奈良千春さんのレビュー一覧

愛こそ明日の絶対 小説

いおかいつき  奈良千春 

3作目で完結

このシリーズは嫌いではないのですが(完結までしっかりフォローしてるし)、なんというか、やはりできあがったカップルなので、あまあま具合を楽しむか、あるいはラブ抑えめで事件ものとしてしっかり書いて下さるか、どちらかにして欲しかった。

事件の方は軽めでサスペンスというほどでもないです。3作目なので、糖度は次第に上がってきているとは思うのですが、忙しい二人が駅伝観戦でかろうじて甘さを感じられるくらい…

0

明日はきみと笑うシャラララ 小説

くもはばき  奈良千春 

割と軽く読めた

コミカルで軽快なタッチで、わりとするする読めました。

長年想った相方を無くして投げやりになっている主人公と、そこへやってきたまじめくんなハウスキーパーとの恋物語。

なかなかまじめくんのエンジンがかからずゆっくり進行しますが、この出会いが、主人公である片山の、人生に立ち直るきっかけとなります。

しんみりしがちな設定もありますが、私はそれほどしめっぽく感じずに読めました。お涙ちょうだ…

1

ヘブンノウズ 物語 小説

英田サキ  奈良千春 

幸せな気分で読み終えることのできるシリーズでした

ヘブンノウズ最終巻。
いたたまれない感ちょっと+しあわせ感たっぷり で
読後感幸せな一冊でした。

当巻での新たな登場人物は
平久保:執事見習い。宇喜田が後継者にするべく仕込む。
田坂芳雄:田坂京香(旭、ミツルの母、花枝の親友)の夫。
木戸亨:花枝の弟。定職につかず、金を無心するばかりのくず男。

事件は、そもそもの発端、旭とミツルのお母さん殺人事件。
それにきっちり片を付けて…

1

ヘブンノウズ 赦罪 小説

英田サキ  奈良千春 

英田先生の書かれる当て馬は超ハイスペック!

ヘブンノウズ3作目。
2巻はいい感じの渋澤先生でしたが、3巻目は最初からラブモード絶不調。
なぜだ。

先生がすごく落ち込んでいる理由が宇喜田(執事)から明かされ、
薫ちゃんともその内容を再確認した後、
ミツル(弟)と旭がやらかして、怒った渋澤先生からセフレ解消! 
と言われてしまいます。

旭と一緒に、こっちもがーん。上手くいくのかと思ってたのに
どーゆーことーーーー な初っ…

2

ヘブンノウズ 足跡 小説

英田サキ  奈良千春 

変人年上のペースに慣れた2巻

ヘブンノウズ2作目。
1巻では渋澤先生にじれじれしてましたが、
なんだか、彼の不思議なペースが楽しくなってきました。
彼の、すっぽり包み込んでしまうような愛情がとても好き。
艶っぽい部分より、人が人を想う気持ち等を書いている部分に
魅力を感じます。
年上変人に萌♡する人でややオカルト的な要素あっても大丈夫な方には、
オススメしたいです。
(すいません、2巻からの途中参戦は難しいので…

0

乱れし花陰 ~僧侶散華~ 小説

バーバラ片桐  奈良千春 

受け≠真ん中の人

8月なので…!٩( 'ω' )و
積み本の中からお坊さん受けを選んでみました(爆)
花陰って官能的な隠語を匂わせ表紙から漂うエロスよ。

性的嗜好が男であることに後ろめたさがあり、
一心に仏に使え煩悩を振り払いストイックに生きてきた坊主受け。
当然のようにDT。
性的なことから逃げて生きてきたので真っさらな体。

そんな体に仕込む調教モノです。
弟のように可…

3

シークレットツアー ~南極で添乗員をアツアツ争奪戦!!~ 小説

バーバラ片桐  奈良千春 

今度は南極

バーバラ作品の『シークレットツアー~無人島で五角関係~』のその後のお話。この作品単独でも理解できると思いますが、5人の男たちの関係性や5Pになる理由なんかは前作を読んでいないとなかなか理解しづらいかも。

という事でレビューを。すみません、ネタバレ含んでいます。







主人公は旅行代理店勤務の沙倉くん。
勤務先の旅行会社の方針で、セレブなお客様に、お客様が望む旅行を、…

4

エス 小説

英田サキ  奈良千春 

痒いところに手が届かない

ここのレビューとAmazonのレビューの両方に目を通し、賛否両論であることを承知の上でシリーズ全巻購入しました。
読んでみた結果はやはり、……うーん「萌」かな……という感じでした。

よかった点は、皆さんおっしゃってる通り、ハードな世界観がきちんと描かれている点。
マイナス点は、受け・攻め双方がなぜ相手に惹かれたのか、恋に落ちたのかが明確でない点。なのでいまいちメイン二人の心情にのめり込み…

1

オジさんパラダイス~愛される理由~ 小説

愁堂れな  奈良千春 

肩書きは立派

タイトルがすでに出オチ感がありますが…。

表紙が一番の萌え箇所だったかも。
7人のタイプが違うおじさま方のムンムン色気。
一番奥の仮面男性は何者!?のワクワク感。
表紙を眺めてるのが一番楽しかったという、ね(;´Д`A


内容をざっくり言うと、
冴えないサラリーマンおじさん受けには誰も知らない過去が…。
それは、ビジュアルバンドでメジャーデビューを果たしたミュージシャン経験…

0

薔薇色じゃない 小説

凪良ゆう  奈良千春 

さじ加減が絶妙

色々と身につまされるラブストーリー。
若い頃に出会った二人がつきあい、一度別れて、また出会い…というのが粗筋です。

それにしても、この作品での一度別れる場面への流れって多くの夫婦の間でもありがちないさかいすぎて本当に胸がギューッとなります。よくある明るいBLではうまくスルーされている「結婚生活に類する生活になった時の生活スタイルや家事負担に関するあれこれのズレ」、ありがちだけど永遠のテーマ…

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