小山田あみさんのレビュー一覧

軍服は鷹の獲物 小説

ゆりの菜櫻  小山田あみ 

これがアラブBLか…!

アラブものを読んだことがなかったので、大好きな小山田先生のイラストに誘われて読んでみた作品。ゆりの先生も初めて。

ストーリー展開は多分王道。1880年代、陸軍士官学校の軍人である受けさんがドイツに留学、そこで騙されて闇オークションに売られ、たまたま花嫁探しをしていたアラブの王子様に落札されちゃう。
で、無理矢理調教されて妾にされるのだけど、軍人として誇り高い受けはただ慰みものにされるだけの…

0

仮面の秘密 小説

秀香穂里  小山田あみ 

攻めからの矢印が大きくてニヤニヤしちゃう

同い年の仕事上のライバルによく似た男に、ゲイの集まる仮面パーティーで口説かれ、エロい躾をされちゃう初な営業マンのお話。

攻めの大瀬が面白い。元々受けが好きだったらしいんだけど、かなり受けが真面目なタイプなので、正攻法では落とすのは無理だと思ったんだろうね。で、何をしたかと言うと、受けのパソコンにアダルトなDMを送り付け、ゲイの掲示板に出入りするように仕向け、コウと名乗って優しく接して、仮面で…

2

桃源郷の鬼 小説

ふゆの仁子  小山田あみ 

色んな意味で中途半端

色んな意味で中途半端。
残念な作品。
物語の序盤はワクワク感があり、好きな雰囲気だっただけに残念すぎる。


1

背徳の淫罪 小説

藤森ちひろ  小山田あみ 

義兄と義父から愛される背徳感

藤森先生の父子ものがよかったので、こちらも気になって購入。義父と義兄との3Pものだけど自分の親や兄ではなく、婚約者の家族で、それはそれで違う背徳感があり、とても楽しめた。

主人公の曜一は幼い頃父を亡くし、教師だった母に厳しく育てられた。大学の先輩だった淳吾に密かに憧れており、その父の慶介にも敬愛の念を抱いている。
二人の妹であり娘の理香と結婚が決まって、二人の家族になれることに幸せを感じて…

2

蝕みの月 ~深淵~ 小説

高原いちか  小山田あみ 

呪いの血が巡る汐月家の深淵に触れる

「蝕みの月」続編。
内容的には前作を踏襲しさらに掘り下げた感じです。
まさに~深淵~と言える一冊だなと思いました。

いや~~…面白かったです!
先祖の悲恋が絡んでオカルト現象の薄気味悪さもありながら、三兄弟の関係も前作とは違う視点のアプローチで見られて萌えながら一気に読みました。"呪われた一族"というキーワードに反応される方は是非どうぞヾ(*´∀`*)ノ


6

蝕みの月 小説

高原いちか  小山田あみ 

大正~昭和初期が漂う別荘で繰り広げられる三兄弟の愛憎劇

表紙やタイトルをみただけで内容がスッと思い出せる、
個人的にはそんな位置付けの印象的な一冊です♪

小山田あみさんの挿絵の美しさは言わずもがな。
三兄弟の愛憎劇と美麗さが非常にマッチしていて素晴らしい。

ストーリーの見所はと執着兄弟愛でしょうか。
○中々見ることが少ない執着実兄攻め×実弟受け
○王道中の王道(?)なワンコ義弟攻め×義兄受け
○実兄と義弟に攻められる兄弟サンドーー…

2

堕楽の島 ~狂犬と野獣~ 小説

沙野風結子  小山田あみ 

最高のふたり。フルスロットルLOVE

狂犬と野獣シリーズ3作目、最終巻。

「公安の綺麗すぎる狂犬」靫 真通(ゆぎまさみち)がこのところ担当させられているのは「シューニャの集い」という自発的人類滅亡運動を掲げる集団。
その破壊的な思想に反して、会員たちは特に反社会的な行動は起こしていない。
しかし、シューニャの幹部・遠藤を尾行している時に巻き込まれたツインボーカルユニット「ライザー」のゲリラライブで礎苑教のテロと同じような集団…

0

落園の鎖~狂犬と野獣~ 小説

沙野風結子  小山田あみ 

実はどっちもバター犬希望。love待ったなし

「タンデム」続編、狂犬と野獣シリーズ第2作。

今回はエコ・テロリスト「ソイルロード」をターゲットとして、公安の綺麗すぎる狂犬・靫 真通(ゆぎまさみち)が潜入捜査を始めた…
すると、またしても藜(あかざ)組がソイルロードと関連していて、講演会にあの峯上周(ほうじょうあまね)の姿が。
…という設定で、前作のカルト宗教事件の時だけの協力者のはずの周と再び?という展開。
ソイルロード潜入のため…

2

はだれ恋 ~拾われ男の妄想~ 小説

中原一也  小山田あみ 

呪縛と深読みに追いつめられて辛すぎ

数年振りの再読です。あの時なぜ萌にしたのか!今なら神に近い萌×2です。

心から好きな人。

了はクソなシングルマザーにネグレクトされ、母が連れ込む男達に犯され、心より体が大人になり、とうとう母に男との情事が見つかり、泥棒猫!と言われて追い出されます。
ここまではBLでよくある展開ですね。

ただ了がいつまでも母から言われた言葉に呪われて囚われて、母の男に仕込まれてその道に進んでしま…

0

捜査官は愛を知る 小説

鳥谷しず  小山田あみ 

愛は周りに溢れてるよね

鳥谷先生は大好きで今回も楽しく読ませていただきました。変態な攻めとうぶな受けでニヤニヤしちゃいました。
ただ自分が子持ちなせいか篠森の両親の事が許せません。現在の妻の子供ばかりを可愛がるのもどうかと思うし、百合永兄弟には留学等させているのに自分の子供にはノータッチなんて考えられません。
母親もまた酷すぎて、家族の話しの時は涙ぐんでしまいます。
最後辺りで家族について百合永が言い淀んでいたので…

1
PAGE TOP