中原一也さんのレビュー一覧

街の赤ずきんと迷える狼 小説

中原一也  みずかねりょう 

酒も煙草も嗜む赤ずきんちゃん

ダークよりな色合いに煙草くわえたイケメンに陥落。この表紙の雰囲気通りのお話で、攻め大好き!受けも男前で割合好き!なため萌2にしました。カッコよい・・近未来日本の警察舞台のお話、本編250P超+あとがき。攻め受けともめっちゃアクロバティックに活躍するシーンが多いお話です!

WOLF第一部隊のリーダーである向井。移民政策を導入し治安が悪化する一方の日本で、狼のようにチームで犯人を追いかけ捕らえて…

4

街の赤ずきんと迷える狼 小説

中原一也  みずかねりょう 

設定も、キャラも、バックボーンも、全てカッコいい。

作家買い。

ここ最近中原作品でハズレを引いたことがないので、今作品も発売になるのを楽しみに待っていました。が、絵師さんをみずかねさんが担当してらっしゃると知ってさらにテンションアップ。

見てください、この麗しい表紙を!

ただ、みずかねさん=オッサン、のイメージはないので中原作品に合うかな?なんて思ってましたが全くの杞憂に終わりました。最初から最後までカッコよくて悶絶しっぱなしでし…

5

求愛する魔王と異世界ヤクザ 小説

中原一也  黒田屑 

続きか読んでみたい

軽いノリでサクッと読めて面白かった。小説は読むのに体力と時間を持って行かれるイメージがあったけど、この作品はサラサラ読めてあまり疲れなかった。

登場人物が全員いい人で、とても優しい世界。安心して読める。
魔王の佐和さんが格好良くて好きだった。

パーティーメンバー5人+1匹それぞれ出番もあって、異世界転生感はちゃんとあった。味方の中ではまほ子さんが1番好き。ジンバブエ・まほ子って出オチ…

0

街の赤ずきんと迷える狼 小説

中原一也  みずかねりょう 

ハラハラと萌えが物足りないかも

レビューを書く前にパルクールの動画を検索して確認しました。思ってたのとちょっと違いました。
このお話を読んでアクション映画みたいなイメージを持ったので。ビルをかけ上がったり飛び移ったり地上に飛び降りたり。

お話は社会派?正義はどっちだ?みたいな。
ワクワクしてたんですけど、どうにもページをめくるのが進まず。
中原さんの作品で相性なのかな?先が気になって一気読みする時が多いのですがこちら…

3

街の赤ずきんと迷える狼 小説

中原一也  みずかねりょう 

萌えがてんこ盛り

そう!
私も以前から「パルクールはカッコいい」と思っていたんですよ。
そのただでさえカッコいいパルクールを駆使して荒れたスラム街を飛び回り犯罪者を逮捕する特殊部隊のチームリーダー向井はロシアとのクオーター。対面ではその美貌で、背を向ければその濃紺の制服の背中にクッキリと記された『WOLF』の文字で私をメロメロに。

お相手はオヤジの魅力をプンプン巻き散らす違法運び屋の、通称『赤ずきん』。

6

野良犬を追う男 小説

中原一也  水名瀬雅良 

男x男の愛は固茹で

この作品、めっちゃカッコいいんですよね…
近頃女っぽい受けが多い、とお嘆きの貴兄に。(←某日本酒のCMパクリ…)
片や警察キャリアの父を持つ優等生。
片や父がヤクザの不良。
そんなクラスメートだった2人。
お前なら負の連鎖から抜け出せる。その励ましで努力を重ね大学に入ったが、アルバイト先のクラブにドラッグ売買の容疑がかかり、父がヤクザという偏見と先入観で証拠を捏造され無実の罪に陥れられた…

3

街の赤ずきんと迷える狼 小説

中原一也  みずかねりょう 

中原さん流の追いかけっこは色っぽい。

赤いマントを纏った運び屋「赤ずきん」(攻め)
警視庁特殊部隊の捜査官「ウルフ」(受け)
という、新刊のあらすじに書かれていた上記ワードで「絶対購入する!」と決めていた中原さんの新作。
数多いらっしゃる(BL)小説家のなかで、個人的に非常に読み心地の良い作家さん。
今回も期待以上で、終始ニヤニヤしながら読み進めていきました。

大人の男性が対等に関係を築き、認め合う。
この互いを尊重す…

10

街の赤ずきんと迷える狼 小説

中原一也  みずかねりょう 

本当の正義とは何か?

人手不足解消の為の移民政策実施により、格差の拡大に治安の悪化と凶悪犯罪が激増した日本。
平和を取り戻すべく犯罪者を追う、特殊部隊「ウルフ」の捜査官と、赤いマントを纏い警察を翻弄する運び屋「赤ずきん」による、骨太の警察ものになります。

これ、攻めが赤ずきんで受けが狼で、更に二人で追いかけっこ!
てっきり、いつものトンチキ系かと思ってましたが、かなりシリアスで骨太の社会派BLでしたよ。

11

秘書の条件、社長の特権 小説

中原一也  タクミユウ 

バカ殿xクール秘書

中原一也先生の2007年発表作品。
カップリングは(作者様曰く)「バカ殿xクール秘書」。
中原先生お得意の「オヤジ攻め」と違って、本作の社長はオサレで若くてヤリ手のイケてる若社長です。

まず設定として、社長秘書の白尾蓮(しらお れん)は現社長の鴉屋宗二(からすやそうじ)の父親の総帥に恩義がある。
蓮の父親は元々総帥の親友。しかし事業に失敗し失踪。その後の母子を総帥が面倒を見て。
その…

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濡れ男 小説

中原一也  梨とりこ 

あかん、あかんて…いけず

中原一也さんが好きで、過去作品を漁っていた時に出逢った作品。久々の再読。

中原作品って、「オヤジ、ノンケ、包容力ある攻め」がデフォルトの時期があったと思うんだけど、この作品は、つかみどころのない「受け」の魅力が漂う不思議な作品となっています。
そして、中原作品には多分珍しい関西弁もの。受けの楢崎が関西弁です。そしてそこが何とも言えず柔らかいようなエロいような。
しかしこの作品の場合、攻め…

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