このカプよりも、志狼×宇佐美のほうが好みなので、本編に関してはあまり萌えどころがなく...
2人の脇で、志狼×宇佐美がいちゃいちゃしているのが可愛くて、そこに萌えていました。
そして極めつけは、after story!!!!
前巻では赤ちゃんが産まれるような設定は出てなかったですよね...?
続編になって、そういう世界戦だと描写がでてきたので、好みの設定が加わり大歓喜でした。
それぞれのカプの子どもが出ているのですが、これがま~可愛い!
これは佐倉リコ先生の絵柄があってこそなんですが、たまらなく可愛くて語彙がなくなります。
それぞれが幸せな未来を掴んでいる、と確認できるお話で安心しました。
田舎の閉鎖的な空間と、幼馴染として親密な関係。
最高の舞台から始まった物語は、2人だけの箱庭のように思えました。
もどかしくてたまらないし、難しい。ありふれている単純な話に見えて、心の機微は複雑で繊細。
途中途中で、うっとページをめくる手が止まってしまい...
最初から最後まで、お互いがお互いに大好きで唯一無二なんです。
これが、言葉にしてしまうことでバランスが崩れてしまうなんて。
もどかしすぎて、唸りたくなります。
個人的には、瞬平のただただコタのことが大好き、ということで突き進んでいく姿に萌えました。
あんまり表に感情を出さないキャラなので、ふとしたときに崩れるのは良いですね。
コタは終始可愛いですし。
この2人はこの先、どんな未来を進むんだろうかと気になりました。
最後の「幸せにできる」という言葉は、呪いの言葉にも思えて...
2人が幸せでありますように。
長髪が大好きなので大興奮で読みました。さらに、中華風で衣装が美しい。
占地先生の描かれる艶っぽいキャラが、活き活きと動いていく様は、迫力がありました。
基本は、貴族の洋華が攻めで浩が受けですが...
初っ端、浩が洋華の元へ復讐しに訪れる場面で、逆っぽい描写があるので、ご注意ください。
がっつりとした描写ではないので、素通りできる方なら大丈夫だと思います。
個人的に、洋華の魅力をあまり感じることができず...
恋愛が大好きで、ふらふらと恋をしていく。
貴族の色男という感じですが、浩の師匠である風をあっさり切り捨てるあたり、クズっぽさも感じました。
風の提案した駆け落ちに怖気づいて、逃げ出し、風の元へ再び訪れることはしない。
にもかかわらず、浩と風の魅力について語ったりする。
天然でポジティブにもほどがあるだろ!とツッコミたくなります。
対する浩は、風と再会するために、憎き洋華の元で生活する日々。
浩と風の再会場面は、頑張ってきて良かったなあ、と頭を撫でてあげたくなります。
洋華のキャラに疑問を覚えるものの、全体的には面白く楽しむことができました。
最後は、洋華もしっかりと反省していますし。
個人的には、傷心の風を救った鷹の魅力にやられました...こちらのお話も気になります。
ROUGEの方でも思ったのですが、危ないの定義をある程度統一した方が良いのでは。危なさを感じるものは、少なかったです。
今回の購入の目当ては、棚川三々先生。
Web掲載時に既に読んでいたので、話の展開はわかっていたのですが。
何回でも読みたくなる魅力と、なんともいえない危うさを感じます。
どこか昔の雰囲気を感じるんです...
都会から田舎の学校に来た教師の菊池。
飄々とした雰囲気ではあるが、妙に色気があるんです。
生徒である次郎を、コロコロと手のひらで転がすのが堪らない...
1話で綺麗にまとまっているのですが、この先どうなるんだろうと続きも気になります。
そしてこちらも表紙が美しい~!!
全体的にはあっさりめですが、棚川三々先生・タナカイッパチ先生、松尾マアタ先生のお話が、個人的には危うさを感じて好みでした。
危ないの定義は人それぞれだと思うのですが...
この定義を決めてもらえたら、もっと危険度を感じることができたのかなあ?と思いました。
全体的に、優しい印象を受けるお話が多かったです。
個人的に危険な香りを感じたのは、三星たま先生の「MY hero」でした。
みんなのヒーロー大森が実は脚フェチで、その秘密を村谷握られてしまう。
そこから主導権は、村田へと移る。
学校のヒエラルキー内での、大森と村田の立場が逆転していく構図。
めちゃくちゃに萌えました。
しかも、大森の脚フェチが結構重度では?と感じる描写もあったので、余計に良いですね...
少しだけひっかかるとしたら、これ同級生のお話なんですよね~~
危ない”お兄さん”とは?!と疑問に感じました。
勝手に年上と年下がCPになるBLだと思っていたので...
ひっかかりはありましたが、個人的に好きな作品が見つかって良かったです。
あと、表紙がめちゃくちゃ好きです。
クズな攻めが、じわじわと受けにほだされていってすきになっちゃう...
この過程がじっくり丁寧に描かれているので、まぁ~萌えました。
しかも攻め視点で話が進んでいくのが良きですね。
だんだんと受けにはまっていく過程は、いいぞいいぞとニヤニヤしてしまいます。
これ、受けの努力の結果、攻めがほだされていく、じゃないところがポイントだと思います。
ざっくり言えば、勝手に攻めが受けにはまっていって、好きになっていくんですよね。
今までにはなかったタイプの恋人が、クズな彼を人間に戻すきっかけになった。
受けの無自覚な行動が、動かしていくというのが最高でした。
やってることはクズな攻めですが、クズエピソードは少なめだったので、ソフトクズな印象を受けました。
題名どおり透明感に溢れていて、目がつぶれそうでした。
感覚的には、DK同士の青春BLを読んでいるような感じです。
ミキの、最初っから好き好きオーラ溢れるワンコは最高です。
純粋すぎてまぶしいくらい。おまけにDT...
DTワンコ攻めは大好物なので、大変楽しかったです。
一哉は一見すると好青年ですが、少しだけえっちなお兄さん感を漂わせていました。けしからん。
物語としては、脇役が活躍するのか!?と思えば、さっと消えていきますし...
劇的な展開があるわけではありません。
けれどじっくりと丁寧に過程が描かれているので、読み応えがありました。
あと、チ●コが強い、っていう表現には笑わせてもらいました。
実際そうだったところも。
お洒落な表紙に惹かれて購入したのですが、新装版だったのですね!
絵の雰囲気から、海外が舞台のお話だと勝手に思っていたのですが、日本でのお話でびっくり。
読んでいて、脳内がときどき混乱してしまいました。
扱われている題材からか、しっとりと静かに物語が進んでいきます。
この先どうなるんだろう、という展開ばかりでわくわくが止まりませんでした。
とくにリョウの妙に大人っぽく達観しているような雰囲気と、サトルと一緒にいるときの寂しがりやで年相応の子どもな雰囲気のギャップが堪りません。
どことなくワンコ味を感じます。
2人が出会ってから、一緒にいるようになるまでが描かれていて、これで終わりでもまあいいのですが...
個人的にこれ一冊だと消化不良だなあ、と思っていたので、続きがあるとしって嬉しくなりました。
回収されていない伏線や、気になる要素が続きで明かされるのかなと。
今後がどんな展開になるのか楽しみです。
これは純粋なBLとして読むなら、好みがわかれるものだと思います。
原作を読んでいる方なら、その余韻を楽しみながら読むことができると思います。
個人的には、リスペクトされているなあと思いました。
現代風なアレンジですが、内容や雰囲気はほぼほぼ原作のままです。
攻めのマゾ性癖や、受けの精神的DVなど。
普通の青年だった攻めが、受けに出会って性癖を開花させていき、コントロールされていく。
外側からみれば攻めがコントロールしているように見えて、内側からみれば受けが手綱を握ってる構図。
最高に歪んでいて、萌えました。
理解しようとして読む作品ではないと思います。
マゾやDVも描写としてはソフトですし、北沢きょう先生の絵柄が美しすぎて、エロ描写までも美しく感じます。
いったいどちらが痴人なのか。
BLとして読むのではなく、文学として読んでみてください。
オメガバースの王道路線で、絵も綺麗なので楽しむことができました。
ただ、瑛斗と夏目の見た目が似ていたので、少し混乱してしまったところはあります。
個人的にはこの瑛斗と夏目の、Ω同士のやりとりがたまらなく可愛くて萌えました。
Ωであるとは決して言えない環境下で、同じ境遇の2人で慰め合い耐えていく。
ここが恋に発展しても良かったのでは...!という新たな萌えを見付けました。
礼旺と瑛斗のαΩ同士の繋がりも良いですが、Ω同士の唯一無二という関係性も良いものでした。
そんな夏目にもβの琥太郎という存在が傍に。
この2人ももっと掘り下げてほしいなと感じました。
α×Ωはもちろん、β×Ωも楽しむことができますし、Ω×Ωの戯れに萌えることもできました。
いろんな楽しみかたができ、読んでよかったと感じました。