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山藍紫姫子
碧雲
ネタバレ
この本の美麗な表紙の作者は、小島文美さん。 実物を見たくて、電子版を讀んだあと古書を買いました。良書なら、紙本も欲しくなります。本文にあるシュリルのイメージとピッタリの表紙絵。 挿絵が無いし、表紙が綺麗、人前でも平気で開いて読める安心装丁。 美しいシュリルが、凌辱されて苦しむ場面の連投ですが、場面や世界感が御伽噺風の綺麗な描写なので、可哀そう・恥ずかしいと思いながら、惹きこまれて読めてし…
山藍紫姫子 佳嶋
「教えてねーさん」でご推奨頂いた耽美小説、中古本をAmazonで買いました。 讀みやすかった。山藍紫姫子さんは、推理小説も書く小説家だったんですね。文章も構成もしっかりしていて、安心して読めます。 両性具有は実在します。 この本はBLというより、捉え方を変えると、両性具有への理解を社会に呼びかける一冊になるんじゃないかと思いました。再版してほしい。 イリスは、両性具有を隠している研…
山藍紫姫子 座裏屋蘭丸
lily12
前情報なしの衝動買い。表紙絵とあらすじの印象から、てっきり刑事×魅惑のバレエダンサーの3Pモノかと思いきや…。 詳しい内容は他の方々が書かれてるので割愛しますが…凄かったです!登場人物のほぼ全員が狂気を抱えたダークなストーリー。中盤以降からの血みどろサスペンス展開には衝撃を受けました…! 過去に山藍作品は何冊か読んだ事があり、陵辱シーン等は覚悟の上でしたが、佐野が玲司にガチで暴行するシーン…
山藍紫姫子 小島文美
ふばば
元々は2000年発表なんですね… 矯正不可能の不良少年たち。 彼らが家族から見放され、後は死んでもどうなっても良いという前提で「闇の保護司」宛てに送り込まれる絶海の孤島「ホーリー島」。 そこに今送られていく明生。 すでに島で数年過ごしていた絶世の美形・クリス、その他の少年たちの地獄のような収容生活が描かれているわけですが。 これはどんな順序で読むかで感想が変わりますね… 発表直…
山藍紫姫子 ライトグラフII
「背徳の聖者たち」から始まる、闇の報復集団「タリオ」シリーズ第5作。 ↓↓ネタバレ 私はこのシリーズを読むにあたって事前情報入れずに読んでいたのですが… 本作「ネメシス」で完結かと思いきや、終わってない‼︎完結してない‼︎どーしてくれるんですかぁ… …とにかく、本作は第4作「タリオ」から続いている、対立する復讐組織「ネメシス」に関して進展していきます。 タリオの物件、その中で…
「背徳の聖者たち」から始まる、闇の報復集団「タリオ」のシリーズ第4作。その名も「タリオ」。 前半は、龍星xルキヤや鷹司x桜庭の恒例的なイチャイチャ。いや、単にイチャイチャではないですね、ドエロいこれでもか!の甘々H。 同時に、シリーズ通じてずっと描かれていることではありますが、桜庭のトラウマに関して。 幼い頃に過ごした聖グレゴ園。 そこで実父のファーザーと他の聖職者たちの慰み者になって…
「背徳の聖者たち」から続くシリーズの第3作。 闇の報復集団「タリオ」、創設者の四ノ宮、四ノ宮の養子になった性的虐待被害者・桜庭、四ノ宮の実子でタリオNO.2の幹部・鷹司、タリオの養成機関で殺人マシーンとして訓練された「使徒」たち。 残忍な犯罪を犯しながら世に放たれた「物件」(ターゲット)を、全く同じやり方で報復「処理」する使徒の鮮やかで華麗すぎる殺人術… 美しさ、華麗さ、退廃、血生臭さ、残酷…
「背徳の聖者たち」の続編。第2作。 基本の世界観は前作と同じ。 闇の報復集団「タリオ」の中で活動している幹部・桜庭と彼の使徒であり養子の龍星とルキヤ、桜庭の恋人となった組織のNO.2・鷹司、鷹司の使徒ドールが主な登場人物です。 鷹司と桜庭は今やすっかりラブラブな恋人同士。想い合う2人の交歓は愛と快楽に満ちています。 …本作で新しく登場するはタリオ幹部の白須洋一。 使徒の所有権を桜庭と…
現代の「必殺仕事人」、闇の報復集団「タリオ」の物語、開幕… 本作「背徳の聖者たち」が第1作。 「耽美の女王」山藍紫姫子先生の絢爛な世界が繰り広げられています。 設定は、言ってみればファンタジー。しかし、今時の妖精と騎士とか、獣王と花嫁みたいな話ではありませんよ。 暗殺未遂で半身不随になって引退した元議員・四ノ宮が創設した政府公認の闇組織「タリオ」。 「目には目を、歯には歯を」。 被…
山藍紫姫子 本仁戻
耽美の女王・山藍紫姫子先生の文章プラス、ザ美麗画の本仁戻先生の挿絵とくれば! どんなドロドロ美かと思いきや、ずずっと読みきることができる非常に読みやすい作品でした。 初版は1995年発表。 「ラ・ヴィアン・ローズ」 男を渡り歩いた美貌の母の元に最初の婚外子として生まれた横田一眞。 彼が自分では全く意図もしないし望んでもいない自らの「魔性」で、次々と男たちを吸い寄せていくオハナシ。 …