことから二人の交流が始まるのです。

好きなところは何があっても生き残れる強さがいいとか喉仏がいいとか重い荷物もってくれたとか、女子の恋話トークみたいで面白い!

お宝画像を交換しあってキャッキャしているイケメン二人っていうシーンを実際見てみたくなりました。

藤野の「くちびるくっついただけはファーストキスにカウントしない、舌入ってないからセーフ」説に笑いました。

思いが通じあってハッピーエンドっと思ったらもう一波乱です。
好き好き大好きな思いを惜しげも無く注ぐ御堂に対して、束縛が鬱陶しいめんどくさいと思ってしまう藤野、
自分の方が相手を思う気持ちが多くて、相手からの思いが足りと不安に思う御堂。
お互い反省して歩み寄って終わるんじゃなくて言いたいこと言って喧嘩しても会いたいし好きだと思うのだからいいんだという結論が珍しくていいなと思いました。

キスしまくり!!

あらすじを見て“キス友”って何?
セフレのキスだけバージョンなのかな
じゃあなんでキスどまり…と思いつつ聴き始めました。

高校の時なぜか急にキスする関係になった二人の同級生。
男同士でゲイでもないのに流されるように受け入れてしまう廣瀬も
執拗にキスしてくる桐谷も
お互い好きなんじゃん、桐谷キスばっかしてないで告白しようよとじれじれしていたら、卒業して何もなかったように離れて10年もたって再会。
故意か偶然か何も始まらないはずないですよね。

もう何回キスしたかわからないくらいずーっとキスしてて音がエロかったです。

オメガバースと砂漠の王宮

訳あって王位を継ぎたくない継承権第1位の王子 レイ
王の資格なしと思われるため粗野で野蛮で能力のないふりしつつも本当は優しく孤独な王子様です。
傍若無人な王子様が本当は寂しがりやで人恋しく誰よりも民の幸福を願っているのでした。

もう一人の主人公セレンは罪の子と蔑まれながらも一生懸命役に立とうと働く健気な使用人です。
親の犯した罪のため肩身の狭い思いをしていても、育ててもらった恩を感じる働き者です。

そんな二人が出会っていつしか恋が芽生えていく物語りです

王子が、自分さえいなくなり弟が王になれば王宮も国も安泰と考えたのは納得できませんでしたが、失った物が多すぎて嫌になって逃げ出したかっ他のかなとも思うと可哀想になり、誰かそれをわかってそばにいてくれたらいいのにと思わずにいられませんでした。

全ての悪事の大元だった人の罪をなかったことにして弟が王位を継ぎ王子が砂漠の商人になる結末が見えた時にはがっかりしましたが、そうならずにほっとしました。
身勝手に自己の栄達や利害のために犯した罪が明らかになり、真面目で優しい人が幸せになる結末でよかったと思います。

時を経て結ばれた運命の二人と親子の情に感動しました

華藤先生の海外を舞台にした作品は大好きです。
その土地の風景や空気感が感じられ、歴史や文化を絡めたストーリーに浸りしばし現実を忘れます。
今回の舞台はエストニア。

英国貴族の御曹司と祖母のカフェで働く心優しいオメガの子が主人公です。

愛し合い結ばれる運命にありながら身勝手な思い込みといくつもの障害に阻まれて引き離された恋人同士、そして母と子の物語です。

引き離したのは御曹司の父親の伯爵さまなのですが、自身も愛し合う人と結ばれなかったことから色々しでかした挙句みんなが不幸になる結果を作り出してしまう本当に迷惑な人です。
この人のせいで人生ねじくれ刃傷沙汰にまで及び一つもいいことないのになんの権利があって…と怒りがたまってしまいました。
権利はなくてもお金と権力とその上オメガに厳しい法律まであり真雪が不憫すぎました。
子を奪われてもその健やかな成長を願い毎年一人で手作りケーキにロウソクを灯して祝う姿に涙しました。

読みながら主人公の店に並ぶ雑貨品がどんなものかとネット検索してしまいました。
旧市街の土産物屋さんの手作り手芸品が可愛らしくて真雪のカフェ兼雑貨品店を想像し、裏庭にハーブ香る秘密の花園にも訪れてみたくなりました。

オメガは強くて清らかな騎士

不憫なオメガが王子様なアルファに見初められて溺愛され幸せになるストーリーが好きです。
萌えました。

運命の相手に出会えたと思ったら既につがいがいて子供もいる?というところからの出会いで一体どうなってしまうのでしょうか、ちゃんと幸せになれるのかハラハラな幕開けでした。

騎士のセナが強くてかっこいいんです。
秘密を抱えながらも、味方になってくれる上司にも恵まれ騎士として勤める中で出会った王子様。
グイグイ急接近してくる王子に対して好意を持ちつつ身分違いと境遇に気持ちをセーブしてしまうセナ。切ないです。

けどスパダリな攻め様は諦めません。
ちゃんと影で見守りつつあれこれ整えて迎えにくるところがさすがです、と思わず拍手を贈りたくなりました。

ほっこりするご飯が食べたくなる

恋人だと思っていた男に騙され捨てられた元百貨店員の芽と
訳ありシェフの一虎の出会いと恋の物語

ボロボロになって傷ついた芽がたどり着いたフレンチの名店で優しい味に癒され立ち直っていく様子に読んでいて励まされます。

サブタイトルの料理名が魅力的で、お話の中でシェフが作って芽が食べたり試食したりしてそのおいしさを語る場面ではとても食べたくなりました。

一生懸命でまじめな芽がご近所さんや常連さんに愛されながら成長していく姿に思わず応援したくなります。

甘々溺愛攻めが好きならお勧めしたい作品

獣人×人間のバディもの、かと思いましたがちょっと違いました。

二人の関係は、仕事の相棒でありながら政略結婚をし損ねた相手でもある。
そのうえお互い憎からず思っているみたいな…複雑なのです。
二人が付かず離れずのじれじれのまま6年同居しているところに飛び込んできたちびっ子のお守りというお仕事、というところから物語の始まり二人の関係も動いていきます。

受けが健気で不憫な生い立ち、けれど強気で前向きな点が好きです。
攻めが溺愛系、かっこよくて賢くてイケメンなのにしっぽが感情で動いて可愛いんです。

スピンオフ作品でしたが最後まで気づかず読んでいました。
全く問題なく楽しめましたが、そちらの登場人物たちが魅力的で謎めいていたので読んでみたくなりました。

孤独な大学生が恋をしてして幸せになっていく話

身寄りなく将来の夢も希望もない就活中の学生 空が主人公です。

生活するだけでいっぱいいっぱいの余裕のない毎日の中で
奨学金返済のために安定した企業に就職したいのに内定が出ず焦るばかり。
なんで自分ばかりが不幸なのかと心の中で他者を羨んだり、うまくいっている人からの励ましや温かい言葉も皮肉か自慢かと素直に受け取れない自分の汚さに落ち込んでしまうような純粋ないい子なんです。

そんな自分を嫌悪し心根が悪いからうまくいかなくて当たり前だなどと思う空が可哀想で抱きしめてあげたくなりました。
いろいろうまくいかないときに成功した友人に心から祝福できなくてもそんなに自分を責めないでよ、と。

自転車事故をきっかけに知り合った善意の塊のような一家に、冷たく凝った心が温められ幸せを感じながらも束の間の幸せなのだとあきらめたような悲しい思いが切なかったです。

幸せだったと言いながら別れる場面では泣きました。
好きで好きで大好きな人に想いが伝わり同じ想いが返される奇跡。
でもこれは相手の家族の誰も幸せにしないだろうからと
引き裂かれる思いで嫌われるよう仕向ける空の決意が哀しいです。
別れのあと座り込んで泣くイラストの後ろ姿も切なすぎます
でもそれを鵜呑みにせず諦めなかった隼人に感謝です。
末長い幸せを…

もどかしい

治療師の師匠と弟子。
慎ましく仲良く暮らしながら修行していたある日のこと、わけもわからず師匠が竜に攫われてしまう。
なぜ?何処へ?
何もわからぬまま10年の月日が経ち…。

師匠大好きなまま育った弟子は魔術師として大成したのいいけれど、なんだか冷淡で愛想もなくちっとも可愛くないのです。

師匠は愛らしい美少年に変化した自分の外見に戸惑うばかりです。
他人にも弟子にも何て言ったらいいのかわからない、と。
なので読者にも何もわからないままお話が進みます。
弟子だった可愛い少年はひねた青年になって皮肉屋で意地悪です。
再会しても名乗れないまま、それでも可愛い弟子に何かしてあげたいのに嫌われて…
言えばいいのに…
でも信じてくれないよね…
と一緒になってどうしていいやら困ってしまいました。