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20/23(合計:222件)
榎田尤利 茶屋町勝呂
satoki
N.Yでプロダンサーを目指す日本人の青年、潤也はオーディションに向かう途中通行人とぶつかって意識を失ってしまう。 目が覚めた潤也の前にいたのは財閥の御曹司で弁護士のアシュリー。 ぶつかった拍子に怪我をした潤也にアシュリーは手厚い介護を申し出るが…… ダンスもののマンガが好きなので、この設定だけでかなりときめきます。 エリート弁護士×ダンサーの卵。 ちなみに出発点はハーレクインっぽい話…
茶屋町勝呂
同名ゲームのコミカライズ第二巻です。 一巻でも思ったのですが、複雑な世界観の割には説明が少なくて、ゲーム未プレイの人にはちょっと不親切な仕様かもしれません。 でも、一巻よりは多少駆け足具合も収まり、やっとストーりーに入れるかな?という感じ。 相変わらず茶屋町さんのイラストはクオリティが高くて、世界観とも良くマッチしていると思います。さりげなくゲームのスチルを回収してくれているのもゲームファン…
綺月陣 茶屋町勝呂
茶鬼
ネタバレ
上巻だけでも、衝撃的な展開を見せてくれたのに、それでもまだ足りないというのか、これでもか、これでもか、と追い打ちを掛けてくる下巻。 読むたびに違う感想が頭に生まれ、時に怒り、時に泣き、時に絶望し、どうしてそこまで、それにこだわらなくてはならないのか!? 狂ってしまった者達は、そこに幸せな自分の世界があるのだ。 現実に取り残された者達の苦悩は、それでも狂った彼等によって浄化されてしまったのだと…
この作品は綺月陣さんの実質のデビュー作品です。 当時の綺月さんの作品は、Juneの路線であるにも関わらず、その中でも異彩を放った設定のものが何作かあるのだが、その中でもこれは”性差”というものについて、深く考えさせられる作品だと思います。 『背徳のマリア』の題名がついていますが、ある大学病院の医師5人を巡る各ストーリーからこの題材を構成しています。 そのきっかけとなる最初の話が、大学…
むつこ
表題作含めて繋がりのある中短編が三つ収録されてます。 『弁護士は恋を自白する』 表題作ですが、これがずば抜けて面白かったです。 榎田尤利さんらしさが存分に出てた作品だったと思います。 榎田尤利さんらしさ→ストーリー性があって、テンポが良くて、切なくてキュンキュンして、キャラクターが魅力的で、ユーモアもあって アメリカ人の弁護士攻めに、日本人のバレエダンサーな受け。 外国人攻めって基本的には苦…
かにゃこ
ダンサーの潤也は、大事なオーディションの日に 弁護士のアシュリーとぶつかって怪我をしてしまい オーディションを受けられなくなってしまう・・・ と、いう出会いなのです。 日本人である潤也は、財閥の御曹司でエリート弁護士アシュリーに 英語がしゃべれない振りをして怪我が治るまで 面倒をみてもらうのです。 アシュリーは、潤也が英語がわからないと思って 鉄面皮を剥がし本音をつぶやく・…
『夏の塩』から物語に色がついた。 そんな印象の『夏の子供』です。 魚住と久留米の物語ではあるけれど 彼らの側には、彼らのほかに人間がいて たくさんの人が織り成す世界でした。 人間としての感覚が芽生えた魚住に訪れるのは幸せだけじゃなく 怒り、恐怖、悲しみ、全部なんですよね。 でも、怒ったり、怖くなったり、悲しくなったりっていうのは 生きているからこそで、それを抱えて乗り越えて…
美しい顔の魚住は、味覚障害で感情も乏しい。 生きているのに死んでいるような人物。 久留米は、魚住に対して唯一普通に接することのできる男。 魚住は、久留米を好きになるし 久留米も、魚住を好きになるお話なんだけど 魚住を変えたのは久留米だけではなくて まわりにいるインド系ハーフのサリームだったり ちょっと変わった久留米の元カノのマリだったり 人格者の先輩、濱田だったり その他…
柏枝真郷 茶屋町勝呂
ひつじ
最初のレビューは大好きな作品で、と決めていました。 それがこの柏枝先生の作品『硝子の街シリーズ』です^^ 全22巻にも及ぶ大作。シリーズの方はもう終わっているのですが。 ……実は、私の中ではまだ終わっていません。 「ノブとシドニーから別れたくない!」という思いから、まだ最終2、3巻に手をつけられないのです。今まで、これほどまでに愛着が沸いたBL作品はありませんでした。 舞台はアメリカ。NY…
周りの環境や、人々や久留米のおかげで少しずつ人間らしさを取り戻していく魚住。 そうなったらそうなったで今度はまた違う悩みが姿を現す。 自分にとって久留米がどれだけ大切かを認識した魚住がとった行動とは。 人は傷つき傷つけ合いながらも前に進んでいる。 そして、彼らは…… なんかほんとに一言でBLというのが難しい作品でした。 生と死とか人を愛することとか人生とか強さとか、色々なものがわー…