緒田涼歌さんのレビュー一覧

花と団子と月夜のデート「神様は僕を溺愛しすぎる」番外編 特典

清き心が惹き寄せる

本品は『神様は僕を溺愛しすぎる』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子になります。

本編後、
学園が崩壊して1年半後のお話です。

式神を使う使役を養成していた
学園がなくなったことで
生徒も教師も散り散りになってから
1年半がたちました。

今日はかつての旧友・碓氷に招かれ
陽樹は煌玲を伴って
とある神社を訪ねます。

古くはこの土地に縁のある武将が
建てたとい…

0

神様は僕を溺愛しすぎる 小説

野原滋  緒田涼歌 

盛りだくさんではありますが…

人語を話す記憶喪失のオコジョのシロとそんな彼と出会ったので式神使いの学校へ転校する陽樹。
いざ転校するとスクールカーストの下位で蔑まれ身を小さくしていくのかと思いきや、持ち前の明るさで、自分のペースと友人との関りでそれなりに学園を楽しんでいます。

夢で逢う煌玲に惹かれていきますが、正直何故という疑問でした。彼に惹かれていく過程がほぼ無しなので、昔から夢に出ていたとか毎日夢で逢うとかそういう…

1

饒舌に夜を騙れ 小説

かわい有美子  緒田涼歌 

意外と漫才コンビな二人かと

SATを舞台にした話です。
SATとは特殊急襲部隊(Special assault team)の事で、色んな作品に登場しますが、実際には内部事情は殆ど明らかにされてない部隊です。
普通に一般人がSATについて知っている事は、TVで放送された実弾訓練とテロ対策の映像の一部や、ニュースにもなった愛知長久手町立てこもり発砲事件でのSAT隊員の殉職などの「一部」の情報位だと思います。
作者さんがあと…

4

トレインビースト 小説

西野花  緒田涼歌 

辛いけどエロい

途中までは忍が可哀想で気の毒でなんとか助かる方法はないものか、新井と祖母は死ね!と読んでました。 辛かった~。

でも後半には忍が殻を少しずつ剥がして解放されていくので荒療治だけどこれはこれで良かったのかなあと。最後は痴漢電車の一番人気で忍もアテンダントを期待しています。

それにしてもこの作家さんの話を読むとそんなに気持ちいいのかな?別世界にいって人生が変わるほど快楽に貪欲になってやみつ…

2

神様は僕を溺愛しすぎる 小説

野原滋  緒田涼歌 

ラブの付け足し感がハンパない(´・ω・`)

巧みな構成に、一筋縄では行かない一癖ある捻りのあるストーリー。そして深い心理描写と言うのが、野原先生の魅力だと思います。
しかし、今回は超王道の学園青春ファンタジー。

人語を話すオコジョ・シロと、そんなシロと出会い式神使い養成学園に編入する事になった主人公・陽樹。
その学園では実力差によるスクールカーストがはびこっており、シロと陽樹は冷たい待遇を受けます。しかし、持ち前の前向きさと朗らか…

9

クリスタル・クライシス Ⅴ (愛蔵版) 小説

牧原朱里  緒田涼歌 

重量級ファンタジー

文庫版は未読です。

内容は、正統派バトルモノのファンタジーかな?と。
そこにBL要素が盛り込まれているんですが、最初にご注意を一つ。

以下ネタばれ
このシリーズは「椎名連×祐希苳也」とカップリング表記されていますが、
序盤~中盤にあるエロは、モブレや表記されているカプとは別のキャラとの関係ばかりです。
わたしは好きな方なんですが、凌辱表現が多いので苦手な方はご注意を。

事…

2

chocolat bunko after story collection vol.3 特典

番外編ショート12作品

後日談やら番外編ショート12作品です。
vol.1、vol.2もそうでしたが、元の作品を読んでいると楽しさ倍増という感じでした。

「夏の残響」凪良ゆう(「まばたきを三回」より)
村でスケッチ中の令の前に、史郎という青年が現れます。戦時中の生霊ですが、当人はその自覚がありません。なぜか史郎が気にかかる令は、関わるなという一佳の言葉に逆らい、お弁当をつくって会いに行きますが…という話です。切…

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恋愛の事情 小説

火崎勇  緒田涼歌 

旅館が舞台

夏海(受)の視点でストーリーは進みます。

亡き母の親友である養母が倒れたことから、旅館を立て直すことになった夏海。資金調達に頭を悩ませる夏海の前に、陣内(攻)が「俺と付き合うのなら借金を肩代わりしてもいい」と登場します。

とはいえ、借金のカタに身体を自由にさせるという話ではありません。
警戒を怠らない夏海にも、無理強いしない陣内にも、読んでいて好感を持ちました。

陣内の狙いは序…

0

恋する救命救急医 アンビバレンツなふたり 小説

春原いずみ  緒田涼歌 

今回はおとな同士。

「恋する救命救急医」シリーズの3冊目。最初は「あれ?これ誰だっけ?」状態にちょっとだけ陥ったのですが、これまでの2冊の主人公の上司と思わせぶりに登場していたあの方の物語でした。
同じ場所を舞台に展開しているのに、テイストの違う作品に仕上がっていて楽しめました。

篠川先生ったら、部下からの視点で見ている時とは随分と印象の違うところもあり、まぁめんどくさい人ではありますね。だけれども、基本的に…

2

廃園の桜 小説

高塔望生  緒田涼歌 

攻めの暴走にドン引き

富裕層向けの病院の理事×祖父の医療費で困窮するテーラー
テーラーの受けは初めてだったので楽しみにしてました
途中までは良かったのですが、
嵩む治療費の為、攻めの友人に唆されて男向けのホスト店で働き始めた受けを無理矢理店から連れ出し、強姦した攻めにドン引きしてしまって、萌えどころではなかったです
もし受けが攻めが勘違いしていた通り売春をしていたのだとしても、強姦はないです
カネの亡者と罵ら…

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