てんてん
本品は『イノセンスな熱情を君に』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子です。
賀来がつくる
篠川のお弁当に絡めたお話です。
篠原は毎日
パートナーの賀来が作るお弁当を
持参しています。
宮津は篠川のお弁当に興味深々で
今日も飾り切されたお煮しめや
香ばしく香るかやくご飯を
感心してみています。
あまりにも熱心なので
つい今度作ってもらう?と
訊いてしまうほどです。
目をぱちぱちさせる宮津に
恋人に作ってもらえばと言えば
耳まで真っ赤にして
忙しいのに頼めないと
返されてしまいます。
しかし、
そうなったら嬉しいなという
気持ちはあるようで
返してもらったお弁当を
食べ始めた篠川に
お弁当を作ってもらい始めた
きっかけを聞いてきます。
頼んだ覚えはないと
応えようとした篠川でしたが
きっかけを思い返すと…
A5判カラー表紙(文庫カバー同イラスト)、
2段組12頁とボリュームある番外編は
お弁当つくりのきっかけとなった出来事を
篠川が振り返るお話になります。
それは賀来が藤川の元に10年ぶりに
戻ってきてから初めての春の事でした。
マンションのベランダに出た賀来は
エントランスで咲き誇る桜に
日本の春を感じていたようで
せっかくだから花見をしようと
篠川に誘いをかけます。
賀来が任された店から
見える花水木がとても綺麗だし
賀来が任されたフレンチレストンも
見せたいからと言われますが
花見にフレンチというのが
篠川的にはイマイチでした。
好きなものを作ってあげるという賀来に
篠川はおせち料理のようなお弁当を
所望するのですよ(笑)
もちろん賀来はリクエスト通りに
お弁当を仕上げてそれを食べた篠川が
毎日お弁当を食べたいと思います。
賀来がお弁当を作るようになって
7年が過ぎる今では賀来のお弁当は
2人だけの秘密であり、絆であり
お互いの愛情を伝えてくれる
大事なものになっている
という幕引きまで
2人の絆と愛情の強さが
ビンビン伝わるお話でした♪
篠川に言われる事なら
何でも嬉しい賀来ですけど
我儘を言われても嬉しそうなのも
賀来らし過ぎて笑えました。
篠川の相手を宮津が知った瞬間が
更に楽しみになりました (^_-)
※他店舗特典(レビュー済)
アニメイト特典は
2人の高校生時代のお話です。