はるつき
巻数が増えるたびに魅力の深まる2人でした。1巻の時のように、榛名の仕事ぶりに焦点を当てたシーンも多く、そこに2人の関係性が影響してくるのも見所。酒蔵への営業をするにあたって、下戸という大きなハンデを背負っている榛名。でも、それぞれのお酒の魅力を理解し、相手に伝えられるよう、一生懸命勉強する彼の姿はとても素敵でした。言葉には出さないけれど、中川も蔵元もそういう彼の努力をちゃんと認めていて、気に入っ…
中川が女性と歩いているところを榛名が目撃したり、榛名の元カレが現れたりと、忙しい展開の2巻。しかし、意外にも2人の仲が長く拗れることはなく、あくまで2人の関係に集中して読めたような気がします。やはり、榛名の性格のおかげでしょうか。彼の自分の気持ちに正直に行動しようというさっぱりした態度が、作品にジメジメした空気感をもたらさず、何かトラブルがあってもすぐ解決させるのかもしれませんね。あまり長い期間…