水壬楓子さんのレビュー一覧

ストレイ・リング 小説

水壬楓子  石田惠美 

窮鼠、猫を・・

2004年の作品の文庫化。どうやらおやじ攻めらしいと知って購入。面白かったー、このおやじ、好きなタイプで無条件降伏。あまりに悔しいので神にはしない。どうにかしてこのおやじ、ぎゃふんと言わせたいのだけど、だめだ、絶対負ける・・・年上ねっとりおやじ好きな方にはおススメしたいです(笑)「本編110Pほど+その続き125Pほど+今回の書き下ろし35P+水壬先生のあとがき+石田先生のあとがき」。

お話…

9

B.B. baddie buddy 小説

水壬楓子  周防佑未 

王道ヤクザもの! いい意味で!

 元々は官僚だった千郷は、同僚から手痛い裏切りを受けて、無職へと転落してしまう。
 信じて一番仲良くしていたはずの男の行動に、自暴自棄になり投げやりになっていたところを、鳴神組の組長だった先代に拾われて、ヤクザとして生活していた。
 それからというもの、今までのヤクザとは違うしのぎの上げ方で、組を一つ任せられるまでになった。
 ところが、急に先代が亡くなったせいで、組長の情夫という立場だった…

4

ムーンリット・エスケープ 小説

水壬楓子  白砂順 

シリーズですが順番に読みませんでした

あまーーい!(照
その一言に尽きます。
シリーズ2作目。
順番的には違うのでしょうが、好みのカプからと思いこの作品から読み始めました。
でも最後まで読むと結果的にはその方が良かったのかも…と思う箇所も。
特に狼登場の辺りやラストなど。

攻めは郭都の皇子 咲埜、25歳。
受けはある集団から逃げている少年、真菜。

咲埜は子供の頃から自分の立場を深く理解している為自己の希望や欲よ…

0

最凶の恋人 ―極道と俳優― 小説

水壬楓子  しおべり由生 

BL要素は薄いけど寡黙で有能な若頭 狩屋ファンにはうれしいエピソード

『極道と俳優』
寡黙で有能な若頭 狩屋の若かりし頃のエピソード
元子役で一度どん底まで落ちた中堅俳優 ケイの再起のきっかけに関わりことになった狩屋。
短い時間の中で接した極道の生き様やビジネスマンとして仕事のできる男 狩屋の魅力満載です。
シリーズ1冊目で遥に強引にことに及んだ柾鷹の後始末を淡々としていた高校生の姿を思い出します。
この物語では、極道と俳優の二人が出会い10年以上たって再会し過去を…

2

王室護衛官を拝命しました 小説

水壬楓子  サマミヤアカザ 

美人さんの王室護衛官

サマミヤ先生の美人さんに目が♡で表紙買い。カラー口絵の2枚目にスカーレット・ナイン(先生命名、王室護衛官9人)の数名が描かれているのですが、どの方も見目麗しくって久しぶりに複数カプ妄想してしまう絵でした!!!!他の方のお話も読みたいなあとワクワクするお話、本編250Pほど+先生のあとがき です。ファンレイがもう少しキレ者だと嬉しかったと思ったので萌にしました。

お話は、緊迫の奇襲シーンから。第五…

7

王室護衛官を拝命しました 小説

水壬楓子  サマミヤアカザ 

痛快な宮廷ファンタジーです!!

こちら、宮廷ファンタジーになります。
個人的に、水壬先生の宮廷ものが大好きなのです。人外ものだろうと、人間ドラマもの(?)だろうと。
今回も、騎士団を思わせる護衛官と言う設定だったり、幼馴染みで主従と言う主役二人の関係性。そして陰謀にミッションに、読者がすっかり騙される痛快なオチと、私にとってのツボがめちゃくちゃ詰まった作品でした。



内容です。
戦時には英雄扱いされた非嫡出の第…

6

森羅万象 狐の輿入 小説

水壬楓子  新藤まゆり 

なんて可愛い人外なんでしょう(*・∀・*)

妖さんの面々の人間臭さが可愛らしくもいと可笑しいシリーズ3冊目。
コミカル寄りな1巻2巻も面白かったけれど、今回は妖や御祓方の自己主張が抑えられているし、千永×葵の出番もない。
3冊の中ではこの巻が一番ラブ度とオカルトファンタジーのバランスが取れていると思う。

今回は瑞宇叔父さん若かりし頃の那智との出会い編。
長年里を牛耳って私服を肥やしてきた権力者の悪事を暴きにきた知良兄弟は彼らをどう成敗する…

1

森羅万象 水守の守 小説

水壬楓子  新藤まゆり 

なんて鈍くさい人外なんでしょう(ノД`)・゜・。

妖の面々が人間臭いおかげですっかり『御知花神社の愉快な妖(あやかし)さんたち』とシリーズ名を付けたくなってくる2冊目。
どこに行っても千永(ゆきなが)は口が悪く、方々にケンカを売りまくっていたのだった(笑)

今回は母親亡き後、居候している親戚の家業・温泉旅館でこき使われている苦学生・忍と水守としては未熟すぎる人外・ナギの二人がメインとなる。
この人外受け・ナギが実は泳げない、上手く人に化けたつも…

0

森羅万象 狼の式神 小説

水壬楓子  新藤まゆり 

なんて不遇な人外なんでしょう(ノД`)・゜・。

以前より面白そうだなとチェックしていた人外シリーズもの。
3冊あるけれど、1冊ごとにカップルが違うらしい。

風来坊な父の代わりに実家の御知花神社の宮司を務めている葵の元に叔父・瑞宇が持ち込んだ、失踪した政治家秘書の行方をつきとめてほしいという依頼。
首輪(繋属の印)付きの狼・千永(ゆきなが)をお供?にさっさと厄介ごとを片付けるぞ!!といった流れからして、これってオカルトファンタジーになるのかな?…

0

半月 -EROTIC ZONE-(合同誌) 小説

木原音瀬  水壬楓子  和泉桂 

両性具有

「群衆」という「モブ姦」をテーマにした、本書と同じメンバーによる合同誌を読了後に、Amazonにオススメされて手に取りました。

こちらは、「両性具有」がテーマです。

神評価にしましたが……
正直な感想としては、別に両性具有にしなくてもいいんじゃない?というもの。

特に、後半の2作品。
和泉さんと水壬さんの作品。
ストーリーは、ものすごく良かったんですけどね。

逆に、木…

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