朝丘戻さんのレビュー一覧

きみのはなし、 小説

朝丘戻  井上ナヲ 

不安になる……。

冒頭の主人公・飛馬はちょっと変わった子なのですが、親友? の海東は輪をかけた変人ぶり。

高校時代から、海東は飛馬のことがとても好きなのですが、大胆にも飛馬にキスをねだりめちゃめちゃチュッチュしまくる癖に、飛馬と一生付き合えないと思い込んでいます。

いやいやいや、全然気の無さそうなノンケの友達にキスをする方が勇気要ると思うけど、何故そんな頑なに告白しないのか? それでいて、飛馬に彼女が出…

0

とのこい 小説

朝丘戻  丹地陽子 

切なさ控えめ

好きな作家様でステキなイラストなので期待大きく読みました。
恋愛を怖がっているちょっと寂しがりやのゲイと彼に振り回される三人の男たちの物語りという感じのストーリーに惹かれたのですが、私の好みではありませんでした。
萌に至るまでの展開が長すぎるというか消化不良というか…
記憶にないワンナイトの相手は誰なのかを探っていく話は初めは面白くて先が楽しみな感じではありましたが、割とすぐわかってしまい意…

2

とのこい 小説

朝丘戻  丹地陽子 

読後も脳内占拠

買ってはいたものの、読む時間がなく飛行機移動のある時にと読みました。
マスクをしていても鼻をすすらなきゃならないし、涙は落ちるしで泣いてることカモフラ全くできなかった。あ、泣かせにくる系ではありません。でもどこかにスイッチがあって泣いちゃう感じです。
私は主人公cpじゃなく、元カレとのエピソードがとにかくギュッときて、出てくるたびに泣いてた。あの選択は間違いじゃなかったってことはわかります。わ…

6

とのこい 小説

朝丘戻  丹地陽子 

タイトルのなぞは

ランキング入りしている作品で、興味を持ちまして購入しました。
初めての作家さんです。

導入部分は、おや?
なかなか引っ掛かりのある始まり。
ワンナイト明けの、朝なんです。
で、そこからはワンナイトの相手を探す世の恋物語でした。

時系列は同じなんですが、それぞれ世、柳瀬、戸川、真人のモノローグ。それぞれの恋物語のオムニバスのような構成でした。
面白いです。
なんだけど、私はな…

2

とのこい 小説

朝丘戻  丹地陽子 

あちらに見えますのが、好きぴだけに見せる顔でございます(表紙)

煌びやかなイルミネーションの前で両手を広げる世くん。その視線の先にいるのは一体誰なのか...??そんなわくわくから始まる作品です!

過去の恋愛から、「恋愛が苦手」になった主人公のリーマン・世くんが、謎の一夜の相手を探るお話なのですが、
謎解きだけじゃなく、登場する四人すべての愛や恋が詰まった作品になっています。
そこがとっても面白い...!この作品の魅力のひとつです!

【四角関係】…

7

氷泥のユキ 小説

朝丘戻  yoco 

幸せ〜

最初の出会い方はネットだけど、全てが運命みたいな二人の話!くっつく前も緑はツンツンしててもしっっかり愛してるし、なんなら結生はファーストコンタクト(声)から大好き。付き合ってからは、甘々でれでれが加速して幸せでしかなかった。特に緑が、すぐ嫉妬するから監禁するんじゃないかと思うくらいw お父さんのことも、辛い部分もあるけどしっかり二人で乗り越えて素敵な思い出として大切にできるのが読んでいて嬉しい。シ…

1

とのこい 小説

朝丘戻  丹地陽子 

好きになれない

評価を下げて申し訳ないです。

前半は本当におもしろく、疑惑のキャラクターたちも魅力的で、ワクワクしながら読み始めました。

しかし読み進めるにつれ、何度も酒で記憶を飛ばし、相手を悪者で強○と決めつけたり、全員の気持ちを欲しがり甘える世にとにかくイライラ。

早々に犯人はわかるのですが、その後もキープしつつ同じようなところを行ったり来たり…真人が不憫で辛い。
当て馬たちは、世が自分で…

9

とのこい 小説

朝丘戻  丹地陽子 

新しいBLのかたち

BLは主人公がはっきりしている場合が圧倒的に多いと思いますが、こちらこ作品はお相手が誰だかわかりません。
この人かな、と想像しながら読み進めるのがラブコメというのもあり楽しいです
お相手がわかってからの仲良しな様子もしっかりと描かれており読み応えもあります。
嫌な人も出てこないので楽しい幸せ!な気分で読めます

7

とのこい 小説

朝丘戻  丹地陽子 

たくさんの愛があふれてる作品

恋愛要素だけではなくて、主人公の世さんとともに一夜を共にした相手を推理していく楽しさがありました。

割と序盤で目星はつきますが、その理由を推測していくのがすごくわくわくして、明かされた正解もさすが朝丘先生、ずっとちらちら散りばめられていた伏線が見事に回収されていて!
再読した時にあーー!ってなります(笑)

一回目は柳瀬さんの包容力にめろめろになり、二回目は真人くんの深い愛情に自分まで…

7

とのこい 小説

朝丘戻  丹地陽子 

ふたりで作り上げる関係が愛しい

「ふたりでごめんをしよう」

このセリフを見た時に、あぁ絶対今回の物語も素敵なものなんだろう、と確信していました。

朝丘先生の本はどれも心理描写がとても細かくて、人の弱さ、足りなささえも丁寧に描いてくださいます。かっこいいところだけじゃない、万人受けするようなかっこよさ、優しさだけじゃない。足りない部分があるからからこそ人間味があり、弱さゆえの行動に深く共感ができ、登場人物たちを愛おしく…

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