水原とほるさんのレビュー一覧

春の泥 小説

水原とほる  宮本佳野 

水原さんにしてはぬるいかなー

近親物大好き人間としてはガチ兄弟物ときたらそりゃもう読まねば!ですよ!
弟攻、兄受で監禁陵辱物ですが水原さんにしては暴力表現や痛さは控えめというかぬるめ。

元々は出来が良かった兄は中学受験で躓き、以来少し投げやりになりやや素行不良気味ですが酷くレールを外れるという事はなく2流大学生で、親の期待通りにはならなかったもののまあ現代っ子というところ。
対して弟は順調に良い中学、高校と進学し親の…

0

夜へと急ぐ二人 小説

水原とほる  葛西リカコ 

意外にあっさり風味

水原作品といえば執着攻めとか耐える受けのイメージだったのが、最近すごく変わってきましたよね。
ポジティブな感じで、割と困難な設定があるにも関わらずうまくきれいにまとまるというか。
あとがきを読んで納得しました。
何でも「純愛」がキーワードだとか。
これが純愛かと言われるとどうなのかな?と思いますが、受けも攻めも色んな過去を背負いながらも真っ直ぐに明るい道を生きている。
そして、真っ向から…

5

青の疑惑 小説

水原とほる   

新感覚!!

こんな受け見たことねぇ!!と、興奮しまくりました。
表はクールなのに裏の顔はかなりのM!!鞭で打たれたら
嫌々言うのが普通だと思うのに、恭はもっと打って~っというじゃないですか!ええええ!?と思いました。
そして寂しがりなところも可愛いと思いました。

三角関係は、ドロドロなイメージがあったんですけど、そうでもなく
むしろちょっと爽やかなイメージすらありました。

この小説は心の交…

1

アシメトリー 小説

水原とほる  高緒拾 

水原さん&高緒さんだー!

水原とほるさんと高緒拾さんのコンビ再び!って感じで喜びいさんで読みましたー。

木原さん作品にも登場しますが陰嚢が1つしかないという所謂片玉です。
どうもこの設定を見ると有名芸人コンビの片方の方を連想してしまってイマイチ深刻度が…。
うーん女性には分からないけど実際は凄いコンプレックスなんだろうなあ、きっと。

まあともかく学生時代に心を許した先輩に裏切られたショックもあって香津美は己…

5

青水無月 小説

水原とほる  稲荷家房之介 

禁忌である程萌えます!

帯『禁じられた兄弟愛』(←キャンペーン中の帯だったのでコピーは小さくこれだけでした…他バージョンもあるのかなー)

近親物、中でも兄弟物は大好物であります、更に出来れば義理でなくてガチ兄弟だと更に萌えるのであります。
禁忌ですよ!禁忌!!その禁忌度が上がれば上がる程萌えメーターがグングン上がるのです。
甘い話も好きですが、痛いのも暴力も陵辱も(あくまで創作物を読むという範囲で)大好物です。…

5

逃亡者 小説

水原とほる  いさき李果 

いい年下攻でしたー

帯『もう、逃がさない-』

アメリカから日本に帰国してジムトレーナーをしている朋彦[受]とそのジム会員で酒造会社次男である真之[攻]との関係は先ずはセフレ的なものから始まります。
朋彦は家族以外にはカミングアウトしているゲイで年下好き、作中で年下男の魅力が語られていて成る程ね~とか思ったり。
といっても同じ社会人で5歳差なのでそれ程大きな年齢差という訳ではないのですが、今まで付き合った年下…

2

小説

水原とほる  奈良千春 

水原さん短編集

同レーベルで当時衝撃だった「夏陰」「箍冬」を読んで、その後にこの作品を読んだ記憶があります。
その後だったので痛さや陵辱は既に勉強済だったんで比較的冷静に読めたんじゃないかなー。
全部で4作収録されていて、「窓」と「温い血」は執着系の攻。
特に窓の執着っぷりは強烈で、独占欲のあまりに己のイニシャルの焼き印を入れようとする位のすんごい執着度です。
「温い血」は叔父と甥。ずっと優しい理解ある大…

6

指先へと百日紅(さるすべり) 小説

水原とほる  祭河ななを 

百日紅

帯『濡れた体で1人にしないでほしい』

ほほう、さるすべりって百日紅って書くのかいのーーとか妙な事に感心しつつ。

噂があっという間に広がってしまう様な田舎町が舞台、農村とか山村系じゃなくて地方都市のもっと田舎版って雰囲気の田舎です。
話の軸としては、閉鎖感があり一度悪い噂が流れてしまうとその偏見の目で見られてしまいそんな中で影で時に大っぴらに忌み嫌われながら成長して過ごしている直海[受…

1

残花 小説

水原とほる  高緒拾 

三角関係!

帯『こい、お前は俺が守ってやる』

鬼畜ヤクザとその情人の話かと思ってたんですが、予想以上の第三角関係でしたー!!!
中性的容姿の美智也[受]がチンピラに絡まれてるところを安斎[攻]が助けてくれます。
程なくして美智也はバイト先のバーで安斎と再会します、ここでの安斎もひたすら寡黙なスーツ姿でさり気なく優しくてかっちょいいです。
ここで安斎が無理矢理、美智也を陵辱するとかは全く無くてむしろ…

2

異母兄のいる庭 小説

水原とほる  あじみね朔生 

兄弟物萌え!

近親物スキーとしてはやはりこの作品は外せませんです。
名家の兄と、愛人の息子の義弟……もうこの設定だけでご飯食べられそうです、ばくばく。

水原作品としては痛さは普通か控え目位かな?
適度にドロドロで、あと禁忌感がある!そこが良いです!
やはり兄弟物には禁忌感があって欲しいのですよーー自分的にはそこが大きな萌えポイントなのです。
同性+禁忌感……ああ、このダブルタッグの素晴らしさときた…

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