東城和実さんのレビュー一覧

非BL作品

炎の蜃気楼 小説

桑原水菜  東城和実 

㊗️Blu-ray❗️

㊗️Blu-ray発売‼︎
30年の時を経て今、鮮やかに蘇る。
やはり改めて素晴らしい作品ですなぁ〜。
景虎様と直江。400年にも及ぶ愛憎劇は
もはやどの作品をも超えられぬ。
さすが腐の三種の神器といわれるだけある。

3
非BL作品

炎の蜃気楼 小説

桑原水菜  東城和実 

一見は百聞に如かず

普及の名作。
ウッカリ読書レビューを読んだら
読みたい衝動がおさまらず(ノД`)・゜・。
これだからワシ・・・。

とりあえずさらっと読んだ感想としては
思ったよりしっかりファンタジー。
1巻読んだ感じだとBL的要素は皆無なわけですが
これがどうBLに展開していくのかというところ。

歴史上の人物の魂が未だに生きていて
繰り返し繰り返し世を生きている。
今まさに戦国の世が…

4
非BL作品

炎の蜃気楼 小説

桑原水菜  東城和実 

既読本を本棚に登録作業中、このシリーズを思い出しました。
いやー、登録だけで大変でした!
何せ、このシリーズ40巻&番外編数冊、更に時代を遡っての新シリーズ、と果てしなくあります。(現在も続行中)

非常によく構成されていて奥深い作品ですし、(マニアック部分で)歴史の勉強にもなるこのシリーズ。


---ただし、すっごく重いです。
お話の内容も登場人物の想いや性格も。

何せ、…

5
非BL作品

炎の蜃気楼(9) みなぎわの反逆者 小説

桑原水菜  東城和実 

あなたと、やりたいんですよ。

 開き直った狂犬・直江が暴走する第9巻。20年前のコバルト文庫で男子高生に「大人の本気を見せてあげる」と大人げなく詰め寄る成人男性(職業:坊さん)の姿に、読者は息も絶え絶えだったとか。今でも私、息止まりそうです。

 2人には400年務めてきた使命があるため、顔を合わせないわけには行かず。仕事として高耶さんを支えながらも隙あらば己の欲望をぶつける直江。
「やめろじゃないでしょう。もっとでしょ…

8
非BL作品

炎の蜃気楼(8) 覇者の魔鏡(後編) 小説

桑原水菜  東城和実 

このひとと、生きていきたい

 自分を助けた直江に、素直に寄り添えない高耶さん。直江は自分ではなく“景虎”を助けただけなのだと、虚勢を張ります。
「おまえが抱きたいのは“景虎“だろう!」
戦いが始まると息の合ったプレイを見せる2人ですが、終わるとまた出現する溝。

身内だった人と戦わなければならなかった闘いの果てに。
「直江」
慰めを求めて、直江の名を呼ぶ高耶さん。気付かぬふりで業務的に事件の報告をする直江。そんな…

2
非BL作品

炎の蜃気楼(7) 覇者の魔鏡(中編) 小説

桑原水菜  東城和実 

幸福な死か、過酷な生か。

 選択を迫られる直江。
高耶を救い出して過酷な現実に戻り、憎み合いながら戦いを続けるのか。
高耶を殺し、失うこともない、ほかの誰かを愛することもない理想郷への扉を開くのか。
魂はすでになく、人が触れれば死に至ってしまう状態の高耶の肉体。それに口づける直江。消えてゆく鼓動。

『そんなに俺を信用してはいけなかったのだ。あなたは、だれも信じない淋しい人でありつづけたらよかったのだ』
 いま…

2
非BL作品

炎の蜃気楼(6) 覇者の魔鏡(前編) 小説

桑原水菜  東城和実 

すれ違う2つの魂。行き場のない想い。

 高耶を護りたい気持ちと壊したい気持ちが同じ強さで胸の内に同居している直江。
 一方、直江の想いを身に受ける心地良さに危機感を憶える高耶。直江が見ているのは自分ではなく景虎なのではないか。直江のぬくもりを、自分は求めてはいけないのではないだろうか。景虎の記憶を取り戻さねばならない。けれど、知るのが怖い。

 ただ直江の声が聞きたくて、直江の家に電話をかける高耶。女性と出かけているという家族の…

0
非BL作品

炎の蜃気楼-断章- 最愛のあなたへ 小説

桑原水菜  東城和実 

つけあがっても、いいんですよ。

 直江×高耶の2人で富山へ出張の巻。高耶が乗りたいと言っていた車でやってきた直江。海へ連れて行ったり予約してあるレストランへ連れて行ったりと、立場も忘れて浮かれる直江。そんな恥ずかしい男にすっかり懐いている高耶さん17歳。

 しかしこの2人の関係がいつまでも優しくあれるはずはなく。直江の仮面がついに剥がれます。自分の何が直江を傷つけているのか分からず悲しむ高耶。

「何でもしてやるよ。言…

3
非BL作品

炎の蜃気楼(5) まほろばの龍神 小説

桑原水菜  東城和実 

匂い系から真正へ。

『耐えればいい。今までだって耐えてきた。できないはずはない。なのに。』

 『なぜ今、こんなにあの人が欲しいのか!』

 変態ぽさを醸し出していた直江の気持ちが、忠誠心以上のものだとはっきり明かされる5巻。急変した環境に戸惑い、心痛める高耶を慰める直江。
「自分自身の価値を忘れないでくささい。もし忘れそうになったら、私がいつでも思い出させてあげますから」
記憶がないから優しくあれる2人…

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非BL作品

炎の蜃気楼(4) 琥珀の流星群 小説

桑原水菜  東城和実 

強くなるとは冷酷さを身につけるということなのだろうか。

 記憶は戻らないまま、《力》を使えるようになってきた高耶。
周囲の人を守るために、もっと力がいる。景虎の記憶が必要なのだろうか。直江が必要としているのは自分ではなく景虎か。景虎の記憶を思い出せば直江は喜んでくれるのか。そうしたら自分はどうなるのか。自分は仰木高耶ではないのか。
優しいけれど時折突き放すような直江の真意が分からず、すがりたいのに甘えられず。揺れる高耶さん17歳。
闘いは容赦なく…

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